山本珈琲館　ヨーロピアンブレンド（粉）

山本珈琲館　ヨーロピアンブレンド（粉）1kg
購入時価格：968円
参考価格：968円（2019年2月）
参考価格：1,088円（2023年2月）
参考価格：1,288円（2024年6月）
ITEM# 572378

我々夫婦は一日に何杯も珈琲を飲んじゃうほど珈琲が大好きでして、今まではボタンをポチッと押すだけのコーヒーメーカー頼りだったのですが、1年程前より旦那氏がハンドドリップで淹れる珈琲にやたら凝るようになりまして、一杯一杯手で淹れたものを飲むことの方が増えてきました。

コーヒーとは不思議なもので、同じ豆を使っても抽出方法や抽出時間、お湯の温度の違いなどで風味や味わいがガラッと変わるんですよね。

カークランドのハウスブレンドは価格・味・香り共に優秀でよく利用していたのですが、旦那氏曰く「コーヒー豆は鮮度が大事！」とのことで、最近はいろんな焙煎屋さんに行っては気になるコーヒー豆を100〜200gずつ購入し、その時の気分や時間帯、コーヒーに合わせるスイーツによって選んだりと素人ながらにこだわりをもって楽しんでおります。

そんなわけで、以前ほどコストコでコーヒー豆を買わなくなってしまったのですが、コストコのコーヒー豆は値段から考えると十分すぎるほど美味しいんですよねー。ちゃんとした焙煎屋さんで購入するコーヒー豆って安くても100gあたり500円台で、中には1,000円以上するようなものも少なくありませんからね。

仮に100g500円だったとしても、コーヒーにしたら1杯50円（10g）ということになるので、カフェとかで注文するよりは断然安いんですけども・・・それでもコストコでコーヒー豆を購入すると、基本100g100円台〜200円台で買えちゃうので、どうしても焙煎屋さんの価格は高っか〜！！( ﾟдﾟ)と思ってしまいます。

そんな中、コストコで販売されていてずーっと気になっていた山本珈琲館のヨーロピアンブレンド。こちら内容量1kgでなんと価格は968円と激安！

大変失礼な話ですが、あまりに安すぎてちょっと心配になってしまいまして・・・それに、コーヒーは豆で買って淹れる直前に挽く派なので、粉でしか販売されていないこちらの商品は今まで購入したことがなかったんですよ。

ただこちら、美味しいとの評判もよく聞いておりまして、コストコ通の読者様でも愛飲されている方が多いみたいなんですよ。というわけで、これは一度は試してみないと！と、今回初挑戦となりました。

商品詳細

品名：レギュラーコーヒー（粉）
原材料名：コーヒー豆（生豆生産国名：コロンビア、ブラジル　他）
内容量：1kg
賞味期限：購入日より10ヶ月先まで
保存方法：直射日光、高温多湿をさけて保存してください。
使用上の注意：開封後はなるべく早めにご賞味ください。
挽き方：中細挽き
※インスタントコーヒーではありませんので、抽出器具が必要です。

山本珈琲は創業より50年以上にわたってコーヒーを販売してきたという大阪の会社です。飲食店・ホテル・セルフカフェ等で使われる業務用コーヒーの卸のほか、家庭用コーヒーの販売も行っており、飲み手に応じた専門珈琲豆を販売している老舗なのだそうです。

公式ホームページの説明によると、コストコで購入できるこちらのコーヒー豆は家庭用商品として販売されている商品のようで、直営店や通販などで販売されているコーヒー豆は100gあたり500〜600円台で販売されているみたいですね。

ちなみに、この商品と同じ名称で販売されていた珈琲館ヨーロピアンブレンド（粉）は、100gあたりの価格が税込540円で販売されていました。

コストコで販売されているこちらの商品と公式オンラインショップで販売されている540円/100gの商品が全く同じ商品であるかどうかは分かりませんが、それにしてもコストコで売られている968円/1000gってあまりにも安すぎませんかー？本当に同じメーカーの商品なのか信じられないほどの価格差ですよね( ﾟдﾟ)

