新宿中村屋　カレーうどん

新宿中村屋　カレーうどん冷凍　4食入り
購入時価格　1,188円

コストコの冷凍食品売場で販売されていた、新宿中村屋のカレーうどんを買ってみました。主に私の一人昼食用ですね。温めるだけで手軽に食べられる、というのが素敵だなーと。

カレーうどんは大好きなのですが、カレーうどんってうどん屋さんで注文するか、カレーが残った次の日に、お鍋に出汁を足して作って食べるかのいずれかになるので、わざわざ「カレーうどん」単体を作って食べる、という機会ってほとんど無いんですよ。

でもなんだか、無性〜に食べたくなる瞬間があるんですよね・・・。かといってその為に外食するほどでもないし、家でカレーうどんを作る時は大抵前日もカレーを食べていますので、そういう時はタイミング的に、カレーを若干食べ飽きていたりするんです・・・。

というわけで、私の中では「食べたい！」のタイミングで都合よく食べられる事が滅多に無いという、不遇のメニューなのですが、冷凍食品だと手軽に1人前が用意できて嬉しかったりします。

しかし最近の「冷凍うどん」って、めっちゃ美味しいですよね(´∀｀)　こんなに美味しくなったのっていつからなんでしょう？？はじめて「冷凍うどん」というジャンルの食品を食べた時は、これが冷凍ー！？とすっごいビックリでしたよー。

冷凍食品というと、どんな食材でもやはりどこか「質が落ちる」とか「食感が悪くなる」みたいなイメージがまだまだあるのですが、これが「うどん」に関してですと、自宅で調理して食べる系の中では乾麺よりも、出来合いの生麺よりも、ダントツ冷凍うどんの方が美味しいと思うんです。

しかも今回はカレーで有名な新宿中村屋のカレーうどんなので期待大！4食入り1,188円なので、1食300円弱だと思うとなかなかのお値段ではありますが、そこは新宿中村屋ブランドというところでしょうか。。

コストコで販売されているビーフカリーやバターチキンカレーも美味しくて気に入っているので、こちらを発見した時は買わずにはいられませんでした。

名称：ゆでうどん
原材料名：【カレー】野菜・果実（玉ねぎ、長ねぎ、りんご、しょうが）、鶏肉、ソテーオニオン、食用油脂（なたね油、ラード）、砂糖、ヨーグルト、小麦粉、ソテーキャロット、乳等を主要原料とする食品、しょうゆ、食塩、カレー粉、ビーフエキス、カシューナッツパウダー、かつおエキス、チキンブイヨン、こんぶエキス、香辛料、バター、増粘剤（加工でん粉）、調味料（アミノ酸等）、着色料（カラメル）、香辛料抽出物、香料
【めん】小麦粉、でん粉、食塩
内容量：1792g（448g【めん198g、カレー250g】×4食）
賞味期限：購入日より11ヶ月先まで
保存方法：-18℃以下で保存してください。
凍結前加熱の有無：加熱してありません。
加熱調理の必要性：加熱してください。

すみません・・・袋を開けた写真があれば良かったのですが、すっかり撮り忘れていました^^;

袋をあけたら冷凍うどんとカレー出汁が、それぞれ別包装となっていました。4食入りなので、うどん4つ、カレー出汁4つが入っていました。うどんはまぁよく見る冷凍うどん、という感じですねー。

個包装になっていまして、作り方はカチカチに凍ったままの麺を電子レンジで規定の時間温めるだけ。600Ｗの場合は3分30秒温めます。もしくは、袋を外して沸騰させたお湯で1分間茹でて加熱するという方法もあります。

温まった麺は箸でほぐす必要も無く、袋を破って丼へ移すだけでＯＫ。麺のベタベタ感もありません。

カレー出汁の調理方法は、電子レンジ加熱のみしか記載されていませんでした。凍ったままの状態で「蒸気口の面」を上にして耐熱性のお皿にのせ、電子レンジで温めるだけです。600Ｗの場合だと約4分30秒の加熱が必要となります。

温めている途中から、出汁が袋の中で微妙に沸騰しはじめ、すごい勢いで袋が膨らんできて心配になってしまうのですが・・・一定以上に膨らむと蒸気口からちゃんと空気が抜けるのでパン！と袋がはじけて破れることはありません。

