カークランドシグネチャー　生アーモンド（調理用）

カークランドシグネチャー　生アーモンド（調理用）　1.36kg
購入時価格　2,298円
参考価格　1,448円（2017年2月）※パッケージが変更になっています。

アーモンド大好きな父に「父の日のプレゼント」ということで購入したコストコの生アーモンドです。（紹介するのが遅くなりました。^^;）毎度のことながら量が多いので、少しおすそ分けしてもらいました。

これまでは、ドライローストアーモンドを購入し帰省時のお土産にしていたのですが、残念ながらコストコには有塩タイプしか取り扱いが無いんですよね。

何かのテレビでアーモンドはダイエットに良いやら栄養価が高いやら、抗酸化作用で若返るやらと色々影響されておりまして、もっぱら間食はアーモンドばかりになっている父なのですが、有塩タイプですと食べながらどうしても喉が乾いてしまうので、無塩タイプの方が良いな〜と前々から言っていたんです。

何も味が付いていない無塩タイプが欲しい！となると、調理用の生タイプしかなかったので、今回はじめて生アーモンドを選んでみることにしました。

そのまま食べるタイプと違ってこちらはハードケースに入っているわけではなく、袋詰めになっています。ウォールナッツ（くるみ）と同じですね。ローストされた方は1.13kg入りなのに対し、こちらは1.36kg入りと内容量も多めになっています。

しかしナッツ類、本当にガンガン値段が上がっていますねぇ・・・(-_-)

アーモンドの高騰はアメリカの大干ばつが影響しているらしいので仕方のないことだとは思うのですが、以前は1,000円ちょっと位の価格で買えていたんですよね・・・コストコへ行って確認する度に値上がりしていることに戸惑いを隠し切れない(;_;)

名称：生アーモンド（非加熱）
原材料名：アーモンド
内容量：1.36kg
賞味期限：購入日より4ヶ月先まで
保存方法：直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所で保存して下さい。
原産国名：アメリカ
※鮮度を保つため、開封後は冷蔵庫で保管し、お早めにお召し上がり下さい。

そういえば、生アーモンドってスーパーではあまり見かけない気がするなぁ。。ローストアーモンドはよく見かけますが、生のアーモンドって普通に売ってるのかな？やっぱり製菓コーナー？

生アーモンドはローストされているものと比べると皮の色味が黄色っぽく明るめ。サイズはおおよそ2cm程度の一般的なアーモンドです。一つの袋の中にガサッと入っているということもあり、微妙に薄皮が剥がれていたり、一部が欠けているようなものも入っています。

私、今回初めて知ったのですが、アーモンドって生でも食べることができるんですってね。というか、近年巷で流行っているアーモンドの健康効果やらダイエット効果やらといったサプリメント的見解で言えば、焼いたものよりも生の状態で食べた方が栄養価がさらに高いらしいんです。

また、アーモンドのうす皮には抗酸化成分のフラボノイド類（ポリフェノールの1種）が含まれているので、皮ごと食べた方が良いのだとか。

ただ、生のアーモンドを食べることで消化不良を起こす方も多いそうなので、一気にたくさんは食べない方が良いみたいですね。アーモンドに限らず生のナッツには「酵素抑制物質」というものが含まれており、生でそのまま食べることで酵素が抑制され消化しづらくなるようです。

生アーモンドの味について

一言で言えば、「湿気を含んだアーモンド」という感じでしょうか。フニャフニャとは言いませんがナッツが微妙にしっとりしています。

生アーモンドを初めて食べた母は「湿気とる！古くなっとる！」みたいなことを言っていましたが、実際は湿気ているわけじゃなくて、これが生アーモンドの食感なのだそうです。

噛み続けると奥の方で微妙ーに甘味が出てくるような感じ。素朴で美味しいのですが風味も少なく香りはあまり感じません。このままでも食べられなくはないですが、やはり香ばしい香りとパリッとしたアーモンドらしい食感が欲しくなりますねぇ。

というわけで、さっそくオーブントースターで素焼きにしてみました。600w程度の中温度設定でおおよそ5分焼くと、いい感じに表面の皮の色が濃くなり、ふわーっとアーモンドのいい香りが漂ってきました。

焼きあがった直後はしんなりしていますが、冷めたらカリカリになります。オーブンから出した状態でもはぜてパチパチと音がし、所々薄皮にヒビが入ったりしています。

※追記
読者様より焦げないロースト方法を教えて頂きましたので追記します。アルミホイルで全体を包み1200w（トースト機能）のオーブントースターで4分。しばらく放置して、もう一度オーブントースターで4分焼けば、焦げることなく綺麗にローストできます！

これがまぁ〜〜美味しい！！焼きたてだからでしょうか？香りよく風味たっぷりで、ローストした状態で販売されているアーモンドとは比較にならないほど美味しかった！

生の状態とは違うカリカリの食感で、噛めば噛むほどアーモンドの甘味が口いっぱいに広がります。

今まで買っていたアーモンドは塩がまぶしてあったので、塩味がしないと物足りない味になるのかとと思っていましたが、味付けなどしなくても、ローストしただけで十分に美味しいアーモンドになりましたよ〜！

もちろん、このまま塩を振ったりしても良いとは思いますが、味付けしなくても十分おやつやおつまみになります。

今のところ食べる分だけちょこちょこ焼いて食べるようにしているのですが、焼きが足りないと今ひとつ風味が出ないし、焼きすぎても焦げた味というかちょっと苦味が出たりして、丁度良い焼き具合にするのはちょっと難しいですね。

ポイントは低温でゆっくり炒ること。

トースターでの調理は手軽ですが、温度調整機能が無いと温度が高すぎてしまい、外側が焦げて中は生、みたいな残念な結果になったりもします。

1分くらい焼きの時間が違っただけでも結構味に違いが出るので、ご自宅のトースターの機能に合わせて温度やロースト時間を調整した方が良いと思いますし、心配な方はフライパンを使って弱火でじっくり炒った方が失敗がないかもしれません。

また、生のアーモンドならば第三のミルクと言われているアーモンドミルクが自分で手作りできちゃいますね。

ミルクなのに乳成分不使用のアーモンドミルクは、ミランダ・カーも愛飲しているとのことで昨年から話題になっていますが、購入しようと思うと結構高いんですよね・・・。

手作りするには結構な量の生アーモンドが必要になるみたいなのですが、1.36kgもあれば惜しみなく作ることができると思います。

日々おやつとしてアーモンドを食べている父は、いちいち焼かなければならないことが面倒だと、はじめこそ嫌がっていましたが、焼きたてのフワ〜っと広がる香ばしい香りと、焼きたてならではの風味の良さが大変気に入ったようでした。

我が家でもおすそ分けしてもらった分は、焼いたものをおつまみにしたり、砕いてサラダに混ぜ込んだりと色々活用しています。シンプルで美味しいのでまた欲しいな〜と思うのですが、やっぱり値上がりが痛いです。(-_-)

アメリカの干ばつがおさまって、供給が安定するまではリピートは待った方がよいのかなぁ。それか、また父へのお土産を口実に購入し、おすそ分けをしてもらうことにしようかな。

おすすめ度：★★★