母のからし蓮根(からし蓮根の作り方)

母のからし蓮根(からし蓮根の作り方)

熊本県の代表的な郷土料理、辛子蓮根(からしれんこん)。レンコンの穴の中に辛子などで味付けした味噌を詰め、辛子色の衣を付けて油で揚げたものでして、熊本県ではお正月用として各ご家庭で作ったりします。

私の実家は福岡県でも南の方にありまして、熊本県民というわけではないのですが、なぜか年末になると母が大量にからし蓮根を作り、ご近所に配ったりお正月のおせち料理に詰めて皆で食べたりしています。

基本、1年に1度しか食べる機会がないものなのですが、いずれは母の味を受け継ぎ、自分が作るおせち料理のレパートリーに加えたいなーと思っておりまして、今回、出産のために里帰りしたのを機に作り方を教えてもらいました。

コストコには大きくて立派なれんこんが販売されていますので、からし蓮根にピッタリなんですよねー。

まだまだ母の味を再現することはできませんが、教えてもらったレシピを忘れてしまわないうちに、自分用のメモとしてこちらでも紹介させて頂くことにしました。

からし蓮根って食べるのは一瞬なのですが、作るのはめちゃくちゃ手間がかかるんですよ・・・美味しい料理の裏にはすっごく丁寧な工程があるんだなぁと、あらためて母の凄さを実感します( ゚д゚)

材料

れんこん 大2
米みそ 150g
中力粉 40g
砂糖 40g
粉辛子 20g→水で溶いて練り辛子を作っておく
(チューブの辛子を使う場合は1.5〜2本)
酒 少々

(衣)
中力粉 150g
水 120g
酒 大さじ1.5
塩 小さじ1
辛子 大さじ1
砂糖 小さじ1
食用黄色4号 少量

作り方

1.レンコンは金属タワシでこすりながら皮をむき、大きい場合は5〜7cmほどの幅でカットします。コストコの大きいレンコンならば3等分くらいで丁度よかったです。

2.お酢を入れたたっぷりのお湯で茹でます。大きいれんこんなのでお箸でくるくる回しながらしっかり茹でます。ザルにあげた後、しっかりと水気を切ったのち、電子レンジで600W3分間、ラップをかけずにチンして水分を飛ばし、そのまま冷まします。

3.レンコンの穴に詰める辛子味噌を作ります。中力粉はふるってレンジで1分間チンし火を通しておきます。

4.味噌→砂糖→中力粉→酒の順番ですり鉢を利用してゴリゴリすりつぶしながらしっかり混ぜ合わせます。小麦粉がダマになりやすいので、ダマを残さないようにしっかり潰します。その後、好みの辛さになるよう練りがらしを加えながらさらに混ぜ合わせます。最終的に耳たぶくらいの硬さになればOK。軟すぎたら小麦粉を足して調整します。

5.乾燥させたれんこんを立てて、4で作った辛子味噌の上に押し付けながらレンコンの穴に辛子味噌を詰めていきます。何度か押し付けることで反対側の方まで味噌が行き届き、満遍なく味噌が詰まればOKです。

6.衣の材料を全て混ぜあわせ、レンコンの表面に小麦粉を叩いて衣をくぐらせ、油でれんこんを揚げていきます。140℃〜160℃の弱い油温で8〜10分、焦がさないようにころがしながらじっくり揚げます。

7.揚げて冷ましたものを1cm幅の輪切りにして盛り付けたら完成!

ポイント

・金属タワシでれんこんを擦るのは、れんこんの表面に細かい傷を入れるためです。擦ることでれんこんの表面がザラザラになり、衣がしっかりくっついて剥がれにくくなるのだとか。

・茹でたレンコンはしっかり水気を切っておかないと、揚げたあとの衣が剥がれやすくなります。母はレンチンしたのち、一晩冷蔵庫で寝かせていました。

・小麦粉に火を通すのは、味噌のできあがりが粉っぽくならないようにするためです。辛子の量はお好みですが、日にちが経つと辛味が飛ぶため、はじめは辛めに作った方が良いそうです。

・辛子味噌は柔らかすぎるとレンコンの穴からダレてくるので、やや硬めを目安に作って下さいね。

・母は衣に色付けをするのに食用黄色ではなくクチナシの実を潰した汁を使っていました。クチナシの実・・・売ってない。。( ゚д゚)

コメント

  1. 1
    とんとん@座間 より:

    辛子蓮根好きなのですが、関東ではなかなか売って無いんです。
    デパ地下とかにあってもお高いんですよね〜(^^;;

    早速コストコで、蓮根買って来て作ってみます。

    クチナシのみは、薬局で売っていますよ〜毎年おせちの栗きんとんを、作る時に買ってます。

  2. 2
    はるこ北九州 より:

    ダンナの実家でもお正月には手作り辛子蓮根が必ず出て来ます。ピリッとした辛さと蓮根のシャキシャキがとても美味しいですよね!

