TSOチキンヌードル

TSOチキンヌードル

TSOチキンヌードル
購入時価格:1,480円(2021年9月)

8月末に登場した新商品のデリカ、TSOチキンヌードルを購入しました!容器たっぷりの麺に色とりどりの野菜!こちらはアメリカンチャイニーズの焼きそばなのだそうです。

焼きそば!( ゚д゚)焼きそばなのにソース味じゃないんだね!

初めて見るメニューだなぁ・・・確かに、中華っぽいけどそうでもない、だからといってアメリカっぽくもない、なんとも不思議な見た目のデリカです。

これを見たとき、映画「ラッシュアワー」でジャッキーチェンとクリス・タッカー演じる2人の刑事が張り込み中に食べていた白い箱のようなテイクアウトボックスの中身は、もしかするとこういうのだったんじゃないかな〜?なんて思ったりして、思わずワクワクしてしまいました(゚∀゚)

私だけかもしれんけど。。

以下、メルマガに書いてあった紹介文です。

醤油の風味に甘味・辛みが合わさったアメリカンチャイニーズの焼きそばです。

ふむ、醤油に甘味と辛味といういうことは、日本で言うところの照り焼きとかきんぴらみたいな味にピリ辛要素が加わる感じかな・・・?

あまり麺の味付けって雰囲気じゃないけど、野菜もたっぷりだし美味しそうな気もするね。

ちなみに商品名の「TSO」って何なんやろ、と思って調べたところ、実はこちら「ツォ」と読むもので実は人物名らしいんですよ。

パッケージの商品名の下に英語表記で「GENERAL TSO CHIKIN」と書かれていまして、これが「ツォ将軍の鶏肉」という揚げた鶏肉に甘辛いタレをかけた料理名なのだそうです。

アメリカやカナダの中華料理店、またはアジア料理店で一般的によく食べられているものらしく、つまりこちらはその「ツォ将軍の鶏肉」が使われたヌードル(焼きそば)ということになりますね。

TSOチキンって日本でも食べられてるのかなぁ・・・中華料理屋さんでは見たことない気がするのですが。。

とはいえ、知らない料理を知る良い機会ですし、試しに買ってみることにしました。

商品詳細

TSOチキンヌードル 商品ラベル(原材料・カロリーほか)

名称:惣菜半製品
原材料名:ゆで中華麺、カリフラワー、蒸し鶏、スナップエンドウ、赤ピーマン、ソイソース、青ねぎ、ごま油、砂糖、食酢、ハラペーニョ、濃縮トマト、にんにく、しょうが、植物油、食塩/増粘剤(加工デンプン、キサンタン)、pH調整剤、甘味料(ステビア)、(一部に小麦・卵・ごま・大豆・鶏肉を含む)
保存方法:要冷蔵4℃以下
正味量:1270g
消費期限:加工年月日含め3日
※この製品は乳成分、えび、かに、そば、落花生を使用した設備で製造しています。
栄養成分表示(100gあたり):熱量 85kcal、蛋白質 6g、脂質 1g、炭水化物 13g、食塩相当量 1.1g ※この表示値は目安です。

TSOチキンヌードル 蓋を開けた

カリフラワーにスナップエンドウ、赤ピーマンが小さめにカットされ、たっぷりの麺に絡んでいます。野菜は全て一旦加熱調理されたものみたいですね。全体的に少しクタッとしていました。

「TSOチキン」ということなので、本来であればこちらに揚げた鶏肉を甘辛いタレで調味したものが加わっているはずなのですが・・・こちらに入っていたのは唐揚げではなく、普通の蒸し鶏でした。麺に絡みやすいよう細かくほぐしてあります。

そしてたっぷりの麺は、いわゆる焼きそば麺とは全然違って、ちょっと太めの平麺になっています。こちらも野菜同様すでに下茹でされていて、赤っぽい調味料で色づいています。

しかも、シルシルした調味液が容器の底の方に溜まってて、麺が浸っている状態なんですよ。

そんなわけで、全体的に水気を帯びていまして、麺が固まってくっついているということもなく、お箸などで簡単に取り分けることができます。

そしてこちら、容器がいつものレンジ対応容器ではなくアルミトレイになっているんですよ。つまり電子レンジで調理することができない容器になっています。(スパークしちゃいます)

