ベルギー産　ミニチコリ

ベルギー産　ミニチコリ　500g
購入時価格　598円

冷蔵室で販売されていたベルギー産のミニチコリを購入しました！チコリという野菜は日本ではあまり馴染みが無く、購入できる場所も限られていて普通のスーパーではなかなか見かけることがないですよねー。

こういう商品が普通に置いてあって、なおかつ手が届く価格帯というのはコストコの魅力ですよね。

チコリは地中海沿岸が原産の野菜で、特にベルギーはチコリの産地として有名なようです。フランスではアンディープ、イタリアではチコーリアと呼ばれていて、冬場はごく日常的に食べられている野菜とのことでした。

さすがヨーロッパ！野菜の名前でさえもなんだかオシャレだ！ちなみに和名ではキクニガナ（菊苦菜）と言うそうです・・・キク科で苦い葉だから？

日本でも、岐阜県中津川市に「ちこり村」という国産チコリの生産で有名な場所があるそうなので、もしかしたら地域によってはよく食べているという方もいらっしゃるのかもしれませんね。

しかしこちら「ミニチコリ」という名前から、もとの一般的なチコリという野菜は、日本で言う白菜位の大きさがあるものなのかしら？なんて思ったりしていたのですが、普通のチコリでもそんなに大きいわけではなく、一般的には手のひらサイズ（15cmくらい？）らしいんですよね。

というのも、チコリは葉に苦味があるのが特徴らしく、日に当てずに栽培した白い芽の部分を食べるのだそうです。成長すればするほど苦味が際立つので、小さくて白いものの方が苦味が少なく食べやすいのだとか。

今回購入したチコリはどれもサイズが10cmに満たない程度なので、確かに通常サイズと比較したらミニマムな感じがします。販売されていたものは全て500g入りと表示されており、サイズに応じて9本〜11本入りで構成されていました。今回は11本入りを選んで購入。

先端の葉先が淡い黄緑色をしているだけで、葉は白く船のような形の葉が抱きあうように重なっています。一見、白菜の芯を小さくしたような形状です。食べ方としては、生でサラダにしたり、グラタン、煮込み料理などが人気のレシピとしてよく上げられています。

中でもチコリボートという舟形の葉の形状を活かし、葉を1枚ずつ剥がして器にし、そこにディップやハムを乗せて盛り付けるオードブルがあるのですが、それがもう見た目がすごいオシャレなんですよー。こんなのが家で作れたらステキ(ﾟ∀ﾟ)

まずはサラダとして生のまま食べてみました。

みずみずしくシャキシャキとした食感はやっぱり白菜に似ている気がします。ほろ苦さと香りが独特ですが、エグみのような食べにくさは無いので生でも全然平気。

ほのかに甘さもあり、ジューシーさもあり、大人味の野菜ですね。塩気が強いハムや濃厚なチーズ等と一緒に合わせると、良いワインのお供になりそう。

こういうのを美味しい！と感じられるのって大人になったなーと思います。個人的にはもっと苦味があっても全然平気なので、ミニじゃないチコリでもきっと美味しく食べられるはず。

こちらは、軽く湯通しして味つけしたミニチコリを半分にカットし、お皿に並べてベシャメルソースをかけてオーブンで焼いたグラタン。

茹でたら葉先がちょっと黒ずんでしまって少々見た目が悪くなってしまったけど、葉はトロンと柔らかくなって甘味も引き立ち、こちらもとっても美味しかったです！

火を通したことで苦味はさらに抑えられ、こちらはグラタン大好きな4歳のおちびも普通に食べていました。

サイズが小さいということもあり11株ありましたが3回分ほどの料理で無くなってしまい食べ終わるのは早かったです。ラップでぴったりと包んで冷蔵庫に入れておき、最後に食べたものは購入してから約1週間後位でしたが、特に乾燥してしなびるようなこともなく、最後まで美味しく食べることができました！

形状が独特で、ただ盛り付けるだけでもなんだかオシャレな食卓にしてくれる素敵野菜。苦味もそこまで強くなく食べやすいので、おもてなし料理にも良さそうですね。チコリを使って美しくオードブルとか作れたら、なんだか上級者ちっくな感じ(ﾟ∀ﾟ)

冬場の野菜とのことなので、もしかしたらコストコでももう無くなっちゃってるかも？今シーズン、もう一度くらいは買いたいなぁーと思える野菜でした。

おすすめ度：★★★