    クチナシの実は今時期だと、イオンなどのスーパーでもよく見かけますよ。小袋に入って台紙に付いたものが壁にかかって売ってます。
    我が家はきんとんを毎年作るので、着色の為にクチナシを使ってます( ^ω^ )

  3. 3
    コストも子@三郷 より:

    おはようございます。辛子レンコンですか❣️聞いたことも見たこともあるのですがたべたことなく、東京ではあまり売っていません。どのようにたべるのですか?そのままですか?アレンジなどもあったら教えてくださいm(_ _)m

  4. 4
    きよまママ より:

    おはようございます。

    関東では(我が家だけかも知れませんが)あまりからし蓮根を食べる習慣がなく作った事はないのですが手順やポイントを拝見させて頂いてお母様の丁寧な作業が伺えさすが大先輩ここまでやると美味しくなるのか〜と。
    お正月用に作ってみたくなりました。
    レシピありがとうございましたm(__)m

  5. 5
    パタパタママ より:

    おはようございます~
    からし蓮根たべたことないです。
    コス子さんの詳しいレシピをみて油であげることもはじめて知りました。ちょっと意外❗
    からしではなくからし味噌というのもびっくり‼
    蓮根レシピはキンピラとかフライド蓮根、豚汁にも入れるかな…
    からし蓮根ちょっと食べてみたくなりました。
    でも自分で作るにはちょっとハードル高いなぁ~
    でも手間がかかる分だけお母様の愛情が感じられる1品ですね(^^)

  6. 6
    かのん@幕張 より:

    福岡勤務だったときに、取引先からのお土産でいただいたことがあります。かなり辛子が効いていて、ヒーヒー言いながら食べた記憶が。。。美味しかったんですけどねぇ。辛子抜きで味噌レンコンにしても美味しいかな?^^;

  7. 7
    ハリー より:

    うちの母は熊本出身なんで、よく作ってくれました。からし味噌には豆腐もいれてました。レンコンの穴に辛子味噌をつめるときに目にしみるんですよねえ。懐かしいなあ。久しぶりに食べたいけどレンコン、高いんですよねえ。

  8. 8
    まんはったん より:

    からし蓮根、美味しいですよねー^ ^ コス子さんの画像のレンコン断面が美しくて、感心いたしました。自分が切ると中の味噌がよれっと出てしまいがち(ゆで卵の黄身状態)なので(^^;
    幼い頃はからし蓮根の外側だけをペロンとはいで食べたり、中のからし味噌をお箸でほじり出してから食べたり。今思うともったい無い。 こんなに手間ひまかけて作られていたんですね。お母さまのレシピ、大切にしたいですよね。なんだか心が温まりました〜╰(*´︶`*)╯

  9. 9
    ちーず@つくば より:

    辛子蓮根って作れるんですね(゜o゜)って、当たり前なんですけど。九州旅行の時と、お土産で何度か頂いた時があります。テレビで作っているのを見たことありますが、詰めるのがなかなか大変そうだなと思ってました。でも材料自体は手に入れやすいですね。お正月にチャレンジしようかな。蓮根の大2って言うのは2節って事でしょうか?

    くちなしってその辺に生えてるイメージ…。この辺だけ?実家も嫁に来た家にも生えてるから正月の栗きんとんの色付けに取り放題です。分けて差し上げたい!

    • コス子 より:

      ちーず@つくばさん
      今回は、コストコで買ったレンコンを使いましたので、1節15〜20cmほどの大きなもの2つでした。結局作りやすい大きさにカットしちゃうので小さいものでも大丈夫です!詰めるの結構楽しいですよ〜!

