ノルウェー産アトランティックサーモン蒲焼

アトランティックサーモン蒲焼
購入時価格：368円/100g（2019年8月）
ITEM# 95391

コストコのシーフードコーナーで新商品として販売されていた、ノルウェー産アトランティックサーモンの蒲焼です。

蒲焼と聞いてパッと思い浮かぶのは、うなぎやサンマ、あとはイワシとか・・・？

ともかく、サーモンを蒲焼にするという発想が無かったので、こちらを初めて見た時はこんなのアリ？( ﾟдﾟ)と驚いちゃいました。年々高騰しているうなぎの蒲焼に代わる商品ということなのかな？

確かに、コストコで今や準定番となっているさんまの蒲焼も、めちゃくちゃご飯が進んで美味しいですからね〜。蒲焼の味ってなんであんなに食欲をそそるんだろ・・・(*´﹃`)

ただ、アトランティックサーモンってめっちゃ脂乗ってるし、それだけでも旨味があって味がしっかりしているのに、そこにコッテリな蒲焼のタレをあわせるのってどうなの？とも思っちゃうんですよ。

コストコでお刺身用として販売されているアトランティックサーモンフィレも、できるだけシンプルに醤油＋わさびで食べたい派の私にとって、蒲焼はちょっと邪道感があるというか・・・せっかくのサーモンの美味しさを打ち消してしまうのでは？なんて、勝手に心配をしてしまうわけなのです。

なので、初めて見た時は美味しいのかな〜？とちょっと懐疑的ではあったのですが・・・いつだったかTBS「マツコの知らない世界」のご当地サーモンの世界という特集でサーモン蒲焼というレシピが公開されており、それがとっても美味しそうだったのをふと思い出しまして・・・試しに購入してみることにしました。

商品詳細

名称：アトランティックサーモン蒲焼
原材料名：アトランティックサーモン（ノルウェー産・養殖）、しょうゆ（小麦・大豆を含む）、砂糖混合異性化液糖、水あめ、みりん、発酵調味料、砂糖、うなぎエキス/増粘剤（加工澱粉、増粘多糖類）、酒精、着色料（カラメル、クチナシ、紅麹）
要冷蔵：4℃以下
加熱してお召し上がり下さい。
消費期限：加工年月日含め3日
正味量：927g
購入価格：3,411円
※この製品は、えび、かにを使用した設備で包装しています。

ノルウェー産アトランティックサーモンのしっとりした味わいを蒲焼でお楽しみ下さい。伝統的な蒲焼きの製法でふっくらと蒸し上げ、最後に特製タレでじっくりと香ばしく焼き上げました

大きな蒲焼きだ〜！これは食べ応えありそう！(´艸｀*)

入数はパックによって違い、多いもので5枚、少ないもので3枚が1パックにまとめられており、内容量は900g〜1300g、価格は3,000円〜4,000円台から選べるようになっていました。

表面にはたっぷり甘辛い蒲焼きのタレがまぶされており、残ったタレが容器の底でヒタヒタになっています。

私が購入したものは3枚セットで正味量927g。この中では比較的お手頃な量で価格は3,411円でした。

大きさを測ってみると、ひとつのサイズはどれもおおよそ35cmくらい。

ちなみにこちら、刺身用アトランティックサーモンフィレとは違いフィレ状の切身ではなく、脂がたっぷり乗ったお腹周りの部分を切り出して加工されているみたいなんですよね〜。

あと、パッケージの上からは見えませんでしたが、開封すると無添加の「蒲焼きのたれ＋山椒」が4つ別包されていました。

コストコのポップにも重箱に詰められた「うな重」ならぬ「サーモン重」の写真が掲載されていましたし・・・やはり、うなぎの蒲焼風にご飯の上に乗せて食べるのがオススメということなのかもしれません。

そしてこれ、横の大きさだけじゃなく厚みもすごいんですよ( ﾟдﾟ)身の厚みが1cmくらいあり、全体的にふっくらしています。

スタッフさんに聞いたところ、うなぎ屋さんの製法と同じく、余分な脂を落としてふっくら蒸し上げたのちに、タレ漬け＋焼きを繰り返し、手間暇かけて仕上げられているものなのだそうです。

また、刺身用で販売されているアトランティックサーモンフィレと違って、こちらはコストコ店内で加工しているわけではなく、別の場所で蒲焼きとして加工されたものをコストコで販売しているのだとか。

調理方法は「加熱してお召し上がり下さい」のみなので特に指定はなし！

私は適当なサイズにカットしたサーモンをフライパンで両面温めるか、フライパンを汚したくない時は電子レンジで30秒ほど加熱したものを、アルミホイルを敷いたトースターで表面がブクブク＆カリッとしてきたら取り出すという2パターンで調理しました。