記載されている調理方法を読んでみると「180℃30分程加熱調理をしてお召し上がりください」と書いてありました。

焼きそばをオーブンで焼くって、めずらしい感じがするよね・・・(´艸`*)

レンジで温めたり、フライパンで焼いた方が時間がかからない気がしますが、ここはあえてのオーブン調理、ということなのでしょうか。

いつもであれば、食べる分量だけを取り分け、何回かに分けて調理するのですが・・・こちらに関しては、どのような状態が完成形なのかわからないので、今回は記載どおりのまま容器の蓋を外し、そのままオーブンで規定時間しっかり焼いてみることにしました!

基本、オーブンに突っ込んでスイッチを入れるだけなので手軽といえばめちゃ手軽ですが、ひたすら時間がかかってしまって、ちょっともどかしいですねぇ(-_-)

急いでいる時にパッと用意できる気軽な料理、というわけではなさそうです。

TSOチキンヌードル オーブン調理

というわけで、180℃に温めたオーブンできっかり30分焼きました!見ての通り、熱源が近い上の部分はカリッと香ばしく焼けた感じになっています。

混ぜ合わせると、とってもフワフワな麺が箸を入れる度にブツブツちぎれてしまいまして・・・なんか、思ってたんと違う( ゚д゚)

味について

TSOチキンヌードル お皿に盛り付けた

食べてみたけど・・・なんか、うまく表現できない味です。

甘味と塩気、そしてちょっとのハラペーニョっぽいピリピリ感。そして、一般的なお宅には無さそうな何らかの香辛料というかハーブみたいな独特の風味があります。

この風味のおかげかな〜?全く日本の食卓に並ぶような味ではなく、異国感たっぷりの味付けになっているんですよ。なんだか食べ慣れない味です。

あと、麺が想像以上にふわふわで柔らかい!それはまるで赤ちゃんの離乳食の麺のように、歯が無くても食べられるほどフワフワです。

箸で持ち上げるたびにぶつぶつ切れて細かくなってしまいまして、後半にいたっては「麺類」というジャンルの食べ物ではなくなってしまいました( ゚д゚)

こういった麺類のデリカって、フライパンで炒めたり、レンジで温めて調理した方が簡単なように思えましたが・・・もしかするとオーブンでしか調理することができなかったのかもしれませんね。フライパンだと一瞬で麺がボロボロになってしまうと思います。

ただ、具材がたっぷり入っているのはいいですね。色々な食感があるので食べ飽きないです。

そうそう!で、肝心のTSOチキンですが、そもそもチキンヌードルなのにほとんど鶏肉の存在感が無いし、本来のTSOチキン=「揚げた鶏肉に味付けしたもの」という観点で言えば、こちらは蒸し鶏なので、かなり逸脱しているように思います。

なのでこちらは「TSOチキンが入っている麺」ではなく「TSOチキン味」の麺、という意味なのかもしれないなぁ〜なんて、食べたあとで思ったりしました。

しかし・・・この柔らかすぎる麺はもっとどうにかならなかったものか( ゚д゚)

いろいろ言いましたが・・・実はこちら、結構美味しいんですよ(´艸`*)はじめこそ「えっ?( ゚д゚)」と、思いましたが、ずっと食べ続けるとなんだかクセになっちゃう味なんです。食べれば食べるほどどんどん美味しくなってきてハマってしまいます。。

「焼きそば」をイメージしながら食べると、なんかこれ違う感がハンパないのですが・・・(;´∀`)

その概念を取っ払って「海外の屋台で、よくわからないメニューに挑戦してみた」みたいな感覚で食べれば、それはかなりアタリの部類だと思います。

ピリッと辛味がありますが、4歳の下の子はブツブツにちぎれた柔らか麺だけを取り分けて美味しそうに食べていました。幼児が食べられるくらいに辛味はマイルドなので、味付けそのものはめちゃくちゃ刺激的、とか特徴的な香りがある、みたいなことはありません。

最初の方は、これ・・・どうやってこの量を消費しようか?とちょっと悩んでしまいましたが、気がつけば家族でペロッと食べてしまいましたね(;´∀`)