  10. 10
    ゲスト より:

    中学の修学旅行で熊本での昼食の際にカラシ蓮根が出て、生まれて初めて食べました。
    その時はまだお子ちゃまの舌だったからか、辛くて辛くて涙を流して食べた思い出があります。
    それから幾霜月。
    大人になり仕事で再会したカラシ蓮根に懐かしさから口にしたら、まぁなんて美味しいの!
    物産展でカラシ蓮根はお高いのです。
    でもこの手間ひまを知ったら納得ですね。
    わたしもくちなしの実はイオン等で見かけます。黄飯と言ってくちなしの実で色をつけたご飯を赤飯みたく祝膳で頂く地方が九州にあるので、ありふれたものかと思ってました。

    • コス子 より:

      ゲストさん
      母はお正月には大人用の辛いやつ、子供用の辛さが控えめなやつといつも2種類作っていました。手間がかかることやってたんだなぁ〜と今更ながら感心します( ゚д゚)

    • ゲスト より:

      コス子さんのご母堂はご家族への配慮がきめ細やかで素晴らしいです。みなが楽しめるよう惜しみ無く工夫される姿をわたしも見習わなくてはと思いました。

      そ、それから幾霜月って…、我ながら恥ずかしい、正しくは幾星霜でした、あわわわ。

  11. 11
    ペグ羽島 より:

    からし蓮根、懐かしいです。
    高校の修学旅行で九州に旅行に行った時のお土産に、家に買って帰った覚えがあります。
    父が嬉しそうに、ビールのあてに食べてた記憶が。
    母に、お正月用にチャレンジしたら?と薦めてみます(^-^)v

  12. 12
    小花 より:

    数年前におせちに入れようと、辛子レンコン作ったことあります(福岡在住です)。
    穴に辛子味噌を入れるのが大変で、二度と手は出すまいと心に誓いました(笑)。
    が、コス子さんの丁寧親切な解説に、また今年チャレンジしようかな、、、と思いました。

    ちなみに辛いのが苦手な方はご存知かも知れませんが、マヨネーズを付けて食べるとグッドです。

  13. 13
    えみかん より:

    こんにちは!
    いつも楽しく読ませていただいております♪
    私も福岡県の南部出身なので、テレビでコス子さんのイントネーションを聞いて、コス子さんのご実家と近いのでは~と思っていました!
    そして、私も秋に第2子を出産したのでますます親近感が湧きます(^^)
    からし蓮根はうちの父も大好きでよく食べていますが、自宅で作ったことはないので参考にさせていただきます‼

  14. 14
    シャノワールじじこ@前橋 より:

    からし蓮根は、子供の時に事件があってその時の印象が根強く残ってしまい、未だに食べたことがありません。
    手作りなら安心ですね◎
    コストコにはいい感じの太さの蓮根がたくさん販売されているので、今年のお正月は酢蓮だけではなくて、からし蓮根も挑戦したいと思います。子供向けにもからし少なめで、熟した柿の実を入れてみようかなと思います♪

    • A子@久山 より:

      あの時は一斉に消えて、業者の人が嘆いてました。
      その後何年かして、復活して良かったな〜と思ってました。

      福岡ですが、正月前にはスーパーで辛子蓮根売ってますね。
      それ以外ではあんまり見ないような。
      でも手作り出来るとは、最後は揚げるとは知りませんでした。
      手作り頑張ってくださいね。

  15. 15
    コス子 より:

    くちなしの実はスーパーで売ってるんですね〜いいことを聞きました(゚∀゚)母に、どこで買えるか聞いてみても近所のおばちゃんがくれた!としか言わないので、私は手に入れられないのだと思っていました。探してみます〜!

  16. 16
    わぁ~い@射水 より:

    コス子さんの丁寧な説明で、読むだけで作れた気持ちになってしまいます。ホントに有り難いです~♪

    若い頃(大昔)熊本出身の友人から、辛子蓮根を自分で作っているとの話を聞いて、デパートの物産展でしか買えないと思っていたので驚いた思い出があります。

    是非、今回、作ってみたいと思っています!!

  17. 17
    北のトリ より:

    レンコンの穴にからしを詰め、周りにも辛子を塗りこめた
    恐ろしい九州の食べ物、という認識しかありませんでした…。
    穴に詰まっているのはからし味噌なんですね。
    売っているのを見たこともないのですが、機会があったら是非食べてみたいです。

  18. 18
    はなもも@入間 より:

    クチナシの実
    おせちの栗きんとんを作るのに使うのでこれからスーパーに出ると思いますよ~
    ウチの方では乾燥してる10cmくらいの袋でした。
    こちらの栗きんとんは栗と芋餡ですが
    西の栗きんとんは茶巾のでしたっけ?
    そしたらクチナシの実は使わないようでしたらすみません(_ _)

  19. 19
    のうちゃん@千葉ニュー より:

    カラシ蓮根食べたことがないので、物産展などで次回は買ってみようと思います。手作り出来るものだとは、知りませんでした。

    クチナシの実、我が家の庭に沢山有ります。コス子さんに分けてあげたい。\(^-^)/

  20. 20
    mie より:

    母が熊本人で、小さい頃から目にしたことも
    口にした事もありますが、その美味しさがわかりません(笑)
    しかもなかなか手が出しづらいお値段で。
    こんなにお好きな方がいらっしゃるなんてビックリ!!

