コーンブレッドロール

カークランドシグネチャー　コーンブレッドロール　36個入り
購入時価格　628円
参考価格　599円（2016年4月）

大きな透明の袋にドサッと入っているビジュアルも、パンの大きさもディナーロールにそっくりなので、実はしばらく気づかなかった商品です。

いつも通りディナーロールを買おうと思って陳列棚から取ったものをよく見ると、パンにツブツブしたものが見え隠れしているのに気が付き、あ、違った！という印象でした。これがコーンブレッドとの最初の出会い。

ディナーロールと同じ個数ですが、値段が100円ほど違いますね。まぁそれでも1個17円なんですけどね。正味量1400gと書いてあります。

またディナーロールと同様、消費期限は製造日入れて3日後までです。原料は小麦粉等（大豆油脂、スキムミルクパウダー）、コーン、バター、グラニュー糖、食塩、イースト、全卵、乳化剤（グリセリン脂肪酸エステル）、ビタミンC　です。乳化剤はパンを柔らかくする為に一般的に入れるものです。

他のカークランドブレッドと同様、保存料などは入ってません。だから消費期限が劇的に短いんですね。ビタミンCはパンの場合モチモチ感を出すために入れられたりします。

先ほども言ったように、一見ディナーロールと似てますが、よく見ればやはり違います。コーンブレッドは名前の通り、製造過程でとうもろこしのツブツブが入り、生地に練り込んであります。そして、コーンブレッドは表面に細かい粉がまぶしてあります。

朝マックのイングリッシュマフィンとかに振られている粉と同じような味と食感です。もしも同じものであればあれはコーングリッツ（とうもろこしの粉）でして、コーンブレッドを焼く前に全体的にまぶしてあります。

この粉はボロボロ落ちやすいので、コーンブレッドの袋の底に粉が溜まっていたりします。食べるとき微妙に手についたり、食べながらボロボロ落ちたり、口まわりにベッタリ付いたりするので、例えばお子さんに渡す時はちょっと注意した方が良いかもです。

さっそく食べてみると。いやー美味しいですね！ディナーロールと同様、小麦の甘さが際立つのに加えて、コーンの甘さがさらに同調してる感じ。

そのまま食べると食感はモチモチっとしてますが、トースターで少し焼いたりするとコーンの甘みが強調されてパン自体もさらに香ばしくなります。

私の感覚じゃ、ディナーロールなどは例えば半分に切ってバターやらチーズやら、具材を色々と挟んで食べたい気持ちになるのですが、コーンブレッドの場合は、何も挟まずそのまま単体で食べたい！という気持ちになります。

まぁ、半分に切って何かを挟んで食べてもそりゃ美味しいかもしれませんが、未だかつてそのような食べ方はしたことないですね・・・挟んで食べるパンというより、クリームシチューとか、何か濃い目のソースを食べるときにパンに付けながら食べる、という感覚のほうがしっくりくるかも。

大家族ならともかく、36個を3日間で全部食べきってしまうのはなかなか難しいので、やはり冷凍保存は必至です。１つずつラップにくるんでジップロックに入れて冷凍庫に入れれば、しばらくの間は保存ができます。

食べるときは、そのまま少しチンすればすぐにふわふわになります。しかし、チンしてからしばらく常温で置いておくと固くなってしまいますので、できれば食べる直前にチンして食べたほうが良いです。

素朴で飽きが来ない味ですので、ディナーロールに飽きたり、物足りなく感じた人にはピッタリです。おすすめですのでぜひお試しください。

おすすめ度：★★★★