トリュフドフランス　トリュフスプレッド

Truffettes de France Chocmod Truffle Spread 1.45kg
購入時価格　1,558円（2017年3月）

コストコで発見した新しいチョコスプレッド、トリュフドフランスのトリュフスプレッドです。

こういったスプレッドはヌテラやペノッティを購入し常備しているのですが、2つともヘーゼルナッツの甘香ばしい系チョコスプレッドで系統的には同じような味わいなんですよね。

一方こちらは、トリュフスプレッドということでパッケージにはココアをまぶしたチョコレートトリュフの絵がデザインされていまして、まるで口溶けなめらかなトリュフチョコをそのまま溶かし入れているかのような見た目です。(ﾟ∀ﾟ)

いつものヘーゼルナッツ系も良いけど、こちらはTHE・チョコ！って感じでして、たまにはこういった高級感のあるスプレッドも悪くないかと思い、今回はこちらを選ぶことにしました。

ちなみに隣には750g入りのヌテラが800円台で販売されていまして、トリュフスプレッドは725gの2本セットで1,558円と、単価でいえばこちらの方が少し安いんですよね。

正直、2本もいらないよって感じではあるのですが、パッケージを見て高そう〜！と想像していたほどのお値段ではありませんでした。てっきりヌテラよりもうーんと高いと思っていましたからね。

商品詳細

名称：チョコレートスプレッドA（チョコレート利用食品）
原材料名：砂糖、植物油脂、ココアパウダー、ホエイパウダー（乳製品）、乳化剤（大豆由来を含む）、香料、V,E
内容量：1.45kg（725g☓2）
賞味期限：購入時より11ヶ月先まで
保存方法：直射日光や高温多湿を避けて、涼しい場所で保存してください。
原産国名：カナダ
※冷蔵しないでください。開封後はお早めにお召し上がりになってください。

トリュフドフランスは1948年創業のフランスのチョコレート・マシュマロの老舗「chocmod」というメーカーのブランドです。よく見るとこのスプレッドのパッケージにも「chocmod」の表示があります。

chocmodは本場フランスの他、世界各国に工場があり、現在はアメリカ、カナダ、フランス、香港の4ヵ所で展開しているそうです。トリュフドフランスってめっちゃ直球な名前だな〜と思いきや、なぜか原産国はフランスではなくカナダであるというのもこういう理由からだと思われます。

本場フランスのチョコレート老舗メーカーが手掛けたチョコレートスプレッド、これは期待しちゃうなぁ・・・(´ω｀*)

このトリュフドフランスのロゴマーク。どっかで見た覚えがあるんだよな〜と思って調べてみると、以前コストコで販売されていたカークランドシグネチャーのチョコレートトリュフが、実はこのトリュフドフランスのものだったんですよ。どうりで見覚えがあるはずだ。

パッケージには「PALM OIL FREE」つまり、パーム油は使われていないと書かれていまして、あまり聞き馴染みのない表示だったのでこちらも調べてみたところ、実はパーム（ヤシ）油は地球上で最も広く消費されている植物油らしいんですよ。

そして、そのパーム油を採取する際の自然破壊による影響はかなり深刻らしく、「PALM OIL FREE」の表示はパーム油を使わないことで環境保全に一役買っているという意味合いのようです。

ヌテラやペノッティと比べると、かなり柔らかくてトロットロです。気温が高くなってきたからかなー？チョコスプレッドというよりはもったりしたソースみたいな感じです。

これほど柔らかいのであれば容器からスプーンですくって塗るというよりも、ハーシーのチョコレートシロップのようにドレッシングボトルのような先が細い容器に入っている方がまだしっくりくる気がするなぁ。今の時点でこんな感じなのに、もう少し気温が高くなったらどうなるんだろ・・・。。

色味はいわゆる普通のプレーンチョコレートのような濃い焦茶色で、特に何か固形物が入っているわけではありません。大量のチョコをまるごと溶かしました！って感じの見た目です。

味について

おぉぉ〜めっちゃトリュフの味！

口当たりなめらかで、ホロ苦かと思いきやしっかり甘さもあり、それでいてコク深。海外チョコ特有の乳臭さのようなものもなく、とっても濃厚です。なるほど、たしかにトリュフのスプレッドって感じです。

ディナーロールに塗って食べればそれだけでスイーツ感満載となり、なんとなく食事という感じではなくなってしまいます。食べながらすごいコーヒーが欲しくなりますね。

ただ、こちらもマセズ系といいますか、あまり食べすぎてはいけないタイプだと思いました。ヌテラのように美味しくて次々食べちゃう！という感じではなく、濃厚コッテリなので少量でも満足感があるんです。

とっても濃厚な味で美味しいのですが、本当に幸せなのは最初の数口でして、今回のディナーロールで言えば、1個分も食べればもう充分。食べ過ぎると一気に油っこく感じるようになって胃にどーん！ときちゃうので食べ過ぎには注意です。

ココア感は思ったより強くなく、子供も好きな味だと思います。おちびはヌテラと同様すごく気に入ったようで最近はトリュフスプレッド＋ディナーロールの組み合わせを好んで食べています。というか、油断しているとスプレッドにスプーンを突っ込んでそのまま食べてしまいそうな勢いです( ﾟдﾟ)

一つ気になっているのは、「冷蔵しないでください」とあるのですが、これは開封後も常温保存ということなんですかね？

ヌテラもそうなのですが、この手の商品は冷蔵庫に入れるとスプレッドそのものがカッチカチに固まってしまい、とても塗って使える感じではなくなってしまうんですよねー。

試しに一度冷蔵庫に入れてみたところ、思ったとおりスプレッドが硬く固まり、巨大な1個のトリュフの塊と化してしまい、スプレッドとして使えるようになるまでは結構時間がかかってしまいました。

というわけで現在は常温の冷暗所に置いております。「開封後はお早めに」と書かれているのも気になるし、このまま常温に置いて傷んだりしないか少し心配しております。とりあえず今のところは問題ないようなので経過観察中。。

あと、こちらは他のスプレッドよりかなり柔らかいので、他の食材との馴染みが良いんですよ。まだ試していませんが、牛乳に溶かしてチョコレートドリンクにしたり、クッキー生地に混ぜこんでみたり、パン生地に溶かし入れたりと色々使えそうだなと思いました。今の食べ方に飽きてきたら、アレンジレシピも考えてみたいと思っています。

まとめ

高級感のあるパッケージなので、大人が食べるものかと思いきや、しっかり甘さもあり、子供も好む味でした。もっとビター感が強いと思っていたので期待していた感じとはちょっと違いましたが、これはこれでとっても美味しかったです。

そんなわけで、ヌテラは甘すぎるという方が甘さ控えめを期待しこちらを選ぶと、アレ？となるかもしれません。ある意味、パッケージとのギャップがある商品ですね。こちらもヌテラやペノッティと同様、甘党向けの商品だと思います。

ただ、ヌテラはこれがあれば食パン1斤でも食べられるんじゃない？みたいなヤミツキ感があるのですが、こちらはそんなことはなく、濃厚で少量でも満足できちゃう感じなので、そこは大きく違うなと思いました。

しっかり濃厚な味わいなので食べ過ぎには注意ですが、トリュフが好きな人はとっても気にいると思います！なるほど、チョコメーカーが作ったスプレッドだなと納得できる商品でした。

興味のある方はジャム等が並ぶスプレッド売り場をチェックしてみてくださいね！

おすすめ度：★★★