    コス子さんもお母様もお料理上手でただただ尊敬です・・・

    • とすとす より:

      mieさん
      お母様が熊本人を
      「くまもとじん」ではなく
      「くま、ほんにん」と読んでしまいました(笑)
      自分の読み間違いにウケて思わずコメントしてしまいました☆

    • mie より:

      とすとすさん

      そうですね!私の書き方が変でした(>_<)
      熊本の人って書けばよかったー。

      「くま、ほんにん」ふふ。可愛い読み間違いですー♪

  21. 21
    ぽちくろ@ちうぶ より:

    私もからし蓮根というと事件を思い出してしまうので、調べてみたら84年の事でした。
    原因が嫌気性の菌だったので、これ以降からし蓮根の真空パックはされなくなったらしいですね。個人的にはからし蓮根という料理を初めて知って、なおかつ生ものではないのに食中毒が起きた事に驚き、ほとんど縁のなかった熊本の地名などが一緒くたに記憶に刷り込まれてしまったようです。(^^;
    ちなみに当時は高校生でした…もう少し子供の頃かと思ったのに結構いってた…。

    刺激の強い香辛料を苦手にしているので、からし蓮根は食べたことはないです…作る予定も今のところはないですけども、手間のかかる料理だったのですね〜〜(°_°)

  22. 22
    まありぽ@久山 より:

    熊本県民です☆
    辛子蓮根ってお店によってめちゃくちゃ辛いのと辛さが抜けてちょうどいいのとわかれるんですよね~。初めて食べる県外の方がめちゃくちゃ辛いのに当たってしまって辛子蓮根を嫌いにならないか県民としては心配なとこです笑
    手作り辛子蓮根は熊本にいながら小学校の体験授業で一度作ったっきりでお恥ずかしいのですが、辛子味噌を入れる時が楽しかったのを覚えてます。
    今は一口サイズだったり1/4のスティックになってたりいろいろ出てますよ~。
    マヨネーズをつけながら食べるのもおいしいですよ🎵

    コス子さん、ご紹介いただきありがとうございます✨写真の辛子蓮根、お店のみたいに綺麗ですね~。うちの母が作る時は衣が離れてることが多かったです笑 水分飛ばすことが大事なんですね。

    • コス子 より:

      まありぽ@久山さん
      うちも衣が剥がれるのが悩みで、毎年母が粉の分量を変えたり、蓮根の乾かし方を変えたり、からし蓮根屋さんで尋ねたりと色々工夫していました。やっぱり衣は剥がれちゃうものなんですねぇ。。
      実際、まだまだ納得できる段階じゃなく今でも改良中なんですって。完成するのは何年かかるんだろー^^;

    • まありぽ@久山 より:

      熊本で和食料理の板前をしてる知人に確認してみました‼

      そしたら、表面につける小麦粉をキレイにはたいて衣をつけるといいとのことで、『はけ』を使って小麦粉をはたいてるそうです。もしくは、金属たわしでかなりゴシゴジ洗って表面にキズを入れた方がいいとも言われましたが内容みると、金属たわしは使ってあるみたいだから小麦粉案を一番おっしゃってました✨
      ちなみに、衣に片栗粉を少し入れるとカリッと仕上がるそうです🎵

      ご参考になれば😌

      冷めてからはもちろんですが揚げたてをまるかじりするのもおいしいんですよね~💕あ、もちろんスティック状のをですが笑 食べたくなってきました🎶

  23. 23
    まりまり@北九州 より:

    毎年、12月中旬頃から直売所に行くと、くちなしの実生産者さんが出荷しています。スーパーもお正月用品特設コーナーで見かけたりします。
    実際、栗きんとんに使うくちなしは1〜2個ぐらいでいいのですが、生産者さん次第ですが、たくさん入って格安で販売されてます(^o^)/

  24. 24
    カナ より:

    コス子さんこんにちは。
    少し前に熊本の震災ボランティアに行った弟が、空港で買ってきてくれた辛子蓮根が美味しくて美味しくて…♡私は辛子が苦手なのですが、マヨネーズと少しの醤油を混ぜたものをつけると本当に絶品でした!蓮根の歯ざわりがなんとも言えないシャクシャク感ですよね。私が食べた物は有名なメーカーのものだった様ですが、自分で作れるなんて驚きです。手間のかかるおせち…素晴らしいお母さま!!

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