ただし、加熱後はすっごく熱いです。特に上蒸気口近くは中からの蒸気だけで火傷しそうになっちゃうので注意・・・温まったら先ほどのうどんが入った丼に、カレー出汁をかけて完成！

なんか具材を用意した方が良いのかなーと思ったのですが、冷蔵庫に残っていて使えそうな具材がネギ位しかなかったので、刻んで乗せてみました・・・^^;　

こういった食べ物って中の具はほとんど入っていないものが多いので、やっぱり具が入っていないと寂しいよねーと思いきや、実は1.5cm角切り位の鶏肉がゴロっと入っていたり、くし切りの玉ねぎが入っていたりしているので、具が少ない！という感じはないですね。

よーく見てみると細かく刻まれたニンジンなどもチラチラ入っているのがわかりまして、出汁の中に色んな食材のエキスが溶け込んでいるんだろうなーという印象です。

食べてみました！

サラッとした出汁です。辛味の強さは新宿中村屋指標でいう5段階中の2（やや甘め）らしく、辛いカレーが苦手な私でも普通に食べられる辛さでした。通常のカレーでいう中辛といった感じで、食べ終わった後に口に残る風味はかなりスパイシーで本格的です。

旨味のある出汁、スパイスの香り、喉元にピリピリ感が残る感覚など・・・カレーうどんではあるのですがなんだか普通にご飯と一緒に食べるカレーに近い雰囲気がありまして、なるほどうどん屋さんのカレーうどんではなく、カレー屋さんのカレーうどんだな、という気がします。鶏肉もふっくら柔らかめ、玉ねぎはシャッキリした食感が残っていてこれもまた良し。

冷凍うどんは讃岐うどん系。適度にコシが残りながらもモチモチつるんとした食感の良い麺です。これ本当に冷凍なのー？？最近の技術って本当にすごい！( ﾟдﾟ)

麺に残ったコシの強さとか、水分バランスとか、レンジでチンしただけなのに本当茹でたてみたいで美味しいー！こういう麺大好きですー！

カレー出汁は美味しくてこだわりを感じますし具も入っていますし、うどんはうどんでめっちゃ美味しいので、結果このカレーうどんも美味しくて素晴らしいとは思うのですが

本当に個人的な好みなのですが・・・カレーうどんはもっとドロっとしたトロミがある出汁で、表面が少々ザラッとした出汁が絡みやすい麺で、なかなかツルッと食べることができないみたいな食べ物という印象があるんですよね・・・。

私にとっては出汁がサラサラしすぎ、カレーうどんの麺にしては、麺がツルツルしすぎ、という感じでして、私の好みのカレーうどんと比べると、こちらはかなり上品すぎる印象です。

出汁と麺を一緒に少し煮込めば好きな感じになりそうな気もするのですが、手軽に食べられる冷凍食品に手間はかけたくないなぁと思ったりもしますし・・・せっかくの美味しい麺がダメになってしまいそうでちょっと怖い。個人的にはこのツルツルシコシコ麺だと、カレーうどんではなくぶっかけうどんの冷とかで食べたいなぁと思ってしまいました。

あと、作る手間や材料はほとんど無いのですが、少々作るのに時間がかかる、というところが難点かなー。うどんの温めで3分30秒、その後出汁の温めで4分30秒。1食のカレーうどんを作る為に8分必要なんですよね。

仮に2食分作るとなると、2食目が完成した頃にははじめに作った方は冷めちゃってる、という自体に陥ってしまうので・・・2食以上作る場合は、レンジではなく湯煎で麺を温めて調理する方が良いのかな？

いずれにせよ、さっとご飯を済ませたい！という用途でストックしておくのであれば、基本的には1人ご飯用という使い方の方が無難なのかもしれません。

いろいろ書いてしまいましたが、あくまで私個人の好みとはちょっと違ったなぁーというだけで「家で気軽に食べられるカレーうどん」としては満足できる商品だと思いました。なんだかんだと言いながらあっという間に食べきってしまいましたしね。

おすすめ度：★★★