バランスバイク

chicco Red-Bullet　バランストレーニングバイク
購入時価格　1977円＊（2013年10月）
ITEM# 895030

幼児用自転車型遊具「バランスバイク」です。実はここ1～2年ほど前から3歳～5歳位のお子様がいるご家庭で大ブームになっているのがこちらのペダルが無い自転車なんです。

最近のお子様は三輪車ではなくバランスバイク！見ての通り、自転車型の乗り物ですが足元を見てみると漕ぐ為のペダルがありません。ん？どうやって乗るの？って感じですよね。

これはサドルに腰をかけ、両手でハンドルを持ち座った状態で左右の足で地面を蹴りながら前に進む乗り物になります。

足で蹴りながら進むという意味ではスケートボードの自転車版といいますか、ローラースルーゴーゴー（古っ）の座るバージョンといいますか・・・

両手でハンドルを持って支えるので安定しやすく、常に両足が付けられる状態なので、乗るのに特別なテクニックは必要なく誰でも直感的に操作することができるそうです。

また、このバランスバイクに乗ることで幼児が遊びながら自然にバランス感覚を養うことができるので、バランスバイクで遊ぶ子は三輪車で遊ぶ子に比べて自転車に乗れるようになる時期が早いと言われています。

三輪車や補助輪付きの自転車に乗っていると安定しすぎた乗り心地に慣れてしまうので、かえって二輪の練習をする際は支障をきたすんですって。欧米の子どもたちは二輪の練習をする前には大抵バランスバイクでトレーニングをしてから自転車へ移行するらしいですよ。

ペダルが無い自転車が日本で出回るようになったのは、ストライダーという商品がアメリカからやってきてからでして、おおよそ価格の相場は1台10,000円弱といった印象でした。

その後、色々なメーカーが同様の商品を作りはじめ、今では素材が木製のものやプラスチック製のものなど様々。価格もピンキリといった感じでして最近出回っているものは5,000円前後くらいのものが多いのかな。逆にちょっとこじゃれたブランドのバランスバイクだと2万円以上もしたりとイロイロです。

おちびもめでたく3歳になりましたのでバランスバイクを買ってあげようと、こちらの商品は以前から目をつけていたんですよ。コストコで3,000円台で販売されているのを見たことがあったので、やっぱりコストコは安い！3,000円台で購入できたらめっちゃ満足だわーなんて思っていたのですが。

先日、TNC「ももち浜ストア」のコストコ特集に出させて頂いた際、この商品がたまたま1977円で販売されていたのを発見してしまいまして。

なにこれめっちゃ安いやーん！と収録中にも関わらずカメラを忘れて思わず駆け寄り、商品を抱えてはしゃいでしまいましたー！（そして普通に放送されましたーあはは）

これが外箱の写真。自転車（型の乗り物）が1台入っているとは思えないほどコンパクトです。持ち帰るのは大して苦にはなりませんでした。

後で聞いてみたところ、なにやらこの商品はリニューアル前だったということで旧モデルとなるこちらの商品は売り切りで特別安く販売していたんですって。

私が購入したのは10月上旬だったから多分今の時点ではもう残ってないだろうなー。次は新商品のバランスバイクが並ぶ予定みたいです。

キッコというメーカーは、イタリアでもともと専門医療器具を製造する会社でして、安全性を取り入れた一般消費者向けに哺乳瓶やオモチャ、乳幼児衣料品、シートなどベビー関連商品を製造しており、今では世界100カ国以上の国で愛用されている子供向けブランドなのだそうです。

このバランスバイクは海外で様々な賞を受賞している商品とのこと。

組み立て式なので箱から出し、付属の工具を使って自分で組み立てる必要があります。説明書は何語かわからないもので全然読めませんでしたが・・・図説がありましたのでなんとなくそちらを見ながら組み立てれば問題ありませんでした。部品の数は少ないし、思ったより作りも単純でした。

そして組み上がったものが冒頭の写真です。カッコイイ！というかめっちゃ軽い！

ウルトラライトメタルフレームということで、見た目より全然軽かった！ざっくりと体重計で量ってみたら全重量3キロ弱位なんですよ。おちびでも全然持ち運べる位の重さです。

サドルとハンドルはサイズ調節が自由でして、身長90センチのおちびはサドルを一番低くすると足が完全にベタ付きしていました。

カラーバリエーションは赤1色のみだったのですが、赤といってもメタリックな、ワインレッドよりの赤なので、これならば男の子でも女の子でもどちらが使っても全然大丈夫のように思います。

ハンドルはゴム製で滑りにくく、グリップしやすい形状になっています。サドルはパッドクッションが入っているので柔らかく、子供には充分な大きさもあるのでお尻が痛くなることもなさそう。

タイヤは空気を入れるタイプじゃなくて、手触りはすんごい頑丈なな発泡スチロールみたいな・・・なんというかめっちゃ軽いけど硬く、かつクッション性があり、何を踏んでもパンクすることがない不思議な素材。

耐久性については分かりませんが、見た感じ体重が軽い子供がしばらくの間遊ぶ分としては全然問題ないように思えます。

対象年齢は3歳以上、耐荷重は25キログラムまでとのことなので、普通に成長するならば小学校低学年のお子様くらいまでなら余裕ですね。その頃になるとバランスバイクを卒業し、普通の自転車へ自然とシフトする・・・という流れになるのかも。

おちびもめっちゃ喜んでくれたー！！目をキラキラさせながら組み立てが終わった瞬間私の手から奪い取り、特に使い方を教えたわけでもないのに突然部屋の中を走り回りました。

部屋が狭いので壁にゴツゴツぶつかっていましたが、それでも自然に使い方を理解している感じでした。

あ、ちなみにバランスバイクはあくまでも自転車型遊具でして、これで公道を走らせることはできませんので注意です。公道を走る自転車には規則がありまして、車両にブレーキ、警報機、ライト、尾灯もしくは反射板が付いていないとダメなんですって。

このバランスバイクはタイヤとハンドルしかついていないシンプルな作りになっていて、ライトや警報機はもちろん、ブレーキが付いていません。遊ぶ時は広い公園など、周りに危険物が無い所が良いと思われます。

というわけで現在、公園などで遊ばせているのですがブレーキは無くても自分で漕いだ分しかスピードは出ないので危なっかしい感じはないですね。

ただ、転ぶ時は高確率でヒザから落ちてすりむく感じなので、慣れないうちはヒザのサポーターを装着したり、長ズボンを着たりしてヒザを保護した方が良いと思いました。また、パッケージの写真の子のようなヘルメットをかぶらせた方が安心です。

はじめはちょこちょこ転んでいましたが、すぐに慣れてスイスイと走り回っています。バイクそのものがとても軽量なので、おちび自身、扱いやすそうな印象でした。すごく喜んでいますので買って良かったですー！

おすすめ度：★★★★