何度食べても、どうにも説明しにくい不思議な味でしたが、その馴染みの無さこそが「アメリカンチャイニーズ」ということなのかもしれませんね。。

まとめ

正直、一口目はあまり美味しいとは思えませんでした。これはあまりオススメできないなぁ〜なんて思いながら食べ進めていたのですが、食べているうちにだんだん慣れてきまして、食べれば食べるほどどんどんハマってくるような味です。

結果、当初の心配をよそにあっという間に食べてしまいましたね〜最後まで、不思議なデリカでした(;´∀`)

ただ、ブツブツに切れてしまう麺は他にどうにか方法が無かったのかなぁ・・・もしや本場のアメリカ中華屋台とかでも、こんな感じのふわふわに柔らかい麺が使われているってことなのかしら・・・?食べたことがない料理だから正解がわからない( ゚д゚)

そこに関しては途中から完全に「麺」じゃなくなっちゃったし、後半は箸よりフォークより、スプーンですくって食べるのが一番食べやすい方法でしたからね。

柔らかい食感がダメ、というわけではありませんが、私はもう少し「麺」っぽい食べ方で食べたかったなぁ〜。

おすすめ度:★★★

コメント

  1. 1
    けいたん中部 says:

    原材料名の食す?
    何を食すって思ったら食酢だったんですね
    朝からホッコリしてしまいました
    麺の柔らかさの表現も笑いました

    • コス子 says:

      ご指摘ありがとうございました!手入力なのでそういう間違いはよくあります( ;∀;)訂正しました〜!

  2. 2
    ぽん@座間 says:

    これ、先日購入して食しました(^.^)

    うちで買ったのは、麺がぐるぐる巻きで入ってまして…なんだかよく混ぜてない状態?
    そのおかげか?焼いてほぐした後もそこまで麺がちぎれまくる、ということもなかったです。

    野菜の量がすごくて、麺はかなり少なめに感じました。最初に麺メインで取り分けたら3人でも少なめかな?ていう感じ。
    麺を全部分けて、野菜もたっぷり盛りつけてもまだ野菜が余るー…
    残った野菜は次の日の副菜になりました(^_^;)

    この商品の麺抜きみたいな、ガッツリ野菜メインのデリがあるといいのになー、サラダだけじゃなくて。

  3. 3
    たんぽぽママ says:

    全く知らないお料理!
    これを器に取り分けて2分ぐらいレンチンしたらどうなるのかな?オーブンで30分はキツイw

  4. 4
    ぐっち@多摩境 says:

    海外の空港にある「PANDA EXPRESS」や欧米の中華屋台で売っているような、「中華風焼きそば」のイメージです。
    ので、似た味だろうと連想したので、買う手が止まりました。

  5. 5
    ちーず@つくば says:

    ミーゴレンっぽいのかな?と思ったけど、全然違う感じの説明ですね。
    原材料見ると、そんなに特別な何かを使った感じでもないのに、異国の香り…料理ってスパイスで如何様にも変わるんですね。

    • コス子 says:

      ミーゴレン大好きです!ミーゴレンとは違う感じですね。本当にうまく説明できない・・・(;´∀`)

  6. 6
    ブルーベリー says:

    これ、私もクセになってはまりました。野菜にしみこんだ味、とくにスナップえんどうが甘くておいしかった。麺は少ししかなくて、野菜を食べてる印象でしたが、好きな野菜で好きな味なので、いつまでもつまんでいたい感じでした。おなかもそれほどふくれないし。おもったほど、しょっぱくもなかったです。

  7. 7
    わくわく says:

    私はすごく好きな味でしたー!
    丸ごとオーブンで焼いて、1食弱くらい残ったので試しに冷凍してみたのですが、レンジで解凍後、水っぽそうだったのでフライパンで焼いたら問題なくおいしく食べられましたよ!
    味変に花椒かけてもおいしかったです。
    ラー油もあいそう。

  8. 8
    ダイエット子 says:

    麺料理なのにカロリーも糖質も少ないのは野菜マシマシだからなんですね。
    デリでこのPFCはなかなか凄いと思います、
    炭水化物少なすぎて半信半疑になるレベル笑

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