ブラックシードレスグレープ

ブラックシードレスグレープ　1.8キログラム
購入時価格　898円
参考価格　1,398円（2018年10月）
ITEM# 17744

コストコの冷蔵室で販売されていたブラックシードレスグレープです。このシリーズは比較的季節を問わず販売されていますし、コストコでも人気の商品です。

皮の色の違いによってレッドやグリーンなどもあるのですが、ブラックシードレスグレープはレッドやグリーンと比べると比較的出現率が低い商品のように思います。

このシリーズは本当に美味しくてですね、甘味と酸味のバランスが絶妙でサクサクっとしていて、国産のぶどうとはちょっと違う食感が良いんです。

なにより種が無く皮ごとシャリシャリ食べられるので、洗うだけですぐに食べられるという手軽さがステキです。2歳のおちびが大好きなグレープなのでよくお世話になっています。

隣にはレッドシードレスグレープが並んで販売されていまして、こちらは試食も出ていてとても美味しかったのですが、レッドシードレスグレープの方は価格が1,000円を超えていたのでなんとなく手が出ず。。

こちらの方が少し安かったということもあり、今回はじめてブラックシードレスグレープに挑戦することにしました！グリーンシードレスグレープに続きまして3色目のシードレスグレープです。

試食を配っていたお姉さんに、ざっくりとレッドとの比較を聞いてみたところ、レッドシードレスグレープと同じくらい甘くて美味しく人気の商品ではあるけれど、ブラックシードレスグレープの方が皮の部分の渋味がちょっと強いかもしれない。という答えでした。

毎度の事ながら1.8キログラムということですので果物ながらに結構ズッシリとします。

こういった粒系の果物は販売されている時点で中の方にカビが生えているものも少なくありませんので、容器の上から下から横からグルグル見渡し、しっかり選びましたよー。

ブラックという名前は見た目通り、果実の皮の色から付けられているのだと思うのですが、色味は巨峰くらいの濃さのように思えました。

ある意味、3種類のシードレスグレープの中では一番ぶどうらしいというか、日本で一般的に売られているぶどうに近い、見慣れた感じです。

粒の大きさは以前紹介したグリーンシードレスグレープと同じくらいかな。隣に並んでいたレッドと比べると果実の大きさが一回りほど大きく、どんぐりのように少し長細い形状をしていました。大きいものだと直径2センチ、長さ3センチほど。

全体的に果皮に白っぽい粉がふいたような付着物がありますが、これは読者様から教えて頂いた、果実の水分の蒸発を防ぐための「ブルーム」という天然物質のようです。調べてみるとこの粉がまんべんなく付いているブドウほど鮮度が良いとか。

製造元のDIVINE FLAVORという所はアメリカ南部～メキシコに広大な農地を持つ生鮮食品流通会社で、グレープはブラック以外にもレッドシードレスグレープやグリーンシードレスグレープ、レッドグローブなどの生産も行なっており、他にも多くの種類の野菜や果物、オーガニック商品の製造なども手がけているそうです。

このブラックシードレスグレープはメキシコで生産され、アメリカのアリゾナ州より全世界へ出荷しているとのことでした。

また、この食品は殺菌剤として二酸化硫黄で処理されている旨が書かれていました。我が家ではいつものように食べる分を取り外し、ボウルに入れて念入りにガシガシとよーく水洗いをした後、いただきました。

味について

美味しい！爽やか！確かに言われてみたら皮の部分に少ーし渋味がありますが、シブい！という感覚はほとんどなく気にせず食べられる程度でした。他のシードレスグレープと同様、皮までサクサク食べてしまうことができます。

味は結構ばらつきがあり、中には甘さが極端に強いものもあれば、酸味が際立つものなどもあります。ただ全体的に言えば甘さは従来レベルで酸味がやや少なめ。皮の部分の味が気にならなければ子供にも好まれそうな味です。

今回買ったものに関しては、シャクシャクポリポリといった歯切れはなく、全体的にやや実が柔らかめで噛む度に果汁が口の中にジュッと溢れる感じでした。

日本の巨峰のようにめっちゃ甘くて果汁たっぷり！というわけではなく、日本のぶどうとシードレスグレープの間、という感覚でしたね。どこか日本のぶどうと似通った部分があるように思いました。

そんな感じなので、食べながらなんとなく皮を取らなきゃいけないのかしら？みたいな感覚になるのが不思議です。

個人的には、皮がパンと張って歯切れが良い食感のシードレスグレープが好みなので、もっと実が硬めの方が好きかな。たっぷりの氷水でよく冷やせば実が締まってハリが出て食感が出ました。美味しい。美味しい。今の季節にもピッタリ！

日の光をたっぷり浴びて育った皮の色が濃いブドウには、ブルーベリーなどでもお馴染みのポリフェノールの一種であるアントシアンが豊富に含まれており、視力回復や眼精疲労の回復、抗酸化作用などの効果が期待されるそうです。

皮の色が濃いもの程こういった成分が豊富に含まれているとのことですので、皮まで美味しく食べられるブラックシードレスグレープはポリフェノールの宝庫ということですねー。ポリフェノールはアンチエイジングの強い味方としても有名なので美容にも良さそうですね。

ちなみに2歳のおちびにあたえてみたところ、いつものように皮ごと口に入れましたがすぐに「べー」と出しました。やはり味に敏感な子供にとっては皮の少しの渋みが気になるようで、外の皮を丁寧にむいてあげたら美味しそうに食べてくれました。

皮ごと食べられるグレープの皮むきってめちゃくちゃ面倒(ToT)思えばグリーンシードレスグレープが一番子供ウケが良かった気がするなぁ。

というわけで、大人の評判は良かったのですが、おちびにはまだちょっと早かったようです。

私の個人的な好みで順番をつけたとしてもやはり、グリーンシードレスグレープが１番好きだったかなー。そしてレッドとブラックが同じくらいで２番かな。

とはいっても、生産の時期や産地の違い、鮮度によって味や食感は変わりますので一概にどれが美味しい！って感じでも無いのかもしれませんね。

このシリーズは試食もよく出ていますので、実際に味や食感を確かめてから購入するというのが、一番理想的だと思います。

おすすめ度：★★★★