冷凍庫の霜取りをしました！　その２

昨日の記事（冷凍庫の霜取りをしました！その１）の続きです。

冷凍庫の電源をOFFにし、冷凍庫の扉を全て開け放って10分くらい放置したところ、霜の表面がうっすら汗をかき始めました。いよいよ本格的に霜取り開始です！

霜取り作業で私が準備したものは、霜取り用のヘラ、バケツ、タオルでした。私は、この冷凍庫を購入した際に付属していたヘラを使いましたが、そういった準備が無い方はプラスチック製のフライ返しのようなものを使用される方も多いようです。

堅い氷の塊を削る為にアイスピックやマイナスドライバー、ハンマーなどを使う方もいるようですが、場合によっては霜だけじゃなく冷凍庫そのものが粉砕される恐れもありますので注意ですね。やはり、安全な道具を使用された方が良いと思います。

バケツは、搔き出した霜の塊を集めてお風呂場まで運ぶのに使用しました。これがあるのと無いのじゃ作業効率が全然違うのでできれば用意した方が良いですね。

剥がれた霜が解けて水になる前にバケツに移しておくことで、庫内が水浸しになることが無く、衛生的かつ作業が早く進み、冷凍庫そのものも安全です。ちなみにうちの場合、取り出した氷を運ぶのはおちびの役目でした。

タオルは主に霜を取り除いた後の庫内拭き上げ用と、冷凍庫周囲の床を濡らさない為のガードとして使用しました。なるべく吸水性が良いものが便利なので、我が家ではカークランドのマイクロファイバータオルを使いました。

凍って分厚くなった霜は一見カチンカチンでいかにもはぎ取るのが難しそうに思えたのですが、氷の塊にちょっとヒビが入ると、その部分にヘラを沿わせて壁と氷の隙間にズイズイ入れていくだけでボロボロボロ～！と氷が取れていきます。

いやーこれは面白い！どんどん霜が落ちていく～！

めっちゃ気持ちいぃ～～(≧▽≦)

電源を切って10分しか立っておらず、その短い時間では霜そのものを溶かすことはできないのですが、霜と壁との接着力を落とすには十分でした。

そこにヘラを使って少し力を入れるだけで、一気に雪崩が起こる勢いで氷の塊が崩れ落ち、銀色の壁がむき出しになります。それはそれは綺麗に氷がこそげ落ちていく感じは、ある種の快感とも言える心地よさでした。

こちら、下の段の天井の霜を落としたものです。この部分の氷が一番ぶ厚かったですね～。おおよそ2.5cm位の厚みだったんじゃないでしょうか。

厚い氷の壁も、霜取りの要領は上の段と全く同じで、ヘラでガンガン氷をこそぎ落とす感じです。時折大物がドカーン！と天井から落ちてきたりして迫力満点でした。

ある程度落とした氷は、はじめの方は手でかきあつめてバケツに移していたのですが、尋常じゃなく冷たかったので後半は冷凍冷蔵庫で使用していた製氷スコップを使いました。

これである程度バケツに貯まってきたところで、リビングでテレビを見ているおちびを召還し、お風呂場まで運んでもらいました。もちろん、これは食べる氷じゃないんだよと何度も言い聞かせながら。。

氷を全て取り除き、乾いたマイクロファイバータオルでしっかりと水分を拭き取ったら完了！

霜取りを開始してからは意外と時間はかかりませんでした。電源を切ってからここまで30分位でしょうか。

取り出しておいた冷凍食品の保管等の問題でお急ぎの方はこのまま電源を入れても良いと思うのですが、私は庫内を完全に乾燥させたかった為このまま庫内を開け放って30分位放置しました。

乾いた頃を見計らって電源を入れなおし、庫内が冷えたところで冷凍食品を戻して全ての作業が完了です！

下の段も見違えるように綺麗になりました！実際に引き出しをセッティングしてみたところ、当たり前ですがあのガリガリとした不快な音はなくなり、開閉もスムーズです。

ほら、これですよ。やっぱりこうでなくっちゃ！

まとめ

霜取り作業、はじめる前はあんなにイヤだイヤだ面倒だとゴネていたわりには、やりはじめたらあっという間でした。

むしろ大きな氷の塊をゴリゴリ落としていく作業はとても楽しく、夢中になってしまいました。霜取り作業、意外と楽しくて悪くないです。笑

ただ、何が面倒かってやはり冷凍庫から食品を全て出さなければならないということなんですよ。

意外と短時間で済んだ作業だったとはいえ、冷凍食品を外に出しておくと品質の劣化に繋がるので、霜取り中の冷凍食品の扱いについてはちょっと考える必要があります。

我が家は1週間かけて冷凍庫の中身を減らし、時間をかけて準備を整え作業にかかったのですが、それでも既存の冷蔵冷凍庫に全てを収納することができず、クーラーボックスを使用する必要があったんですよ。クーラーボックスが無ければピンチだったと思います。

コストコ専用冷凍庫を購入する際、どの冷凍庫を購入するか散々迷いまして、結局大きい食材を入れられる！という事が決め手となりハイアール110L（JF-ND110B）に落ち着いたのですが

前も少し話したように、1年間使ってみたところ、巨大な食品をそのまま冷凍庫にどーんと入れる機会はほとんど無かったんですよね。

なので、最後まで悩んでいたコストコで販売されているハイアール136L（JF-NUF136A）前開き冷凍庫でも良かったんじゃないか？と今更ながらちょっと思ったりもします。こちらならば霜取り作業は不要ですし。

でも、年に１回でも霜取り作業を行うことで、冷凍庫の整理や掃除を行えるというメリットもありますし、面倒くさがり屋の私にとってはかえってそういう機会があった方が良いのかなー？とも思います。扉を開くと食材が一気に一望できる、という今の冷凍庫の作りも、わりと気に入っていますしね。

というわけで、今や我が家のコストコ生活には欠かせない冷凍庫。これからも上手に付き合っていきたいと思います。