ホールウィートクロワッサン

ホールウィートクロワッサン　9個入り
購入時価格　998円

この秋、9月末頃から販売されるようになったコストコのホールウィートクロワッサンです。

コストコ通の読者様に新発売のパンとして初めてこのパンの名前を教えていただいた時、何故かクロワッサンに甘いシロップ的なものが塗られてあるようなものを想像してしまったのですが、ホールウィート＝全粒粉のことなんですね。

そういえばホールウィートパスタとか、ホールウィートクラッカーとか、よく聞きますもんねー（^^;

全粒粉・・・つまり、小麦全部を粉にしたもので、小麦粉には含まれていない胚芽や表皮も含まれているものです。お米で言うと玄米のようなものですね。

今回の新しいクロワッサンは、コストコの定番商品であるバタークロワッサンのように丸い形ではなく、長細い形をしていました。1ケース9個入りで998円なので、1個110円です。

バタークロワッサンは12個入り898円で1個75円なので比較すると割高なように思えるのですが、こちらの2種類は個数が違うにも関わらず、全重量は両方とも930グラムと同じなんですよ。

パッと見た感じ、パン1つ1つの大きさはそんなに変わらない印象でしたが、手にとってみるとホールウィートクロワッサンは見た目よりもずっしりと重たかったです。

これは食べごたえありそうだー！

名称：パン
原材料：小麦粉、バター、牛乳、砂糖、イースト、食塩、麦芽、大豆粉、ソラマメ粉、乳化剤
保存方法：直射日光・高温多湿を避けて保存して下さい。
賞味期限：購入日含め3日
内容量：930グラム

カットしたら中身はこんな感じ。少し褐色っぽい生地がなるほど全粒粉って感じですね。小麦粉以外の穀物も使われていますが、特に雑穀っぽいツブツブがあるわけではないみたい。

バタークロワッサンよりも中身がみっちり詰まっている印象ですが、全体的な生地感はどこか従来のバタークロワッサンと似ているような気がしました。

食べてみました！噛みごたえがあるしっかりした生地です。外側はパリっと、中側はフワッとしていて・・・街のベーカリーで販売されているクロワッサンのような、サクサクっとした軽い食感のものとは違いますが、これはこれで全然アリです。

少しトーストするとバターの甘い、良い香りがします。でもバタークロワッサンと比べて脂っこい感じはこちらの方が少なめのように思いました。

購入日翌日になると表面のパリっとした感じが柔らかくしっとりした感じに変わるのは従来のバタークロワッサンと同じですね。

翌日以降は少しオーブントースターで温めてから食べた方が美味しく食べられます。ただ、バターが多いためか焦げるのが早いので気をつけて調理した方が良いですね。

消費期限は3日しかありませんので、食べきれない分はラップで包み、ジップロックに入れて冷凍保存をしました。長細い形なのでバタークロワッサンよりも場所を取らず、ジップロックにも沢山入れることができるし取り出すのも楽なように思いました。

あ、でもサンドイッチを作るのは長細い形よりも円形のクロワッサンの方が作りやすかったかな。こちらは長細い形状なのでハムとかいちいちカットして挟まなきゃならないし、具材もちょっと溢れやすかったりするんだな。

全粒粉は普通の小麦粉と比較すると、食物繊維や鉄分、ビタミン類が豊富に含まれており、また低インシュリンダイエットで有名なGI値は小麦粉の約半分、玄米やおソバよりもさらに低い穀物で、ヘルシーかつ栄養価が高い食材なんですって。

同じクロワッサンでもバタークロワッサンとホールウィートクロワッサンの決定的な違いは「油っぽさ」だと思うんです。

バタークロワッサンの方がやはりバターがたっぷりでベタベタした手触りがあり、コッテリな印象です。バターのコクがしっかりあってとても美味しいのでこちらも好きです。

ホールウィートクロワッサンの方は1個の量が多く食べごたえがありますが、油っぽさが少なめなのでわりとあっさり食べることが出来る感じでした。

健康志向の方は断然ホールウィートクロワッサンの方がオススメですね。ホールウィートクロワッサンの方が個数が少なく、かつ値段も高いですが、お値段なりの満足感はあるように思いました。

おすすめ度：★★★