長崎島原手延そうめん　1kg×２

長崎島原手延そうめん　1kg×２
購入時価格　998円

九州近辺にお住まいの方ならおそらくご存知かと思うのですが、長崎県島原が産地の島原素麺という素麺はとっても有名で（ウィキペティアによると長崎県は全国で2番目の素麺の生産量を誇るらしい）コストコでもその長崎島原手延そうめんが販売されているのですが、これって九州だけでの販売なのかな？どうだろう？

暑くて食欲の落ちる時期になってきたので、サクっと食べれる素麺を購入してきました。内容量2kgです。重っ！

2kgというのは厳密に言えば、50gの束が20束入った1㎏の袋が2袋入っていました。

多すぎる！という方は、2人でシェアしても良いかもですね。

賞味期限は1年4ヶ月先までOK。今からの季節だと来年の秋頃までですね。もしも今年の夏で食べきる事ができなかったら来年食べればいいか。いや、でもその前に食べきっちゃいそうな気がするな。。

素麺の製造工程は手延素麺と機械素麺があるのですが、こちらは商品名にもあるように「手延素麺」です。

手延素麺は生地に油をかけながら手作業でよりをかけながら細く引き伸ばし、乾燥、熟成させながら作る製造工程であり、麺が伸びにくく、なめらかな口当たりで歯切れのよいコシの強さが特徴だと言われています。

それに対し機械素麺は製麺機で薄く伸ばした生地を麺状にカットしてから機械乾燥させます。手延べ素麺と比べると麺の太さが太いものが多く、コシが少なく伸びやすいと言われています。

手延べか機械延べかの違いで、商品の値段もかなり違ってくるのですが、そこはやはり製造工程のこだわりとそれだけ手間がかかっているということなんでしょうね。

我が家の素麺といえば揖保乃糸（いぼのいと）が定番なのですが、揖保乃糸のなかで一番安価だと言われている赤帯の素麺でも300g300円前後位で結構お高いんですよね。それでも美味しいからわざわざ買って食べるわけですが。。

しかし、こちらの島原手延そうめんは2kg（40束）で998円。同じ300gだとおよそ125円ということになります。安い！同じ手延素麺でも揖保乃糸の半額以下！これで味が良ければ全く言うことないですね。

というわけで実食。せっかくなので揖保乃糸と全く同じ行程、同じ湯量で調理し、食べ比べてみることにしました。

麺の太さですが、揖保乃糸（赤帯）よりもわずかに島原手延そうめんの方が細いです。揖保乃糸でもランクが上がるほどに麺が細くなるといいますし、これはかなり期待ができます。麺の色は揖保乃糸の方が綺麗な白です。島原手延そうめんの方は若干黄味がかった色をしています。

茹でてみると、２つとも透明感があり色艶良し。茹で上がった麺の色も少し違います。揖保乃糸は純白で、島原そうめんは若干黄色い。

つづいて味。

美味しい！２つとも美味しい！

あえて比較すれば、揖保乃糸の方がわずかに麺の表面にザラつきがあり、麺つゆなどの味馴染みが良い。小麦の風味は揖保乃糸の方が若干勝る感じ。

島原手延そうめんの方がツルツル感が強く喉越しが良い気がする。適度なコシで滑らかな食感。

揖保乃糸はやはり素麺界のパイオニア的位置にいる有名ブランドなだけあって美味しいけど、島原手延そうめんもなかなか引けをとらない味で良い食味です。

この価格差でこの味ならば納得です。素敵なコストパフォーマンスです。

やるなー島原手延べそうめん！

揖保乃糸で口慣れしているはずの旦那氏も、今後はコストコの島原手延そうめんでいい！と言ってます。ツルツルした食感にご満悦の様子でした。

余談ですが、素麺って皆さんどんな風に食べます？我が家はですねー麺つゆだけだと、どうしても途中で飽きてしまうので、いつもオリジナルのつゆを作るんですよ。

簡単にレシピを説明すると、市販のめんつゆに薄ーくスライスして塩を振って絞ったきゅうりと細かく切ったシソ、すりゴマと、大さじ1杯位のツナを入れてよーく混ぜ、最後に風味付けに少しゴマ油を入れるんです。

この麺つゆだったらどんなに大量の素麺でも飽きずにモリモリいただくことができます。普通のめんつゆに飽きたなーという方、ぜひ一度お試しください。

※クックパッドにレシピを掲載しました！
⇒たっぷりキュウリで！シャキシャキそうめん

というわけで、我が家の素麺は島原手延そうめんでリピ決定ですね。味、コスパともに言うことなしです！

おすすめ度：★★★★