ストウブ　ココットラウンドシャロー

ストウブ　ココットラウンドシャロー　26cm　
購入時価格　16,980円
ITEM# 579556

コストコで購入したストウブのココットラウンドシャローです。

実は購入したのは大分前のことでして、紹介するのをすっかり忘れていました。^^;　寒くなってきてからは特に大活躍しておりまして、あ！そう言えばまだ紹介してなかったー！と思い出した次第です。（ちなみに購入したのは昨年の夏頃です。遅っ！）

ストウブというのは暖房器具のストーブではなく、フランスの調理器具メーカーのことです。ピコ・ココットという鋳物ホーロー鍋が代表的な商品でして、ストウブといえば鋳物ホーロー鍋を指すくらい一般名詞として使われています。よく、同じフランスの鋳物ホーローメーカーのル・クルーゼと比較されていることでも有名なメーカーさんですね。

コストコで鋳物ホーロー鍋といえばル・クルーゼとカークランドの2種類をよく見かける印象ですが、極稀にストウブのお鍋も並んでいるんですよ。メルマガでも紹介されていましてとっても気になっていた商品です。

もともと鋳物ホーロー鍋には憧れがありましてね。なんというか鋳物ホーロー鍋を使いこなしている人って、すごい料理できる人！みたいな感じがするじゃないですか。それで、キッチンに置いてあるだけでもおしゃれで素敵！という理由から、はじめはル・クルーゼのココットロンドという一般的なラウンド型のお鍋を買ったんですよ。サイズは22cm。

ところが、完全にビジュアル優先のただのミーハーだったので、ル・クルーゼを買っても全然使いこなせなくてですね・・・^^;　とにかく重くて洗うのも大変だし、結局あまり使うことなくしばらくはしまいこんでいたんです。

でも、せっかく買ったのだからと意識して使うようになってからは、素材の味を引き出す鋳物ホーロー鍋の良さに気付き、それからはいろんな料理にチャレンジするようになりました。

そんな時に知ったのが今回紹介するストウブ！初めて見たのは雑貨屋さんだったのですが、ル・クルーゼよりもビジュアルが完全に私好みだったんですー！(ﾟдﾟ)

結局見た目！でも大事！絶対大事！

ル・クルーゼとストウブ、調べてみれば同じ鋳物ホーローでもそれぞれに特徴がありまして、簡単に言えば「蓋が重くて無水調理が出来るのがストウブ」、「鋳物ホーローにしては比較的軽くて使いやすい、デザインやカラーバリエーションが豊富なのはル・クルーゼ」といったところでしょうか。

もっとざっくり言えば、アウトドア感が強くゴツゴツして男前なのがストウブ、やさしいフォルムとポップなカラーが可愛い！女心をくすぐるのがル・クルーゼという感じかな・・・あくまで私の主観なんですけども。

ストウブにはル・クルーゼのような明るいカラーは少なく、全体的に渋めの色合いで、ブラックは特にこのマットな質感が好きです。女性には媚ませんよ、といった無骨な感じが私的にはとってもツボなのです！

コストコで販売されていたストウブは、ココットラウンドシャローと言われる円形のお鍋でサイズは26cmのみ。ちょっと我が家には大きすぎるかな〜と悩み、手にとっては棚に戻す、というのを何度か繰り返しておりまして、別のお店で他のサイズ、他の形やカラーなどを見たりもしていたのですが、すでに22cmの鋳物ホーローは持ちあわせているわけですし、大は小をかねるとも言いますし。。

また、こちらのシャローというモデルは、通常のココットラウンドと比較すると少し浅型なんですよ。お鍋やすき焼きをするのにもピッタリで使い勝手が良さそうだなぁ〜なんて思いまして。

何より、コストコはやっぱり安い！同じシリーズ同じサイズのストウブ鍋を探すと、どんなに安いところを探しても軽く2万円は超えちゃうのに、コストコだと特に割引などなくても16,980円なんですもの！

お鍋の価格と考えればもちろん高級品！ですが、ストウブが販売されている他店の価格を見ればコストコ以外では買う気になれませんでした。大事に使えば一生モノですし、これから長い付き合いになる先行投資だと考え、思い切って購入〜！

この男前さ・・・素敵ですよねぇ〜！しびれます！(´艸｀*)

