フロリダ　オレンジジュース

オーリツ　フロリダスチョイス　100％フロリダオレンジジュース　1750ml
購入時価格　588円（割引で388円）

コストコの冷蔵庫内で販売されていたパック入りのオレンジジュースを購入しました！コストコのオレンジジュースは、先日購入したランガーズのオレンジジュースが未開封で1本残っているんですけどねー^^;

こちら、コストコで見かけた時にたまたま割引価格で販売されていまして、特に賞味期限が短すぎる！というわけでもなさそうなのに、もともとの値段から3.5割引きという魅力的な価格で販売されていたのでついつい手にとってしまいました。

割引後の価格だと1Lの価格がおおよそ221円ということなので、先日購入したランガーズのオレンジジュースと価格的には変わりないのですが、こちらには“NOT FROM CONCENTRATE” という表記。

つまり「濃縮還元ではない」を意味するストレートの表記なんですよ。ストレートで100％果汁のオレンジジュースだと思うと、今回の割引はかなりお得だったんじゃ？？

市販されている果汁100％ジュースというのは基本的に「濃縮還元」と「ストレート」で分類されます。濃縮還元ジュースというのは、もともとの果汁から水分を抜き、濃縮（濃い果汁）したものを、水を加えて元の濃さに戻した（還元）ジュースのこと。

それに対しストレートは、「絞った果汁を加熱殺菌し冷凍したもの」というもので、原型のオレンジジュースから新たに別の何かを加えたりするものではありません。

栄養的には濃縮還元もストレートもほとんど変わらないらしいのですが、濃縮還元ジュースは水分が除かれた分だけ容量が減り、冷凍保管や輸送に要するコストが少なく済むということで、一般的にはストレート果汁よりも濃縮還元ジュースの方が安価で販売されることが多いそうです。

ちなみに、以前紹介したシチリア直送ブラッドオレンジジュースは、ストレート果汁の中でも、新鮮な果汁を現地でパッキングして凍結したものをそのまま店頭に並べるという方法で販売されている商品なので、製造工程中に加熱殺菌がされていない「生搾りジュース」になるそうです。

殺菌処理がされていない為、冷凍のまま販売されているというわけですね。生搾りジュースのフレッシュさを保ちながら販売する方法は一番コスト高になるそうです。

ストレート果汁は、生搾りとまでは言わないにしても、果汁そのままが使われている為、ほぼしぼりたての味を楽しめるというメリットがあります。濃縮還元ジュースでは、加糖されたり添加物を加えられたりするものもありますが、ストレートは無添加なので、やや価格が高くてもあえてストレート果汁を選ばれている方も多いみたいです。

スーパーで一般的に販売されている100％果汁のオレンジジュースは濃縮還元ジュースばかりで、ストレート果汁のジュースは割高な上、種類も少ないんですよねー。そういう意味でも今回購入したストレート果汁のオレンジジュースはお得だったと思います。

名称：オレンジジュース（ストレート）
原材料名：オレンジ
内容量：1750ml
賞味期限：購入日より1週間後まで
保存方法：要冷蔵（10℃以下）
原産国名：アメリカ合衆国
※よく振ってから開封して下さい。
※果肉部分が沈殿することがありますが、品質に問題はありません。

グラスに注いでみるとサラッとした感じのジュースです。「with pulp」という「果肉入り」の商品なのですが、この果肉というのはいわゆるオレンジのつぶつぶではなく、「オレンジパルプ」という粒が潰れたあとの薄い皮が一緒に入っていました。

ストレートのオレンジなので、もちろん添加物は無し。フロリダ産のオレンジが100％使われており、「一日分のビタミンＣが取れる！」的な説明文が書かれていました。

というわけで飲んでみた感想。

美味しいです！オレンジの味が濃いです。先日紹介したランガーズより甘味・酸味共に強めで、全体的に味がしっかりしているジュースだと思いました。

具体的に言えば、良くも悪くもとってもフレッシュ！口当たりは結構強めで、喉越しよくゴクゴク飲み干せるという感じでは無さそう。オレンジ果実の味はもちろんですが、同時に自然な皮の渋みのような味も一緒に感じまして、まさにオレンジの味そのまま、といった印象があります。酸味が苦手な人は、ランガーズの方が飲みやすいかもしれません。

最近オレンジジュースを飲む機会が多かったため、わりと味の違いに敏感になっているのですが・・・同じオレンジジュースでも全然味が違うというのが面白いです。濃縮還元とかストレートなどといった違いというよりは、オレンジそのものの品種が違うような・・・そんな味わいの違いを感じました。

濃縮還元果汁は、一度濃縮して一定の水分を加えて濃度や糖度が均一に保たれるのに対し、ストレート果汁は原料のオレンジの品質がそのまま果汁の品質に影響されるので、オレンジの収穫時期とか地域とかが結構ポイントになってくるそうです。

同じ商品でも購入時期によって味が変わったりすることもあるのだとか・・・なのでもしかしたら、同じ商品を飲んでいるにも関わらず、私が飲んだ感想とは全く違う！と思われる方もいるかもしれませんね。

アメリカのフロリダ州は柑橘類を育てる農業が大変盛んで、オレンジに関しては全米の67％がフロリダ州で生産されており、その中の商業用オレンジの約95%は加工用（オレンジジュース）なのだそうです。いわばこちらは、オレンジジュースに特化したオレンジを生産している地域の商品ということになりますね。

濃縮還元とかストレートとかの違いはもちろんありますし、味についてはもはや好みの問題という感じがするんですけどねー。私の個人的な意見としては、前回紹介したランガーズのオレンジジュースの方が口当たりまろやかで好きだったかな。一言でオレンジジュースと言っても、色々あるんだなーと思いました。

ただ、こちらは紙パックなので飲み終わった後の処理もしやすいですし、もともとの量が少ないので飲み終えやすく、フタ付きで横に倒して収納することもできるので冷蔵庫で保管しやすいというメリットもありますね。

まぁ・・・それでも1750ml入りなので結局パッケージも大きく、冷蔵庫内で存在感あるんですけども。。気になる方は、事前に冷蔵庫の整理をしておいたほうが良さそうです。

おすすめ度：★★★