難消化性デキストリン　オプティファイバー

カークランドシグネチャー　OPTIFIBER　25.6オンス
購入時価格　1,298円

最近美味しいものが沢山ありすぎて、全く食欲が衰えません。増えた体重が元に戻りにくくなっていることに微妙に危機感を感じておりまして、同じ年代のママさん達と「やばいよねー」な話をしながらおやつ食べたりしてます。( ﾟдﾟ)矛盾。。

そこで話題になったのが、食べ過ぎを防止するには「食物繊維」が良いと。炭水化物や脂肪分の吸収を遅らせる働きがあって、血糖値の上がり下がりが緩やかになり、食べ過ぎを防止するらしいんですよ。

食物繊維が身体に良いことはなんとなくわかりますが、お通じを良くする作用くらいしか知らなかったのでとっても興味深い話でした。

今の食生活を激的に変えるのは難しいのですが、サプリメント的なもので補助できたら良いなと思いまして。

食物繊維と言えばテレビCMでよく流れている小林製薬のイージーファイバーかな？なんて思いながら、コストコにあればいいなーと薬売り場周辺を探していて発見したのが、このカークランドシグネチャーの水溶性食物繊維加工食品、オプティファイバーです。

いわゆるサプリメントが入っているようなプラスチック容器をめちゃくちゃ大きくしたみたいな・・・直径12センチ、高さ20センチ強の巨大な容器に入った商品です。

なんでしょうね、見た目は何が入っているかよくわかりません。初めて遠目で見た時は使い捨ての除菌タオルでも入れられているんじゃないかと思いました。

ぶっちゃけ・・・かなり怪しい。。いかにもサプリメント大国アメリカって感じの商品ですよね。

内容量730グラム（25.6オンス）なので、小さじ約200杯分の難消化性デキストリンが入っているんですって！全て天然成分で作られている栄養補助食品とのことです。甘味料・香料は使用せず。防腐剤フリー、乳糖フリー、着色無しと書かれていました。

後から知ったことですが、食物繊維粉末食品のパイオニアである小林製薬のイージーファイバーは基本的にはトウモロコシ由来の難消化性デキストリンなんですって。小麦由来で作られているオプティファイバーとは原料は違いますが、ほとんど同じ用途で使えると思っていいみたい。

イージーファイバーは1パック（5.2g）が30パック入っていて希望小売価格が1,600円だとか・・さすがにイージーファイバーは結構良い値段。。。

もちろん国産メーカーで特定保健用食品として認められている製品の方が安心感はありますが、コストコで730グラム入りを1,298円で購入できると思うと、あまりにも値段が違いますし、日頃食物繊維のサプリメントを常飲している人にとっては、身体に合えばかなり魅力的な商品のようにも思えます。

名称：水溶性食物繊維加工食品
原材料名：難消化性デキストリン（小麦由来）
内容量：730グラム
賞味期限：購入日より1年半先まで
保存方法：直射日光や高温多湿を避けて保管して下さい。
原産国名：アメリカ

しかしこの商品、蓋がめっちゃ硬いんですよね・・・しかも蓋が大きすぎて小さい手の人はちょっと開けにくいと思います。

サラサラとした粉が大量に入っていました。極々わずかにクリーム色が混じった白色の粉です。粉そのものは臭いもほとんどなく、味は極々わずかに甘みを感じる？という程度です。本当に、ただの粉って感じですね。

【お召し上がり方】
食品として、小さじ2杯（3.5グラム）を120ミリリットル以上の飲み物（非炭酸）や柔らかい食べ物に加えて溶けるまでよく混ぜてお召し上がり下さい。
【摂取量の目安】
12歳以上～成人：1日5回まで
7～11歳まで：1日3回まで
6歳未満はお召し上がり前に医師にご相談ください。

さっそくですが飲料水に入れてみると、直後は粉末が底に溜まるような感じです。混ぜているとしばらくは水が白っぽく色付きましたが、3分も経てば完全に水に溶け込んで、無色透明になりました。