カラーは私が買った時はブラック、グレーの2色から選ぶことができました。鉄鍋っぽくてかっこいいので我が家はブラックを選択。購入した時は蓋のつまみのところにロゴ入りのトリコロールカラーリボンが付いていました。フランスな感じ。

当たり前ですが、26cmということもあってめちゃくちゃ重いです！！特に蓋！ル・クルーゼの22cmもかなりの重さだと感じていたのですが、おそらく同じサイズのル・クルーゼと比較してもストウブの方が断然重いんじゃないでしょうかー？

ストウブの最大の特徴は、水を使わず食品に含まれる水分だけで調理する「無水調理」ができるという点です。食材に含まれている脂や水分をフル活用して調理をすることで、素材の旨味を最大限に引き出し、栄養をまるごと摂取することができるのだそうです。

無水調理にはお鍋の密閉性と、水蒸気をお鍋の中に戻す仕組みが必要なのですが、その密閉性は蓋の重さで解決！ストウブだとコトコト煮ている際に蒸気で蓋がカタカタ動くことも、鍋の外に吹きこぼれるようなこともありません。

そしてこの蓋の裏側の突起。この突起がル・クルーゼには無いものでして、ピコと呼ばれるものです。素材から出る水蒸気がこちらのピコを伝って水滴となり、食材に降り注ぐしくみとなっています。この突起のおかげで料理が美味しく仕上がるんですねー。

また、ストウブは内側に表面がザラザラしている黒マットエマイユ加工というものが施されていまして、焦げ付きにくくなっているのだそうです。

明るい鍋肌のものは焦げ目や傷が目立ちやすいと言われていますが、ストウブは焦げ付きにくい上、カラーが黒だから傷が目立たないというのが良いですね。長く使いたい調理器具なのでできるだけ綺麗な状態をキープしたいですからね。すごく重いですが、ちゃんとそれに見合うメリットがあるということだと思います。

こんな感じでお鍋やすき焼きにも使っていまして、想像通りいい感じのサイズ感と深さなのでストウブを使い出してからはめっきり土鍋の出番が減りました。すき焼きのように先に焼き付ける料理にも問題なく使えます！

また、ストウブはル・クルーゼと違い蓋の取っ手が真鍮なので、蓋ごとオーブンに入れて使うことができます。まぁ、このサイズの鍋をオーブンに入れて使う料理は私のレパートリーにはないので今のところ活躍する場面はないのですが・・・。

しかもそのせいで煮込み料理を作っているときも蓋の取っ手がめっちゃ熱くなるので鍋つかみが必須なんですよね〜。この特徴は今のところ、私にとってはマイナス点でしかないですね。。

そうそう、この記事を書きながらストウブのことをあらためて勉強して知ったのですが、ストウブは気密性の高さを活かし、なんと自宅で燻製料理が作れるそうなんですよ〜(ﾟ∀ﾟ)　これ、めっちゃ興味あります！

燻製はいつか挑戦してみたい！とずっと思っていまして、キッチンでできる燻製鍋を本気で買おうと目論んでいたところだったので嬉しかったですね〜！これは近々、ちゃんと道具を揃えて挑戦してみたいと思っています！

重さだけがどうしてもネックなのですが、収納場所をシンク下に移動するなどの工夫をすることでなんとか付き合っております。料理しながら筋トレしていると思えばこの重さもまぁアリだなと勝手に納得しております。

見た目がかっこよく、食材を美味しくする。そして身体も鍛えられる鍋。それがストウブ！笑

26cmというサイズは使いはじめはやっぱり大きいと思いましたが、シャローは浅型で底面が広いため、魚も身を崩さず並べられますし、カレーやシチューなどの作りおきも沢山できます！たまに重さにひるむこともありますが、この鍋で作った方が美味しい！と思えるのでよく使っています。

3人家族ではありますが今となってはこのサイズも悪くないと思っています。コストコだと他店より断然安く購入することができましたので大満足の買い物となりました！

コストコでは常時取り扱われているわけではなく、ほんとに極稀に見かける感じです。いつだったかツヴィリングヘンケルスのロードショーで色んなサイズやカラーのストウブが豊富に並んでいたこともありましたね〜。

そんなわけで、私の中ではコストコのストウブは結構レアな印象です。運良く自分の欲しかったモデル、サイズ、カラーを見つけたら絶対に買いだと思いますよ〜！気になる方はキッチンウェア売り場をちょこちょこチェックすることをオススメします！

おすすめ度：★★★★