トラモンティーナ　フライパン　3点セット

TRAMONTINA(トラモンティーナ) フライパン　3点セット
購入時価格　2,998円

みなさんはフライパンはどういった素材のものを使用されていますか？我が家は鉄製とアルミ製テフロン加工のフライパンの2種類がありまして、料理の内容によって調理器具を使い分けています。

鉄製は放置しているとサビますし、手入れは少し面倒ではあるのですが、ステーキや炒め物など強火での調理には最適。一方、コーティング加工系のアルミ製は比較的安価、軽くて使い勝手が良い上、フライパンに食材が張り付かないので調理のしやすさはもちろん、日々のお手入れも比較的簡単です。なので、どこのご家庭でも1つはお持ちだと思います。

表面加工系のフライパンは、一般的にテフロンだったりマーブルだったりフッ素だったりと色々とあるのですが、私はこういった表面加工が施されたフライパンはいつも上手に使えなくてですね・・・

鉄製のフライパンは何年も大事に育てているのに対し、テフロン加工のものは、コーティングをすぐに剥がしてしまうんです。

今まで1個980円位の安いものから有名メーカーのものまで色々と試しているのですが、どれも半年もつかなーという位なんですよね。

テフロン加工のフライパンって、その機能を長く保たせる為に色々条件があるじゃないですか。中火以上の高温はダメ、油を必ず敷いて使う、フライパンを使ったらすぐに手入れをする、使い終わったフライパンを高温のまま水に付けない、研磨スポンジを使わない、金属製の調理器具を使わない、空焚きしない・・・・などなど。

うまく使いこなされている方にとっては何ともない内容なのかもしれませんが、私はついつい高温で調理をすることが多いのと、予熱する為に空焚きしてしまったりするんですよ。

そんなわけで、毎回新しいフライパンに買い換える度に、「今度こそは上手に使ってやるぞ！」と意気込むのですが、結局いつも同じ位の時期に買い替えることになってしまうんですよね。。

そういうのを何度も繰り返してきたので、もう私にとっては表面加工系のフライパンは完全に消耗品と化しており、高いものを購入するのをやめました。メインを鉄フライパンとしつつ、最近ではお手頃価格のマーブルコートアルミパンを使うようになっていました。

そんな中コストコで発見したフライパンがこちら。TRAMONTINA（トラモンティーナ）というメーカーの3点セットです。3点セット2,998円だと単純計算で1枚1,000円位でめっちゃ安いですし、しかもその日はさらにストアークーポンで500円引きの2,498円だったんですよ。

また近いうちに買い換えなきゃなーと思っていた所だったのでタイミング的にも丁度よかったです。お値段がお値段なので安かろう悪かろうも想定しつつ購入することにしました。

TRAMONTINA（トラモンティーナ）というブランドを今回調べてみて初めて知ったのですが、もともとはブラジルで約100年の歴史を持つキッチンウェアメーカーで、包丁や食器、調理器具の他に家具や家電、ガーデニング用品なども手がけている、アメリカや南米では有名なメーカーとのことでした。

大きさはそれぞれ小さいものから直径20.3センチ、25.4センチ、30.4センチ。重量は小さいものから約500グラム、約780グラム、約950グラムと一般的なテフロン加工のフライパンと同等～やや軽い程度。

厚さ約3ミリと比較的分厚めで頑丈な作りでもアルミ製なので軽量で扱いやすく作られているとのことです。フライパンの深さは4～5センチ位かな？浅くもなく、深すぎもない普通のフライパンです。

グリップの部分はシリコン製になっており、使っている時も熱くなることなく使用できます。フライパンの外側（直火が当たる場所）はホーロー製、内側はプラチナテフロン加工。

デュポン社というテフロンで世界的に有名な工業製品製造業者が手がけた利便性、耐久性に特に優れたテフロン加工になっているとのこと。汚れ落ち良く、お手入れも簡単。

ただ、やはり使い方によっては劣化が免れないとのことで、内箱に使用上の注意が沢山書かれていました・・・全て英語なのでハッキリとしたことはわからなかったのですが、概ね基本的なテフロン加工のフライパンの使い方と同じような感じだと思います。

耐熱温度は176℃、ガス可、電気プレート可、セラミックヒーター可、食器洗い機使用可、IH調理器は使用不可とのこと。

使い勝手についてはおろしたてということもあり、至って快適です。実際に3つも収納棚に置いておくのは邪魔になるかなーと思っていたのですが、結局用途を変えながら3つとも使っています。

あと、フライパンの縁の部分が普通のフライパンと比べると傾斜が緩いんですよね。フライパンの返しは若干コツが必要ですが、炒め終わった食材をお皿に移す時はスムーズに移すことができるので、料理の見栄えがとても綺麗です。グリップも持ちやすく良い感じ。

特に小さなフライパンでオムレツなどを作るとめちゃめちゃ綺麗にフワフワのものができて嬉しかった！日常使いとしては中サイズのものを一番よく使っています。旦那氏は2人前のパスタを作るのに中サイズが丁度良いサイズで使いやすい！と気に入っている様子です。

また、餃子やお好み焼きなどを作る時などは大きいフライパンを使った方が断然扱いやすいです。調理内容によってどのフライパンにするかを考えながら使い分けています。

それから、これは使いながらの感覚なのですが、今まで使っていたアルミパンと比べ、熱伝導率が良い気がします。今まで何も考えずに作っていた半熟卵の目玉焼きを同じようにこのフライパンで作ろうとするといつも煮えすぎてしまうんですよねー。嬉しい事なんですけどね、ちょっと注意が必要です。

収納も3つ重ねてしまえば意外とコンパクトでした。（調べてみたら、フライパンを重ねて収納するのもテフロンにとっては悪いんですってね。擦れないようにキッチンペーパーかなにかを挟んで収納することにします。）

しいて問題点をあげれば、今まで30センチ以上のアルミフライパンを使ったことがありませんでしたので、自宅にあるフライパン用の鍋フタがどれも合わなかったということくらいかな(^_^;　大きなフライパンの為に鍋フタを購入するべきかどうか考えているところです。

というわけで、後は耐久性の問題・・・というか、私が上手にお手入れできるかどうかの問題なので、しばらく使って検証することにします。

やはりメーカー自体しっかりしている所でしたし、質も良いです。とてもフライパン1枚が1,000円前後とは思えないですね。

消耗品ということでもう1セット位買っていてもよかったかもー？購入して正解だったと思います。よい買い物でしたー！

※2014年2月追記
ほぼ毎日使用していた小・中サイズのフライパンが焦げ付きはじめてきました。長持ちさせようと気にしてお手入れしているはずなんですけどねー。8ヶ月の寿命でした。はーん悲しい(TдT)　一番大きいものは使用頻度が少ないこともあり、未だ現役です。

というわけで小・中サイズのみ買い替えを行いました　→カークランド　フレンチスキレット

おすすめ度：★★★