カークランドシグネチャー　ケトルチップス　シーソルト

カークランドシグネチャー　ケトルチップス　シーソルト　907g
購入時価格　548円

コストコの定番商品ケトルチップス。アメリカンサイズのポテトチップスです。大容量シリーズの象徴的な商品ですね。

コストコへ行ったことがある人は、おそらく見たことありますよね。山のように積まれているポテトチップスの袋は人気商品でもありますので、至る所でディスプレイされていますし、カートインしているお客さんもとても多いです。

まず語るべきはその大きさ。とにかく大きい！完全にお菓子の域を超えてますよね・・。米袋と同じくらいの大きさの袋です

そして、実際に手にとったらとにかく重い。1kg近くありますからね・・・　純粋に1kgというのはそこまで重量感は感じないはずなのですが、これがポテトチップスだと思うと。。

でも、純粋にポテトチップスの値段として907gで548円とか、よく考えたら激安じゃない？

私は、日本メーカーのポテトチップス（うす塩）を、特売とかディスカウントストアとかで80g70円で手に入れるのですが、ケトルチップスと比較すると、内容量はおよそ11倍です。

特売価格（70円）のポテチだと770円分ですよね。定価で購入すればもっと高いでしょうが、最安値で比べてもケトルチップスの方が圧倒的に安いです。

でも、正直、ポテトチップスって食べきりサイズのあの量が良かったりしません？1日置いたらすぐ湿気てしまって美味しくなくなるし、一度開けたら、食べきらなきゃいけなくなりますよね。

なにより美味しくなかった時の事を考えると残ったその量も試練みたいになりそうだし、いかにも健康に悪そうな予感もプンプンします。

ただ、旦那氏がどうしてもどうしても欲しいというのでとりあえず購入してみました。「絶対全部食べるから！」って、正直それはそれでちょっと心配です。カロリー的にも。

丈夫な袋をバリッと開封すると、波形にスライスされたポテトチップスが山のように入っています。1枚の大きさ自体は日本のポテトチップスとそこまで変わらないような気がしますが、揚げ方が一定では無いようで、白いものと茶色いものが混在しています。

まぁコストコの商品は全体的にアバウトというか、大雑把な所がありますので別に気にしません。割れたものも多いです。山のように積んだ形にディスプレイされているので当然といえば当然かもですが。

そしてかなり堅いです。カルビーの商品で堅あげポテトってありますよね？あれと同じ位かそれ以上に堅い感覚があります。いかにもすごい沢山の油を使って揚げましたよ！って感じです。堅いのでヘタしたら口の中が切れそう。

そして味。味もなんとなく堅あげポテトに似てる！シーソルトって書いてあったから、日本でいううす塩みたいな感じかな？と思っていたのですが、うす塩というよりは塩です。結構な量の塩がまぶしてありますので、大量に食べたら塩分過多で危険な感じがします。食べ続ければすぐに水分が欲しくなりそう。

シンプルなその味付けに、じゃがいも本来の甘さが映える感じです。すっごいイモイモしてます。。

正直、味自体はカルビーの方が洗練されている感じがします。ケトルチップスは味も大雑把というか、大アジというか、まさにアメリカといった感じで、初めて食べたときはすぐに食べ飽きちゃって、もういいって感じでしたが

不思議なものでね、一度食べるとなかなかやめられない止まらない。塩気に慣れたら急にイモの甘さが際立ちまして、なんだかこれこそが本物のポテトチップスだと思わせてしまう美味しさ。日本の製品の薄さと頼りなさ、パンチの無さが逆に物足りなく感じるほどです。

・・・あまりいい兆候じゃないですね。中毒性があるようで、私も旦那氏に指摘されるまではテレビを見ながら無意識に食べ続けていました。

とはいえ、やはり一気に食べきれるものでは無いので、適当にくるくる巻いてゴムで止めて常温に置いておくのですが、ジメジメしたこの季節でも全く湿気る気配がありません。

結局開封したまま2週間ほどかけて、少しずつ食べたのですが最後までパリパリで美味しく頂きました！！

怖っ！逆に怖っ！なんで全然湿気ないの？日本のポテチであれば乾燥した季節でも24時間以内でシナシナになるのに。

でも、開封した状態でも保存ができると思えば、あわてて食べきる必要がありませんので、ポテトチップスの概念が変わりますよね。

食べたいだけ食べて、食べきれなかったら保存して、また食べたくなったら食べるみたいな、いつでも美味しい状態で食べれるというのはジップロック保存以外今までありませんでしたので、これなら大容量でも買っていいかな？と思えます。

早く食べきらなきゃ！という余計なストレスに追われる必要もありませんしね。これなら、コストコで人気商品なのもなんとなく納得です。

ただ、塩分量とカロリーがかなり心配です。お菓子はなんでもそうですが、やはり食べ過ぎは注意ですね。昔グーニーズという映画で、チャンクという少年が、みんなに笑われながらもお菓子を手放さなかったのを思い出します。

アメリカの子供はこんなものばかり食べてるから太るんだ。。

と言いながらも、多分、次も買ってしまうんだと思います。

おすすめ度：★★★