味について

まずはシンプルに、ご飯の上に乗せて丼にしていただきました〜！！(*ﾟ∀ﾟ)

これが・・・もう、本当に、ビックリするくらい美味しいの！

裏側は皮付きになっているためパリッとしており、表面は脂がのって艷やかなフォルム。身はふっくらほわほわでお箸で簡単にほぐせるほど柔らか。

たっぷりのタレのおかげで口に入れた瞬間は確かに、いわゆる「蒲焼」の味なのですが、口の中であとからサーモンの旨味がしっとり染み出してきて・・・これがまた絶妙なバランスなのです！

アトランティックサーモンの脂が乗ったジューシーな味わいは蒲焼でも健在で、たれの甘味と醤油のしょっぱさ、溢れ出す旨味でご飯が進む！進む！進む！

しかも、これだけたっぷりの脂にも関わらず、魚臭さはほとんど感じません。あとから振りかけた山椒もベストマッチ！！

皮が気になる場合はぺろっと剥がしても良いけど、いい感じに香ばしい皮もまた良し(´艸｀*)

骨は綺麗に処理されているので子供でも安心して食べられるし、しいて言えばハラスの部分にヒレの跡みたいな軟骨が少しある程度で、食べられない部分はほとんどありませんでした。

そしてすごいのが、身の厚みがあるせいか表面にべったり蒲焼のタレがついていてもいわゆる「蒲焼味」にならず、ちゃんとサーモンはサーモンで主張しているのがわかる味わいなんですよね〜。

つまり、濃い蒲焼き味にサーモンが全然負けていないんですよ！

サーモンの蒲焼って、はじめは全然想像できなかったけど、実際に食べてみたらなんで今までやってこなかったんだ( ﾟдﾟ)って感じでしたし、昔から定番料理ですけど？と言わんばかりに味の安定感が抜群でビックリでした！

しいて言えば、ハラスの部分が使われているということもあり、結構コッテリ感が強いので脂っ気が苦手な方は食べ過ぎるとウップウップしてしまうかもしれません。

なので、1人前は1枚を1/4にカットしたくらいで充分かな〜と。見た目ちょっと少ないかな？もっと食べたい！と思えるくらいで留めておくと、飽きることもなく脂っぽさが気になることもなく、美味しく食べることができると思います！

もしくは、ご飯の上に乗せて、アツアツのお出汁をかけ、ひつまぶし風のお茶漬けにして食べるのもオススメです。

これもビックリするくらい、めちゃくちゃ美味しかった〜！！(´艸｀*)

トッピングのネギ・胡麻・わさびのアシストも完璧すぎて泣けた！

サーモンの脂とさっぱりしたお出汁、薬味が良いアクセントとなり色んな味が一気に口の中に広がって、食欲が落ちがちな暑い時期でもモリモリ食べることができましたよ〜！

こちらは鰻の卵焼きである「う巻き」ならぬ、サーモンの卵焼き「サ巻き」です。

う巻きのイメージで作ったら、あまりにもサーモンが肉厚すぎて巨大な卵焼きになっちゃいました・・・( ；∀；)

でもこれも美味しかったな！残った蒲焼きのタレをかければ、ちょっとしたお酒のおつまみにもなりそうな味わいでした〜！

まとめ

みんな大好き蒲焼味は、うなぎやさんまだけの味付けではありませんでした！！アトランティックサーモンの新たな奥深さというか、万能性を垣間見た逸品でしたね〜。

蒲焼味っていうと大抵みんな好きな味なので、こちらもまぁ、きっと美味しいんだろうな〜くらいな感覚でしたが、実際に食べてみると想像を遥かに上回る美味しさだったので、特に一口目はめちゃくちゃ驚きました！

コッテリ濃い味なので食べる前は山盛りの白飯を小脇に抱えてトライしてみてくださいね。とはいえ、欲張ってしまうと後で胃がウップウップして大変なことになってしまうので、くれぐれも食べすぎには注意しましょう。

丼だけでなくアレンジした料理も美味しかったし、調理も温めるだけと簡単すぎてめちゃくちゃ楽だったし、小さくカットしてアルミカップに詰めてお弁当用のおかずにしてもすごく喜ばれました！

他にも色々と使いどころはありそうでしたが、気がつけばあっという間に無くなっちゃいましたね(；´∀｀)

またリピートしたい！と思える商品でとっても気に入りましたよ〜オススメです！

おすすめ度：★★★★