クイジナート　フードスパイラライザー

Cuisinart FOOD SPIRALIZER　フードスパイラライザー
購入時価格　2,498円（2017年5月）

アメリカで人気の調理器具メーカー「クイジナート」のフードスパイラライザーを購入しました。この商品は野菜を上にセットし、上部のハンドルをくるくる回すだけの簡単操作で野菜をヌードル状やリボン状にカットできちゃうという変わり種スライサーです。

最近、ベジタリアンやビーガンの方だけでなく、ダイエット目的で糖質を制限している方やローフードを取り入れている方の間で「ベジパスタ」というものが話題になっているらしいんですよね。

ベジパスタとは小麦で作るパスタではなく、野菜で麺を作るパスタのことです。こちらは、そのベジパスタを簡単に作ることができるアイテム！ということになりますね。

今回、たまたまクーポンで500円OFFの1,998円で販売されていたということもあり、ちょっと興味もあったので購入してみることにしました。

うちは菜食主義というわけではありませんが、食卓にはなるべく生野菜を取り入れるようにしたいなーと思っていまして、でも食べやすくスライスするのって割と手間だったりするので、これを使えばお手軽にサラダが作れるんじゃない？なんて思ったりしましてね。

こういった調理器具ってわけもなくワクワクしちゃいます！

商品詳細

製品名：フードスパイラライザー
原料樹脂：【本体】AS樹脂、ABS樹脂、ポリアセタール、ポリプロピレン、可塑性エラストマー
耐熱温度：86℃【ブレード】ステンレス鋼
原産国：中国
取扱い上の注意：火の側には置かないで下さい。食器洗浄機で使用できます。刃物ですので、取扱いには十分注意をしてください。お子様の手の届かないところで保管して下さい。

こちらが本体。直径13cm、高さ30cmとまあまあの大きさです。主に3つのパーツに分かれていて、上が野菜を入れるところ、真ん中の黒い部分がカットするところ、そして下の部分がカットした野菜を受けるところ、という感じになっています。

ほとんどのパーツがプラスチック製で、パッと見安っぽい感じにも見えますが、ハンドルの取っ手の部分や芯になっている中心の柱、刃などはステンレス製で、それなりにしっかりしています。

使い方はかき氷機と同じような仕組みです。上に食材をセットし、ハンドルを押しつけながらグルグル回すことで食材がカットされ、下に落ちてくるようになっています。

そして、こちらは「パスタを作る装置」なので、一般的なスライサーと違い、上手にできると食材が麺のようにながーく繋がってスライスされるんです。

切り替えのレバーは2種類あります。左側の「CUT/SAFE」でメインの刃の出し入れ、つまりON/OFFが可能で、右側のレバーで「中太切り/細切り/SAFE」の3種類のカットタイプを選ぶことができます。右側のレバーがSAFEの状態だと縦方向にはカットされないのでリボン状になって出てきます。

刃はいちいち付け替えたりする必要はなく、つまみを回すだけで切り替えられるのでとってもお手軽です。また、セーフティーモードが付いていて安全にも配慮されています。両つまみをSAFEの位置にすると刃が閉じるため、野菜を取り出したりする際に誤ってケガをするようなこともなさそう。

食材を適当なサイズにカットし（最大8.8cm）、上の容器の中心に縦に固定してセット。あとはハンドルを時計方向に回すだけでOKです！

ズッキーニを使ってカットしてみたよ！

リボンスライスと細切りと中太切り。見事に3つとも形状が違いますね〜！ジョリジョリカットしていくのはとっても愉快で気持ちがいい！！

野菜なのにちゃんと繋がってるよ〜！すごいです！(ﾟ∀ﾟ)こんなズッキーニ初めて！

出来上がりは想像以上にめっちゃパスタでした！未だかつて、野菜をフォークでくるくるまとめたりしたことはありませんので、なんとも不思議な感じです。野菜の新たな一面が見れますよ〜！それにしても不思議だ〜！

ズッキーニとにんじんのサラダです。ビネガーシェフのたっぷりたまねぎ酢とオリーブオイルで和えてみました。これはもうアレだ。完全にパスタです！冷製パスタだ！(ﾟ∀ﾟ)

切り方が違うだけでなんだか違う食べ物みたいに見えますよね〜。今回は細切りにしたこともあり、根菜の繊維質な食感はそこまで感じず、ドレッシングの馴染みもよく食感はズルッ！サクッ！といった感じです。決して食べやすくはないけどこれはこれでアリ！！

これなら生でも全然イケるし、たっぷり食べることができます。しかし・・・食べる時はやっぱり、フォークで食べるのかな？それともおそばや素麺みたいにすすって食べるのかな？どっちが正解？

野菜は今のところ、ズッキーニ、にんじん、きゅうり、じゃがいも、大根を試しました。はじめのうちは上手にセットすることができず、ハンドルを回しても切れなかったり、パスタ状にならなかったり、食材が潰れてしまったりと失敗もしましたが、何度か試すうちにコツを掴んで失敗しなくなりました。

上手にカットするポイントは、蓋を閉める前にカットのタイプをセットすること、素材をしっかり真ん中に立てること、蓋の裏のクギ？に野菜をしっかり刺して固定した状態で使うこと、そして欲張って野菜を入れすぎないこと。

この4点さえ注意すれば、多少野菜の水分量の違いや大きさによって出来具合は異なりますが、少なくとも大きな失敗をせずにベジパスタが作れます。

ちょっと気になった点

パーツが分解できないので細かい部分がちょっと洗いにくいなーと思いました。特に刃の部分は野菜が詰まりやすいので、毎回使い小さいブラシなどでほじくって取り出したりしております。

あと、仕方がない事かもしれませんが、セットした野菜はどんなに上手にカットできても最後の厚み1cm位は刃が届かず、塊として余ってしまい、その処理をどうしようかなーといつも悩んでしまいます。残り無く全部綺麗にカットしてくれると気持ちが良いんだけどなぁ。

まとめ

こちらは、あくまでも野菜をパスタ状にカットするというアイテムなので、使える素材は限られますし、決して万能アイテム！ってわけではありません。

私も最初は野菜のスライスを手軽に作りたいな〜調理を時短したいな〜みたいな理由で手に取ったので、初めて使った時は思っていたものとちょっと違うかも？と思っちゃいました。

でも、購入したことは全く後悔していません！根菜系のサラダって割とカットするのが面倒だったりするのですが、こちらを使えば根菜が生でも食べやすくなりますし、なによりカットの手間が圧倒的に楽になります。見た目もユニークで他の野菜でも色々と試したくなっちゃいました。果物のスライスなんかもぜひ試してみたいですね。

根菜は葉野菜に比べると腹持ちが良いですし、パスタ状にすることでメイン食材にも成り得ます。野菜をいっぱい食べてお腹を膨らませたい！という方にはピッタリですし、ダイエットの良い味方になりそうなアイテムだと思いました。

ベジパスタ以外にもスープの具材にしたり、今からだと冷やし中華のトッピングにしたり、マリネにしたり、お刺身のツマを作ったりと工夫次第で料理の幅が広がったり、彩りをつけたりするのに役立ちそうです。

私自身、まだあまり上手に使いこなせていないのですが、なにやら色々と可能性を感じるアイテムだなと思いました。

冷やし中華のトッピングをベジパスタにしてみたよ！麺on麺！( ﾟдﾟ)

おすすめ度：★★★