ベビーワイプお尻ふき

カークランドシグネチャー　ベビーワイプ　900枚入り
購入時価格　2,038円

コストコで販売しているオリジナルブランドの乳幼児用おしりふきベビーワイプは育児中のママたちの間では有名な商品です。

それまでは価格が安い他メーカーのものを使用していた私も、使い始めたら一気に虜になってしまい、現在進行形で愛用している商品になります。前回の紹介記事はこちら⇒コストコのおしり拭き

少し前の話になるのですがベビーワイプのパッケージがリニューアルされまして、内容量やデザインなどが一新されたんですよね。

最近になって、ようやく旧パッケージを使い切り、新パッケージ版を購入しましたので以前使っていたものと比較しながら私なりに感じた事を書いていくことにします。

初めに気がつくことですが、従来の商品よりも価格が上がりましたよね。以前は1箱1,500円台だったのに今回購入したものは2,000円台です。

というのも、内容量がかなり変わっています。従来のものは88枚入りの8パック。全部で704枚入っていたのに対し、今回は100枚入りの9パックで900枚入り・・・その差およそ200枚ほど。1枚単価は従来のもので1枚2.27円、新パッケージは1枚2.26円ということなので、1枚の単価で言えばほとんど変わらないということになります。

パッケージデザインも外国人赤ちゃんの全身写真から、お顔のアップになっていました。外箱の印象は、前回の箱の方が大きかったような気がするんですよね。新パッケージの方が量も多いはずなのですが外箱はコンパクトで運びやすいです。

しかし重さはかなりズッシリです・・・本当にこれおしり拭き？と疑ってしまいたくなるほどの重量感。前回も同じ印象で箱のまま重さを測ったところ、前回は6kg程度だったのに対し、今回のは8.5kgもあったので、なるほど内容量が増えたんだなと実感できます。

箱を開くとこんな感じですね。横3列、縦3列の計9パック入っています。

従来のものと同じでフタつきのパッケージです。見た目は前回よりシンプルで、かなりスタイリッシュな感じになりましたね。

88枚入りのものとしっかり比較したわけではないので不確かなのですが、サイズが大きくなったという印象は無いですね。前回のもかなり大きかったですからね・・・コチラの方が20枚位余分に入っているはずなのでもっとジャンボになっていそうな気がしたのですが。。

いずれにしても、持ち運び用として使用するには半分ほど使用してからじゃないとなかなか難しそうですねー。自宅である程度使って減らさないとね。

まずは先入観無しで実際に使用してみて従来のものと比較してみます。

1枚のサイズは18cm×20cmと大判です。これは従来のものと同じですね。分かり辛いですがキルト風のデザインと微妙に動物の絵がエンボス加工で描かれているのも同じです。

コストコのおしり拭きは何よりも保水性が特徴でして、おしり拭きの1枚1枚に含まれた水分量は開封したての汗ふきシート並にしっとりしており、1枚でも赤ちゃんのお尻を丸洗いする勢いで拭き取ることができるというのが魅力だったのですが

読者様から「新パッケージのおしり拭きは水分量が少なくて物足りなくなった」との情報があり、この点はかなり心配していたところだったのですが、比べてみたところ、そこまで大きな変化は感じられなかったというのが私の感想です。新パッケージのものも期待した分だけの保水力はあったので安心しました。

ただ、従来の商品だと使い続けた後最後の1枚までしっとり、というところも特徴でして、本当に100枚全部が期待するほどしっとりしているかというのは今のところ分かりませんので、使い続けて気になるところがあったらまた追記することにします。開封したての初めの頃は水分たっぷり・・・というのは、よく考えたら当たり前のことですしね。

ただ、シート自体は結構違います。従来のシートは1枚1枚が柔らかく伸縮性があり、なんというか包帯っぽい感じだったんですよね。柔らかいわりには生地自体、目が詰まっているというかしっかりしていました。

