チキンチャバタホットサンドイッチ

フードコート　チキンチャバタホットサンドイッチ
購入時価格　420円（2017年11月）

フードコートの新商品として登場したチキンチャバタホットサンドイッチです。

一時期、似たような商品でチャバタホットサンドイッチというのがあったのですが、そちらは長細いチャバタにハム、トマト、マッシュルーム、アーリーレッド、レッドチェダーを挟んだホットサンドだったんですよね〜。

一方こちらは、ハムではなくチキンが使われていて、どうやら同じシリーズで中に挟む具材が変わったもののようです。尚、この商品の登場により、今まで販売されていたチキンベイクが終売となっていました。同じチキン系の商品ということで、こちらと入れ替わった感じでしょうか。価格もプルコギベイクやチキンベイクと同様、420円です。

ホットドッグ＋飲み放題のソーダが180円ということを考えるとお高めな価格帯ではありますが、実際に受け取ったサンドイッチがまぁ〜とってもビッグサイズなのですよ！(ﾟ∀ﾟ)

注文するとこの状態で受け取れます。ホットサンドイッチということで受け取った直後はホッカホカ！パンのサイズは横幅20cm近くあるのですが、特にカットされているわけではありませんでした。

以前販売されていたホットチキン＆プロボロンサンドイッチというフードコートメニューは、トルタサンドイッチロールというコストコ店内でも販売されているベーカリーが使われたサンドイッチだったのですが、今回のチャバタよりもパンのサイズが少し小さめにも関わらず、はじめから半分にカットされていたんですよ。

カットしてあると大きな口を開けなくても食べやすかったし、多すぎるときは2人でシェアして食べたりもしやすかったんですよね〜。

こちらもカットしてあると食べやすくて良いんだけどな〜。カットすると具材がボロボロこぼれやすい等といった、何か別の理由があったりするのかな？

サンドイッチの上のパンを外してみるとこんな感じです。具材がたっぷり重なっているため写真だとちょっとわかりにくいですね。。

バジルソースが塗られているパンの上に、チキンの蒸し身、ドライトマト、スライスされたアーリーレッド（赤たまねぎ）、スライスマッシュルーム、細くカットしたパプリカが赤と黄色それぞれ入っていました。

そして一番上にはチーズがたっぷり！白っぽいチーズだし、あまり油っぽさが無いので、これはモッツァレラシュレッドチーズかな？

この写真だけ見ると、なんだか具材を欲張りすぎたピザっぽくも見えますよね〜。一番上のチーズに焼き目がついていたり、ところどころアーリーレッドが焦げているところを見ると、どうやらトッピングを施したこの状態で一度オーブンで焼き上げ、そのあと上からチャバタをのせてサンドイッチにしているようです。

具材の量もさることながら、とても手間がかかっている印象です。

味について

おぉぉ〜美味しいよ〜この味付け、この組み合わせ、めっちゃ好きです！(ﾟ∀ﾟ)

まず第一にいろんな具材が入っているにもかかわらず、見た目ほど味が濃すぎないのが良いですね！全体的に塩気は控えめで素材の味がしっかり感じられます。

また、こういったフードコートメニューは油っぽいものが多い印象ですが、こちらはチーズがチェダーチーズではないせいか、そこまでコッテリ感がなく、また食べる時に油がベタベタと垂れてきたりするようなこともありませんでした。

チキンはおそらくムネ肉の切り身だと思うのですが、パサパサしておらず柔らかくしっとりしています。これはチキンシーザーサラダに入っている鶏のムネ肉と同じものかな？たっぷり入っていてしっかり食べ応えがあります。

パプリカやマッシュルーム、アーリーレッドといった具材はそれほど多くありませんが、パプリカの甘味、マッシュルームの香り、アーリーレッドのシャキシャキ食感など、それぞれにしっかり役割がありまして、この具材は別になくても良くない？みたいなものが1つも無いんですよ。

中でもドライトマトがめっちゃいい仕事をしてるんですよね〜！ドライトマトの存在、これは間違いなく必要ですね！

小さい欠片の中にもしっかり濃い甘味と酸味があり、単調になりがちな味わいの中に時々現れていい感じにアクセントになってくれます。

最近、ピザやサンドイッチ等、コストコの商品でドライトマトが使われているものを口にする機会があるのですが、基本どれもハズレなく美味しいんですよね〜。たまたま私がドライトマトが好きなだけかな？

ドライトマト自体は仮に単体で販売されていたとしてもなんだか上手く使いこなすことができなさそうで、購入して色んな料理に使ってみたいな〜とはなかなか思えない食材なんですよね。。

でもこうやってたまーに口にする機会があると、とっても美味しく感じるんです。このチキンチャバタサンドイッチに関して言えば、もっとドライトマトとマッシュルームの量が多ければいいのに〜！と思えるくらい。

チャバタはトルタサンドイッチロールの中のモチモチとした生地感によく似ています。薄めでも外側はパリッとした張りがあるため、沢山の具材もがっちりホールドしてくれて、食べながら中身がボロボロ落ちちゃう、という感じもありません。

唯一気になることといえば、あまりバジルソースの存在感が無かったことくらいでしょうか。。バジルソースが少ないわけではないのですが、あまりにも色んな具材の味が一気に感じられ、バジルの主張はそこまで無かったです。

とはいえ、それぞれの具材の味をしっかり感じられつつも、全体としてとても良くまとまっている印象で、この味のバランスが美味しさの秘密のような気もします。

サイズはやっぱり大きく、さらにチキンがたっぷり入っていたのでかなりボリューミーで半分ずつ分けて食べるくらいでちょうど良かったです。

量的にはしっかり満腹になったのに、気持ち的にはなぜかまだまだ食べたい！と思える味でしたね。全体的に脂っこさが少なく、あっさり系な味わいだったということで、パクパク食べやすかったのかもしれません。

まとめ

とっても好きな組み合わせのサンドイッチでした。個人的な好みで言えば、今まで販売されてきたフードコートのサンドイッチ系メニューの中で一番好きです。

何が気に入ったかって、味はもちろんですが、見た目より油っけが少ないのと、意外と塩気が控えめなのが良いのです！

コストコのフードコートメニューは見た目通りジャンク系というか、割と脂っぽくてコッテリしたものが多いのですが、こちらはそういった印象はなく、具材の味がそれぞれちゃんと生きており、しっかり手間がかかったメニューだなと思いました。

量はコストコらしくとってもボリューミーで、半分だけでもしっかりお腹にたまります。でも、コッテリしていないせいか次々に口に運ぶことができまして、なおかつ食べ終わった後も、もう少し食べたい！と思えるものでしたね。

そして、このサンドイッチのMVPはなんといってもドライトマト！ホント、これがあるのと無いのじゃ印象がガラッと変わります。

確かコストコでも以前冷蔵棚あたりでドライトマトが販売されてるのを見かけたことがあるんですよね。今までは使い方がよく分からず買おうとは思えなかったのですが、今回のサンドイッチを機に試してみたくなりました。

おそらくこの商品も販売期間が限られている商品だと思うのですが、チキンベイクに戻ってしまう前にまた食べたいと思っています！オススメですよ〜！

おすすめ度：★★★★