USAビーフ　カットシマチョウ（ホルモン）

USAビーフ　カットシマチョウ　洗浄済み　解凍
購入時価格　125円/100g

コストコにモツが売ってたー( ﾟдﾟ)！！

コストコでは色んな部位のお肉が販売されていますが、そういえばこういったホルモン系のお肉って今までありそうでなかったですよねー。

モツはコラーゲンがたっぷりでお肌にも良いと言われますし、なによりプリプリコリコリの食感がなんとも言えず大好き！焼肉屋さんでも人気のメニューの一つですよね。そして、私が住む福岡ではモツといえばやっぱりモツ鍋！

福岡には沢山のモツ鍋屋さんがありますし、有名店も多いです。が、うちの場合は冬場に家で作って食べることの方が多いんですよね。県外から遊びに来たお客さんが、福岡のモツ鍋食べたい〜！と催促してこない限りは、外食でモツ鍋を選択することはありません。

福岡はホルモンを取り扱っている精肉店もとても多く、しっかり処理された新鮮なホルモンを気軽に購入することができるんですよ。それにモツ鍋は調理も簡単ですし、野菜をいっぱい食べられるので一冬の間に何度も作ります。

我が家の場合、家で食べるお肉類はほとんどコストコで購入したものと言っても過言ではないのですが、これまでモツ鍋に使えるモツは売られていなかったので、それだけはいつも馴染みのお肉屋さんで購入していたんですよね。

いままではモツ鍋用のモツを300円〜400円/100g位の価格で購入していましたから、今回の商品を見てビックリしちゃいましたよー。125円/100gってめっちゃ安いんだもん〜( ﾟдﾟ)

今回、1kg弱位のモツを買った価格が1,210円ですよ〜ありえない〜！！同じ値段で2回も3回もモツ鍋できたら幸せすぎます〜！！

しかしモツといえば質と鮮度が命。どんなにお得でも美味しくなければ意味がありません。モツは結構当たり外れが激しいもので、ハズレを引いたものはかなり臭みが強かったりもして、そういったモツはどんなに丁寧に下処理しても美味しくなかったりするんですよね。

コストコで購入するお肉はどれも美味しいので今回も勝手に期待十分なのですが、アメリカ産のホルモンを購入するのはおそらく初めてなんですよね・・・正直ちょっと危険な香りもするんだけど・・・どうだろ？

鮮度を保つためか、さすがにこちらはチルドのままアメリカから来たものではなく、冷凍保存されたものが店頭に並ぶ、いわゆる「解凍品」での販売でした。並んでいるパッケージを見てみると、まだ微妙に凍った状態のものもあったりします。

そして今回販売されているのは「シマチョウ」という牛の「大腸」の部分です。モツ鍋用に使うモツも色々あるのですが、福岡で基本モツ鍋用ホルモンといえば牛の「小腸」を指すことが多く、シマチョウを使うのもおそらく初めて・・・。

色々と言いましたが食べてみないことには分かりませんので、とりあえず購入してみることにしました。もちろんモツ鍋にしちゃいます。季節外れな感は否めませんが。。

名称：牛肉（もつ）
要冷蔵：4℃以下
消費期限：加工年月日含め3日
正味量：968g
購入時価格：1,210円

さすが大腸というだけあってか、いつも私がモツ鍋用で使用するモツと比べると幅広く厚みがあります。1つ1つのカットが巨大に見えるのはコストコ仕様でしょうか？

この時点でお肉の生臭さが全然ないのは驚き！ハズレのホルモンは加熱前から臭いますからね・・・これは期待できそうだ(ﾟ∀ﾟ)

シマチョウという部位は別名テッチャンとも呼ばれ、表面にシワが寄っているのが特徴なのだとか。見ての通り、一つ一つの身に驚くほど脂がべったりのっかっています。

主にホルモン焼きや焼肉などの「ホルモン」として、焼いて食べることが多い部位なのだそうです。・・・まぁそれでもうちはモツ鍋にしちゃうけどね。

生モツを調理する際、うちでは30秒ほど熱湯で湯がき、軽く脂を落とす下処理をしてから調理しています。綺麗なモツの場合はそのまま鍋に入れちゃうこともありますが、さっと下茹でした方が味馴染みも良くなるし、モツ鍋の出汁に生モツの臭みやアクなどが移る心配もありません。美味しいモツ鍋を食べる為には大事な準備なのです。

というわけでさっそく、400gほどをいつものように30秒ほどボイルし、茹でこぼしてみました。お湯に入れた瞬間大量の脂が溶けてお湯の表面に浮きます。茹でたモツをお湯から出し、軽く水洗いしたら下処理終了。

ちなみにこの時点でもういちど重量を測ってみたところ、おおよそ300gになっていました。一瞬茹でたことによって100gの脂が溶け出たということになりますね。

はい、モツ鍋です。ジメジメした梅雨の最中でのモツ鍋です。室温高めで見てるだけで汗ダラダラです(´ε｀；)

うちのモツ鍋は基本醤油ベースです。モツ以外の具材は大量のキャベツ、にら、ごぼう、豆腐のみ。お好みでニンニク、鷹の爪を入れます。そして食べ終わった後はちゃんぽん麺でシメ！

生の状態だとかなり大きなカットだったのですが、火を入れたことで縮んでしまいました。特に包丁で切ったりもせずそのままお鍋に入れたのですが、結構いい感じのサイズ感になりました。

味について

シマチョウのモツ鍋は予想以上に美味しかった！全く臭みもなく、甘味があって濃厚な味です！小腸のモツだとツルン！プリン！とした感じで今回のシマチョウとは食感が違いますが、コリコリシコシコプリプリとした独特の噛み心地は決して悪くありません。

はじめて口に入れた時は、ちょっと硬い印象だったのですが、いわゆる「ホルモン焼き」と比べればずーっと口に残るほど硬い食感というわけでもありません。

さすがに、今回のお肉より2倍以上の価格で購入している精肉店の新鮮なモツより美味しいとは思いませんが、少なくとも全然ハズレのモツではありませんでした。シマチョウのモツ鍋、全然いいじゃない！(ﾟ∀ﾟ)

めっちゃ安いお肉とは思えないクオリティでビックリしました。ヘタなお肉屋さんで買う安価なミックスホルモンなんかよりは断然こっちの方が美味しいと思いますー。

968gという結構な量でして、解凍品だし賞味期限内で食べられるか不安だったのですが、結構な量がモツ鍋で消費できたので大容量も全然楽勝でした。

残った分はまだこちらでは紹介していないヨシダソースの「麹」グルメのタレで漬け込んだものをフライパンで焼いてみました。こちらも、脂が甘くプリップリで美味しかったです( ﾟдﾟ)

モツといえばモツ鍋！な我が家にしてみれば、なんでこの季節にモツ売ってるんだろーなんて思ったりもしたのですが、焼いて食べるのもアリですね！というか、そもそもシマチョウはホルモン焼きにするほうがメジャーみたいなんですけどね。

特殊なお肉ですし、解凍品な上に量も多いので、正直毎回買うー！とは言いにくい商品ではありますが、個人的には定番化してほしいと思えるほど気に入りました。モツ鍋食べたい！と思った時にまた買いたいと思います。

おすすめ度：★★★