今回のシートは、確かに生地自体は柔らかく、横に伸ばせばびろーんと伸びるのですが、まるで繊維が裂けるような伸び方で元に戻ろうとする力が弱いです。そのため前回のものと比べて若干ですが毛羽立ちがあります。

実際におちびのおケツをふきふきする分には、従来のものと同様大判で柔らかく、厚みもあり、水分たっぷりで使いやすいです。使用後のベタつき感なども無く、1枚だけでもある程度綺麗にすることができます。他メーカーのいわゆる大判と言われるおしり拭きとは使用感がまるで違うので、やっぱりわざわざ購入する意味はあるなぁという印象です。

あえて言えば、従来の物の方が拭いた時の汚れ落ちが良い気がしました。何というか繊維に汚れが絡んでくれる感じというか・・・初めて使用した時の、1回拭いただけでおケツぴかぴか♪ってほどの実感が無いです。この辺りはおチビの成長と共におケツの汚れ具合も成長していることも事実なので、はっきり断言はできないのですが。。

パッケージをもう一度確認してみます。

成分：水・PG・アロエベラ液汁、酢酸トコフェロール、PEG-75ラノリン、ココアンホジ酢酸2Na、クエン酸、リン酸2Na、フェノキシエタノール、メチルパラべン、プチルパラベン、プロピルパラベン、イソプチルパラベン、ポリソルベート20、ブラシル酸エチレン

従来の商品と比べると、メチルパラベン（防腐剤）の配合が無くなり、上記赤文字で表記している２つの成分が追加になっていました。ポリソルベート20は水に油分を馴染ませる為に使用する非刺激性の乳化剤、ブラシル酸エチレンはワセリンローションや無香料をウリとしている化粧品などにも使われている香料の原料となる成分らしいです。

Wipes made from 100% renewable resources 100%再生可能な資源で作られているワイプ
With Vitamin　E　ビタミンE配合
Hypoallergenic　低刺激で、アレルギーを起こしにくい素材
Alcohol Free　アルコールフリー

前回と微妙に説明文が変わっていますね。よく見てみるとワイプそのものの素材が変わっていました。従来のものは純綿製だったのに対し、今回のワイプはテンセルという木材パルプを原料とした繊維で作られているそうです。この辺りが使用感の微妙な違いとして現れているものだと思われます。

テンセルはその製造過程から加工に至るまで、人や環境に影響を与える化学物質を一切使わず、使用済みの溶剤等を含め100%リサイクルが可能な環境を汚さないエコロジカルな繊維なのだそうです。

特徴は柔らかくサラッとした肌触り。シルクと綿の混紡のような素材で服飾の生地などにも使用されているそうです。使用感は赤ちゃんの肌質などによっても異なると思うのですが、うちのおちびには充分すぎました。大判でたっぷり含まれた水分、敏感な乳幼児の肌を傷つけない肌触りは、よっぽど汚れたおケツ用としてじゃないと使うのが勿体無く感じるほどです。

テンセルという素材そのものに吸水性と速乾性という特徴があるらしいので、もしかしたら従来のベビーワイプよりも水分が抜けやすいのかもしれません。読者様が言ってたのはこのことかもしれないですね。

普通のおしり拭きに使用する分では、取り出してから使用するまでの時間がそれほど長いとは思えないので問題なさそうですが、使用後の蓋の密閉はしっかりしておいたほうが良さそうです。そして、もちろん水に溶けないので、水洗トイレには流さないように。

今の時点で気がついた事はこれくらいです。後は使用しながら気になることがあったら追記していきますね。日常的に使用する消耗品とはいえ、これだけの量があったらしばらくはおしり拭きには困らないですね。保管場所の確保は必要ですが・・・。

我が家では、おしり拭き以外にも汗をかいたときの拭き上げに使ったり、顔や手を拭いたりとおちびだけじゃなく、大人も使っています。厚手のおしりふきが好みのママさんだけではなく、使い捨ての濡れおしぼりとしても便利ですよ。出産祝いのプレゼントとしても喜ばれる商品だと思います。

おすすめ度：★★★★