これはコストコがすごいのかしら？それとも山本珈琲がすごいのかしら？

公式ホームページに書かれていた家庭用ヨーロピアンブレンドの商品説明です。

コロンビア豆とブラジル豆をバランス良く配合し、深煎り焙煎することで、コクとこうばしい香りを引き出し、コーヒーの苦みを活かすブレンドに仕上げました。昔懐かしい、まったりとした味を再現した、コーヒーの余韻を楽しめる味わいです。

パッケージには香り・コク・苦味が5段階で表記されており、香りは4.5、コクは5、苦味は3.5という評価となっていました。

開封すると袋の上の方までドサーっと粉の状態でそのまま入っています。挽き方は中細引きでペーパードリップやコーヒーメーカーなど、一般家庭に普及している抽出方法に適した粒度とのこと。

というわけで、パッケージに書かれていた方法でカップ1杯につきコーヒー粉12gを使いペーパードリップで淹れてみました。

これが想像以上に美味しいんですよ〜( ﾟдﾟ)

品のある香りで雑味が少なく、あっさりとした口当たり。それでいてどこかフルーティーさも感じられるような、昔ながらの喫茶店で花柄の綺麗なカップに入れられて出てくるような味のコーヒーでした。パッケージの写真は本当にこのコーヒーの味の表現にピッタリですね。

ヨーロピアンブレンドということなので、もっと深煎りで苦味が強くコク深な感じかと思いきや、苦味は少なめでクセもほとんどなく、毎日飲んでも飽きのこない美味しさです。

個人的には表示されている「コクは5段階中の5！」とは思わなかったのですが、それはもしかすると私が普段好んで飲んでいるのがより深煎りで、口の中でまったりとろむような口当たりのコーヒーばかりだからかもしれません。

コーヒーの好みは人によってかなり違うと思うので好みもそれぞれかと思いますが、こちらは比較的誰にでも受け入れられる味のような気がしました。

価格が価格なので正直あまり期待していなかったのですが、この価格でこの味！？と夫婦共に驚いています。コスパ高すぎでしょ〜！( ﾟдﾟ)

1kgという量で躊躇される方も多いかもしれませんが、うちみたいに1日何杯も飲んじゃうような家なら余裕で消費できちゃいそうです。

開封後は1週間程度で飲める量に小分けしてボナボナを利用し脱気保存。現在は冷凍庫の隅っこで保管しております。

粉にしたコーヒー豆は豆の状態よりも空気に触れる面積が広くなり、それだけ酸化のスピードが早くなって劣化しやすいと言われています。

このまま開封したての味や香りが飲み終えるまで保てたら最高なのですが、やっぱり粉ですとちょっと厳しいかなー。どうだろう？とりあえずこの方法で保管して経過をみたいと思っています。

こんなに美味しいのに粉だけでしか販売されていないのって本当に残念すぎる！！と思っていたところ・・・なんと、コストコでは山本珈琲のロードショーが度々行われており、そちらではもっと色んな種類のコーヒー豆が取り扱われていて、豆のままでの販売もされているらしいじゃないですかー(ﾟ∀ﾟ)　

ロードショーではコーヒーミルをお持ちでない方の為に、その場で豆を挽いてくれ、挽きたての状態で購入したりもできるとのことです。これはぜひ福岡にも来て欲しい！

コーヒーは嗜好品なので好みは人それぞれだと思いますが、毎日挽きたてのコーヒーを飲んでいる我々夫婦も驚くほどの美味しさでした。このコーヒーが100g100円以下で買えるだなんてホント信じられません。これはまた、コストコで買うべき良品に巡り合っちゃったなぁ。。

普段は粉だけでしか販売されていない、という点が個人的にはどうしても残念です。ロードショーだけでなく通常販売でも豆のまま売ってくれたら嬉しいんですけどねー。とはいえ、なくなったらまたリピすると思います。

おすすめ度：★★★★