ルビーチェリー

orondo ルビーチェリー　850グラム　1,680円

アメリカンチェリーの新品種、ルビーチェリーを購入してみました。実は前回購入したレイニアチェリーのリベンジを図ろうと意気込んでいたのですが

ちょうどレイニアチェリーの隣にルビーチェリーという名前のチェリーが売られていまして、おーこれが読者様がコメントしてくれた噂のアレかーなんて思いまして。

ルビーが一番甘くて美味しい！とか、レイニアより上のランクがルビー！などといったコメントを見て、遭遇したらぜひ試してみたい！と思っていたので今回は、ルビーチェリーを購入することにしました。

濃い赤味と黄色のまだら模様のビジュアルが、昨年食べて感動した2012年のレイニアチェリーに酷似していたというのも理由のひとつです。

実はこの時、レイニアチェリーの試食が行われていまして、これがジューシーで美味しかったんですよねー。前回購入したものより美味しかったので今日のレイニアは当たりだ～！なんて思いながらの路線変更なので、正直かなり後ろ髪を引かれる思いではあったのですが、さすがに2つとも買おうという話には成り得ず。。

・・・しかし、その噂のルビーチェリーもまた、結構良いお値段するんですよねぇ。お高いフルーツなので、とても気軽に手がでる商品ではないのですが・・・

レイニアチェリーと同様、今の季節しか取れない旬の限定モノ、ということらしいので、頻繁に購入するものではないですし、季節限定の贅沢ということでエイッと買っちゃいました！

めっちゃツヤッツヤ！プリ感が素晴らしいですね。張りがあり、見ただけで新鮮さが伝わってきます！

大きさはレイニアチェリーと同じか、ちょっと小振りってところでしょうか。チェリーというよりはしっかり磨かれたミニチュアのリンゴという感じです。

パッケージに製造元の公式サイトのアドレスが書いてありましたので見てみました。ルビーチェリーの木は、ワシントン果物業界で100年以上の歴史を持つ果物農家によって、2001年にレイニアチェリー農園で発見されたのだそうです。

そういう意味ではレイニアチェリーの親戚、ということなのかもしれませんね。周りのレイニアチェリーよりも実の色味が濃い鮮やかな赤色で、糖度はなんとレイニアチェリーより20%以上も高かったとのこと。

2008年に新品種の特許を取り、1つの木から株を増やして新しいルビーチェリー農園を作ったのだそうです。そして、ようやくある程度の収穫が可能となり、新品種として市場に出回るようになったということです。6月下旬か7月上旬から夏の間にかけて収穫されるとのこと。

レイニアチェリーでさえ幻のチェリーと言われているほど希少なのに、説明文を読む限りではルビーチェリーはさらにその上を行く感じがするんですよね・・・というか、それほど珍しいフルーツを日本のコストコで買えちゃうっていうのがまたすごいです。

ここからは味の感想。美味しかった！食べ始めたらなかなか手が止まらず、一気にどんどん食べすすめてしまいました。これはいい～好きです！

ただ、レイニアチェリーよりも甘い！というのはどうかな、甘さで言えば去年食べたレイニアチェリーの方がうんと甘かった気がするなぁ。色の濃淡関係なく甘さが一定だったレイニアに比べ、ルビーは色が薄いものは酸味があり、濃いものほど甘味があるといった印象でした。

今回購入したものは、ルビーチェリーという名前の割には、実際にそこまで赤味が強いというわけではなかったですからね・・・選ぶ時はなるべくルビーっぽい赤色が多いものを選んだ方が良いかもです。

パンと張った皮を口の中でプチっと破ると、爽やかな甘味、酸味が入り混じった果汁が口いっぱいに広がります。実の色は濃い黄色。食感などは昨年食べたレイニアチェリーに似たような印象でした。ひと噛みひと噛みしっかりと味が染みだしてきてとってもジューシーです！

公式サイトに書かれていた説明文の印象では、コッテリあまあまという感じだったのですが、実際は甘さも酸味もほどよくスッキリしており、さくさく食べれちゃいました。850グラムと結構どっさり入っていたのに気がつけばほとんど私が1人で食べてしまっている気がする・・・( ﾟдﾟ)

前回購入したレイニアチェリー同様、自然が生み出すものですので甘さや味にばらつきがある点は仕方がないかもしれませんが、おおむね満足でした！

充分美味しかったけれど、本当に良い状態の時はもっと甘味が強く、色が濃くて綺麗なのかもなーとも思えたりします。ハズレではないけれど、まだ完全ではない、といった勝手な印象です。

収穫できる期間は限られているとのことなのでこの商品もいつまでコストコに置かれるかはわからないのですが、赤色の濃いルビーチェリーを見かけた時には、また購入したいですね。

おすすめ度：★★★★