函館竹田　数の子松前　醤油漬　385g

函館竹田　数の子松前　醤油漬　385g
購入時価格：1,428円（2022年12月）
参考価格：1,448円（2023年11月）
ITEM# 557631

私が2017年から毎年欠かさずに購入している超〜お気に入りの商品、函館竹田の数の子松前。大きな数の子を北海道の郷土料理「松前漬け」にしたものです。

松前漬け（まつまえづけ）とは、数の子にスルメや昆布、細かく切った生姜や人参等をあわせて、塩や醤油をベースにした調味液に漬け込んで作るもので、北海道では年末年始の定番料理として親しまれています。

コストコでもおせち料理の1つとして毎年、年末限定で販売されておりまして、お酒のおつまみとしてだけでなく白米との相性も抜群に良くて、ご飯がどんどん進んでしまって困っちゃうんだよね(´ω｀*)

今季も無事、手に入れることができたので安心していたのですが・・・先に言っちゃうと、今季（2022年）買ったものは、なんかいつものものと味が違いました。

毎年、あっという間に食べきってしまってむしろ足りないくらいなのですが、今季はあれ？こんなやったっけ？と思いながら、現在もホーロー容器に移したものをチビチビ食べていて、ちょっと消費に困っているくらいなのです。

過去に何度も紹介している商品だし、あらためて記事にするつもりは無かったのですが・・・しっかり記録として残しておかなければ、おそらく今回の味をすっかり忘れてしまい、きっと次の年末も思考停止で手に取っちゃいそうだと思ったので、自分への備忘録として残しておくことにしました。

まず大前提として、価格が大きく上がりましたよね。私が去年（2021年）買ったものは内容量385g入りで販売価格は988円でした。

いや、別にいいんですよ値上げは。原材料・燃料費の高騰とか円安とか、こちらに限らず色んな商品がグン！と上がってるわけですから、価格がグッと上がったというのはもはや想定内なわけです。

むしろ、年に1度のお楽しみなので多少お値段高くても目をつぶります。

ただ、味が違う！というのは聞いてない( ﾟдﾟ)

美味しいことをを知ってるから多少値上がりしても買うのであって、これからずっとこの味だったらもう来年は買わなくていいや。そう思わせるくらいに、一口食べた時の「あれ・・・？」はショックだったなぁ。。(-_-)

パッケージについて

こちらは2017年度のパッケージです。この時は内容量420g入りだったので今よりもさらに内容量が多かった！見比べてみると実は、前年度（2021年）よりパッケージデザインがちょっとだけ変わっているんですよ。

というのもそれまでは「モンドセレクション2016年優秀品質銀賞受賞」と書かれていたのですが、2021年度から「モンドセレクション2021年優秀品質金賞受賞」となっているのです。

2021年を境にさらに格上げされた！ということですね！もしやお値段が上がったのはその影響もあるのかも？？？( ﾟдﾟ)

その他も色々見てみましたが、パッケージの情報からは特に、過去に購入したものと大きく変わっている様子はありませんでした。

商品詳細

名称：魚介類加工品（しょうゆ漬）
原材料名：数の子（オランダ、ドイツ、その他）、複合調味液（しょうゆ、砂糖、みりん、その他）、するめ、こんぶ、食塩、唐辛子/甘味料（ソルビトール）、調味料（アミノ酸等）、酒精、pH調整剤、保存料（ソルビン酸Ｋ）、増粘多糖類、着色料（黄4、黄5、赤102、赤106）、（一部に小麦、いか、さば、大豆を含む）
内容量：385g
賞味期限：購入日含め17日
保存方法：冷蔵（10℃以下）で保存してください。

数の子を一本まるごと使用し、するめと真昆布、とろみが強く別名「納豆昆布」と呼ばれるガゴメ昆布を合わせ、当社独自の醤油ダレにじっくりと漬け込みました。素材の旨味がいきる深い味わいをどうぞご堪能ください。

こちらのウリはなんと言っても、まるごと1本の数の子が贅沢に漬けられている！ということ。すみません、写真は食べかけなので切れ子みたいになっていますが、基本的にはキレイな数の子がまるごと、全部で4本入っています。

飴色に染まった数の子はしっかり身が引き締まっていて、細かく刻んだスルメや昆布、唐辛子などもたっぷり、ガゴメ昆布の影響によるものなのか、漬け調味料はネットリととろみがあり、数の子にしっかり絡みついております。

もしかすると数の子のサイズも小ぶりになった？とも思いましたが、毎年買っているから気がつくだけであって、決して数の子そのものは小さすぎるわけではなく、充分満足できるボリュームです。

味について

そして味。

まず、例年よりも味が濃すぎた！( ﾟдﾟ)塩気がめちゃめちゃ強かったです。あれ？こんなにしょっぱかったっけ？くらい濃かった！

もともと全体的に味が濃い目の松前漬けではあるのですが、今まではしっかり味が染みていながらもスルメや昆布の旨味を感じられる味わいだったんですよ。

それが今回は、とにかく塩気が強くて、お出汁っぽい旨味がかき消されている感じだったし、それどころかみりんや砂糖の甘味も控えめに感じるほどだったんです。

今回は「甘じょっぱい」ではなく、しょっぱい。

もともとの松前漬けであれば、割と甘味がしっかりしているせいか子供も白飯と一緒に喜んで食べるような味わいだったんですけど、今回はちょっと・・・子供に食べさせるには抵抗があるくらいの味加減だったんですよね。。

でもプチプチした歯ごたえの数の子は今まで通りで、特に硬さもなくいい食感でした。

なので本当に「調味料の配合を間違えたのでは？」とか「うっかり塩抜きしてない数の子で調理しちゃったのでは？」と思えるくらいだったんです。

決して食べられないほどの味、というわけではないんですけど、今までとはポジションが変わった感じですね。塩辛とかと同じような感覚で、お酒のおつまみとしてチビチビ食べる、とかなら良さそう。

だけど違うんだ・・・うちではそうやってチビチビ食べるんじゃなくて、数の子を口の中でボリッボリッに言わせながら、皆で奪い合いをしながら食べたかったんだよ(-_-)

2017年度に買った松前漬けと比べると、記載されている原材料名の順番とかも微妙に違うし、もしかしたら時代と共に少しずつ変わっているのかもしれません。

もしくは、たまたまハズレを引いただけかもしれないので、こちら1箱食べたところで実際のところは何かしらの変化があったのかどうなのかはわかりませんが

かといって、もう1箱試してみよう！という気にもなれないし、そもそも購入できるタイミングが年1しかないのでハズレを引いたとしても受け入れるしかありません。

というわけで来年は、思考停止のまま見つけたらいきなり手に取るのではなく、原材料などを見ながらしっかり考えたいと思いました。

決して商品そのものが悪くなった、と言い切れるわけではありませんが、少なくとも過去に食べて美味しい！と思っていたものと今回買ったものはぜんぜん違うものでしたね。

年に一度のお楽しみなので正直ショックが大きかった・・・できれば今回たまたまハズレを引いたのだと思いたいです。まだまだ残っているので、もしも良いアレンジ方法を知っている人がいれば、ぜひとも教えてください！

おすすめ度：★★