Dolfin アソーテッドチョコレートスクエアズ

Dolfin（ドルファン）
ザ　アートオブブレンディング　アソーテッドチョコレートスクエアズ60
購入時価格　1,298円

一時期コストコ掲示板で話題になっていたドルファンというメーカーのベルギーチョコレートを購入してみました。

皆さんのコメントを読んで、へーこれドルファンって読むんだーと思ったのですが、普通には読めませんでした・・・。調べてみたところ、フランス語で「ドルファン」、英語読みで「ドルフィン」と読むらしいんです。ちなみにコストコで貰ったレシートには「ドルフゥン　チョコレート」と書かれていました。正解はどれだ？( ﾟдﾟ)？

1枚ずつ個包装されていて高級感のある、スクエアタイプのチョコレートアソートパックです。そんなに大きなパッケージではないのですが、まるでタイルのように綺麗に並べられているチョコレートが60枚も入っています。

パッケージの外からではわかりにくいのですが、実はこちら、縦5枚、横4枚に並べられたチョコレートが3段式の計60枚になっているんですよね。一つ取り出したら下の段から同じものが出てきて、そちらを取り出したらまた同じものが出てきて・・・という感じで、何だかちょっとお得な気持ちになれるものでした。

チョコレート1枚は3.5cmの正方形で、厚みは3mmくらいかな？チョコレートの味は全部で5種類あり、それぞれパッケージの色やデザインで区別されていました。色々なハート型のデザインがとっても可愛い〜！こういうのって、いかにも海外って感じがしますよねぇ〜。

単価で言うと、1枚21.6円ということになります。購入価格が1,000円を超えるチョコレートって、バレンタインなどのイベントや、お土産としてしか購入することはありませんでしたが、コストコに関しては内容量が多い為チョコレートで1,000円を超えちゃう値段というのはもう当たり前になっちゃったなぁ。。一見高いようですが、1枚あたりの価格でみるとチロルチョコくらいですもんね。

本場ベルギーのチョコがチロルチョコと同じくらいだと思うと、なんだかお得な気分になれますね！

しかしベルギー産のチョコレートといえば、中にナッツとかクリームとかが詰められている「プラリネチョコレート」が定番という認識でしたが、こちらは全体的にシンプルな味といった印象でした。

味の種類は「ミルク38％ココア」「ミルクウィズヌガティーヌ」（←読み方合ってるかな？ちょっと自信が無い・・）「ダーク70％ココア」「ダークウィズヌガティーヌ」「ダークウィズオレンジ」の5種類で構成されているのですが、見た目の厚み（薄さ）から、チョコレートの中に何かが詰められている、という雰囲気では無さそうです。一見、シンプルな薄い板チョコという感じに思えます。

どのパッケージのものがどの味のチョコレートかというのは少々わかりづらいのですが、全てパッケージの裏側に記載されていまして、それぞれ12枚ずつが5種類で計60枚、という構成になっていました。

名称：チョコレート
原材料名：カカオマス、砂糖、ココアバター、全粉乳、低脂肪ココアパウダー、ヘーゼルナッツ、乳化剤、香料
内容量：270g
賞味期限：購入時より11ヶ月先まで
保存方法：直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所で保管してください。
原産国：ベルギー

チョコレートは、可愛い絵が書かれている紙と、薄い銀紙の2枚で包んでありました。中身はやはり、思った通り極々シンプルな板チョコという感じ。一説によると、薄くて四角く、シンプルで洗練されたこの形は、繊細なチョコレート本来の味わいを楽しめる形なのだとか。

ドルファンチョコレートは人工的な材料は使わず厳選された原材料とチョコレートをミックスするベルギー伝統の高度な技術と芸術性によって作られています。ギフトにも最適です。

以上の説明文が、チョコレートを取り除いた底の部分に記載されていました。というわけで正解は「ドルファン」ということで良いみたいです。笑

さっそく5種類を食べ比べてみました！

まずベーシックなミルクチョコレートは、コッテリ系で甘味が強いです。中身は特に何も入っておらずプレーンでした。どことなくミルキーでアメリカンな甘さといいますか、食べながらなんとなくハーシーのキスチョコを思い出す味ですね。海外の人はこういうチョコレートが好きなのかなー？私にとってはちょっと甘すぎたかな。

ミルクウィズヌガティーヌは、食べる前は中にねっちょりしたものが入っているのかなー？と思っていたのですがそういうわけではなく、チョコレートの表面に砕かれたナッツのカケラがボツボツ見えました。

チョコレートそのもののベースはミルクチョコレートと同じですが、ミルクチョコレートには無い甘香ばしい風味と、時折ナッツのザクザクッとした食感があります。甘味の中に、気のせいかオレンジピールをかじった時のような柑橘系の酸味を感じ取れたりします。

ダーク70％ココアに関して・・・一時期、カカオの割合が高いチョコレートが日本メーカーでも流行りましたよね。子供の頃はどんなに美味しいものなんだと思って興味本位で食べてみたところ、酸味と苦味がいつまでも口の中にヘバりついて取れず、私が知っているチョコレートとは違いすぎてビックリしたことを思い出します。正直美味しくないなぁと思いつつも、友達の前では大人ぶって食べてみたりして^^;

その時の感覚が強すぎたこともあり、苦いかなー？と思いながら食べてみたのですが、個人的にはこれが一番好きでした！なんというか、濃さがあるチョコレートです。甘さ控えめでほのかな酸味とスパイシーさがあります。雑味はほとんどなく苦味は想像以上にまろやかで食べやすいです。

これこそコーヒーと一緒に飲みたい！お酒にも合いそう。カカオ率が高いものなのに口溶けのなめらかさにビックリしてしまいました。上品で後味も良いです。

こういうものを美味しい！と思えるようになるのって、大人になったなぁって思える瞬間ですよね。。昔はコーヒー牛乳しか飲めなかったのに、いつの間にかブラックコーヒーを飲めるようになるのと同じような感覚かも・・・違うか？

ダークウィズヌガティーヌは、さっきのミルクウィズヌガティーヌのダークチョコレートバージョンという感じです。やはり私はこちらの方が好みです。味としての甘味はあまり無いけど、感覚としての甘味はあります。大人美味しい感じですねー。旦那氏は5枚の中だとこれが一番美味しい！と言っていました。

ダークウィズオレンジは、ベースは基本的にダークチョコレートですが、目に見えないほどの細かいツブツブが練り込んであり、その部分に柑橘系の酸味を感じました。先ほどのヌガティーヌとはまた違う風味があります。ダークチョコレートとの相性も良く、甘すぎない大人の味です。

パッケージは基本、ミルク系がピンク色、ダーク系が青色、オレンジが黄色という感じで分類されています。一つ一つ味が違うので選ぶ楽しみがあるのですが、私が食べようとするとついつい好みのブルーばかりに手が伸びてしまいます。

ただ、見た目がとっても可愛くコーヒーカップにちょっと添えるのに丁度よいサイズなので、自分たちで楽しむというよりはお客様にお出しするために残しておきたい雰囲気です。可愛いので、自分たちだけで楽しむのがなんだか勿体無いような気持ちになっちゃうんですよね。

ベルギーチョコレートというだけあって、サイズは一口サイズですが、味はそれぞれ本格的で満足度が高いチョコレートでした。1つ1つ丁寧に包んであるものなので、ヒョイヒョイ食べ過ぎちゃう、ということもありませんしね(´ω｀*)　大事にいただきたいと思います！

おすすめ度：★★★