粉を入れただけではサッとは溶けず、微妙に白いダマダマができたりもしますので、粉を入れてからしっかりと撹拌する必要があります。

オプティファイバーを入れたお水は特に味が変わることなくほとんど無味・無臭。普通のお水として飲むことができますし、これならば他の飲み物に入れたとしても本来の味も香りも変わらず、食味を邪魔するようなことはないと思います。

これで食物繊維が確実に取れるというのであればかなりお手軽！こういうお薬みたいなものは、ゼラチンみたいに固まったりして食感が悪くなるイメージがあったので、完全に溶けてしまう上にお料理の味を邪魔しないのは嬉しいです。

最近では、普段飲むコーヒー、紅茶の他、ヨーグルト、お味噌汁、クリームシチューなど、温かいもの、冷たいもの、サラサラした液体、粘度が高い食べ物など色々なものにサラサラと振りかけています。

冷たい水よりも温度が高いものの方が溶けるのが早いし、サラサラした液体の方が馴染むのが早いような気がしました。

とはいえ、液体や柔らかい食べ物であればいずれにしてもしばらく撹拌すれば溶け残るということもないので、今のところ特に使いどころに困ることはありません。

今のところは1日3回、書かれている規定量で継続できています。家族では私しか使っていませんので、ダイニングテーブルの私の席から近い場所にどーん！と置かれている感じですね。

ちなみに私は特に便秘に困っているというわけではないのですが、オプティファイバーを飲みはじめたことによってお通じの回数が増えたとか、お腹の調子が変わったということは今のところありません。

飲み始めてからしばらくはお腹がゴロゴロになるかもしれないなぁなんて少しビビリながら少量ずつ開始した感じだったからかもしれないのですが。。

今のところ飲み始めて1週間ほどなので、効果を実感するのはまだまだ先の話なのかもしれないし、もしかしたら整腸作用については穏やかな効き目なのかもしれないし、明らかな効果が感じられるには摂取量が少ないのかもしれません。人によって実感するのはマチマチなのでなんとも言えませんけれども・・・。

ただ、食物繊維についてちょっと調べて知ったことなのですが、食物繊維には水に溶ける水溶性と、水に溶けない不溶性食物繊維があって、主に腸の働きを刺激して腸自体の活動を活発にさせる作用が不溶性食物繊維であり、オプティファイバーのような水溶性食物繊維は、乳酸菌などの有益な菌を増やして、腸内環境を整える作用があるのだそうです。つまり、水溶性食物繊維は、強制的にお腹をゴロゴロさせるという作用は無いみたいです。

ちなみに旦那氏は私よりもかなり腸が敏感なので、こういった薬みたいなものはお腹を下しそうで嫌だと言っているのですが、むしろお腹を下しやすい人こそ腸内環境を整える為に、積極的に摂取すべきなのかもしれないなぁと思いました。

あと、水溶性食物繊維は水分を多く含んでゼリー状に膨れ上がり、腸内をゆっくり移動するという特徴がありますので、水分はいつも以上に多めに取る必要があるみたいなので、それは注意するべき点ですね。

日本人の食物繊維の摂取目標は20～25ｇと言われていますが、日本人の平均摂取量は約14gと摂取目標に達しておらず、慢性的に食物繊維が不足しているそうです。

というのも、昔は玄米や豆類など、日本の食卓には食物繊維が豊富な食材で溢れていたのに対し、欧米化した食材には食物繊維の量が少ないらしく、今は積極的に食物繊維が含まれる食材を選んで食べなければすぐに不足してしまうとのこと。

普段食べているものを急に変えるのは難しいのですが、こういった補助食品ならば気軽に取り入れやすいですよね。これで食べ過ぎが防止できるかどうかはわかりませんが、しばらく続けてみたいと思います。

おすすめ度：★★★