鶏肉水煮缶　チキンブレスト

カークランドシグネチャー　鶏肉水煮缶（チキンブレスト）　354g×6缶　1,098円

一見ツナ缶のように見えるこの商品なのですが、中身はツナではなくチキンです。Chicken Breast（チキンブレスト）、いわゆる鶏胸肉の事です。

日本で販売されているツナ缶とは似て非なるものでして、まず缶のサイズがとにかく大きいです。多分ツナ缶の３～４倍位の大きさがあるんじゃないですかね。内容量は354g、固形量は238gと表記されています。

でもこの手のものは、どうしても日本でいうツナ缶と価格を比べてしまうところがありまして、缶詰が1缶183円ってちょっと高いんじゃない？とか一瞬思ったのですが、内容量を見れば納得かも。

原材料は、鶏肉、食塩、スターチ、チキンブロス、香料、ポリリン酸Na、メタリン酸Na　です。

このチキン缶にはプルトップなどという気の利いたものはありません。さすがにそこはアメリカンですね。開封の為には缶切りが必要です。

缶をあければ、大きい缶の中にギッシリと白くてプリッとした鶏肉が詰められています。パッと見は大きなツナ缶といった感じ。

このままの大きさでサラダにトッピングすれば、それだけで存在感もあるしかなり豪華になります。サラダというよりは普通に1品料理って感じですね。

見た目以上にボリュームもあるし塊の状態じゃなくても、お箸でほぐせば簡単にフレーク状にもなります。

食感はかなりツナ缶に近いです。ツナから魚っぽさを抜いた感じ。

オイルではなく水煮缶なのでスープもサラッとしています。水煮缶って、なんとなく素材の生臭さが残るイメージを勝手に持っていたのですが、このチキンブレストに関しては特に臭みもなく、油っぽさもありません。99％FatFreeとのことです。

とはいえ、身はパサついているわけでもなく、胸肉のわりにはとってもしっとりしていて柔らかいです。うすい塩味が付いていますので、そのままおつまみみたいな感じでも食べることができます。

でもベースの味付けは濃くないので、ドレッシングやマヨネーズ、マスタードなど、料理の内容によっては色んな味付けでも合わせやすいです。

我が家ではもっぱら生食・・というか、缶を開けてそのまま何かにトッピングして食べる、という方法が多いです。サラダのメイントッピング、サンドイッチ、ベーグルサンド、タコス、パスタとか。

普通に鶏肉として調理して良いものなのでしょうが、私はわざわざ火を通したりなどの調理はほとんどしませんね。内容量が多いので、1度で使いきることはほとんどありませんが、残った分を密封したガラス瓶などに入れて冷蔵庫に保存していれば、何かと使っていつの間にか無くなっちゃう感じです。

個人的に私はオイル漬け派なので、あっさりしすぎた味に若干の物足りなさを感じるのは正直な話ですが、これはこれで使い勝手も良いし、味も美味しいし、ヘルシーだし、好む人は多いと思います、特に女子。

鶏肉の缶詰なんて、あまり馴染みが無く、どう使えば良いか悩むところでしたが、まずはツナ缶の代わりに使うという感覚で間違い無いと思います。

本当ーに悩んだら、適当な生野菜サラダの上に若干多めのチキンを乗せて、マヨネーズを振りかけて食べてみてください。シーチキンとはまた違った味わいで、とても美味ですよ！

おすすめ度：★★★