アイデル　チキンソーセージ　スパイシーマンゴー味

アイデル　チキンソーセージ　スパイシーマンゴー　5本セット×2
購入時価格　958円

コストコでも大人気の輸入加工肉ジョンソンビルソーセージと同じような雰囲気で真空包装された太めのソーセージ。発売当初からすごく気にはなっていたのですが、なんとなく味の想像が付かなくてスルーしていた商品です。

たまたま試食販売が行われていた時に、商品についてスタッフさんに色々教えて頂けて興味がわきましたので買ってみることにしました。

聞けば、鶏肉で作ったソーセージだとか。ジョンソンビルもそうですが、やっぱりソーセージと言えば豚肉が主流というイメージがありますよね。豚肉と鶏肉の合挽きで作ったソーセージなんかもよくありますが、チキン100％ってなんだかあまり馴染みが無い気がする。

チキンソーセージで調べると、宗教上の理由で豚肉が食べられないイスラム教の国々の方に人気の食べ物だとか。豚肉と比べるとあっさりでヘルシーなので、そういった視点でヘルシー食材がブームであるアメリカでも最近は人気があるそうです。

アイデルというアメリカの食肉加工メーカーは30年近くの歴史があり、鶏・七面鳥・野菜・果物など、自然食材にこだわっているとのことです。

このソーセージもALL NATURALで、グルタミン酸ナトリウム不使用、無添加ホルモンなどと書かれていました。ちなみに、パッケージのダンディーなヒゲのおじさまが、創業者のシェフブルースさんらしいです。

ちなみに、アイデルのソーセージはコストコが日本初上陸らしいですよ。輸入食品などがコストコから日本に上陸して広まっていくという商品って結構多いですよね？

今や色々な所で販売されるようになったキャンベルのチキンヌードルも確かコストコが日本初上陸と言っていたような？とりあえず日本でアイデルのソーセージを手に入れるには今のところコストコ経由でしか買えないとのことです。

スパイシーマンゴー味、ハバネロ味、アップル味、イタリアン味の4種類が陳列されていまして、試食で頂いたのはスパイシーマンゴーとハバネロ味でした。どれを買おうか悩んだのですが、結局私がゴリ推ししてスパイシーマンゴーに決定。

見た感じ1本がかなり大きい・・・というかかなり太いソーセージです。長さ約12～13センチ。太さは直径３センチくらいあるかも？ジョンソンビルよりも太っちょなイメージですね。５本組２セットなので１本約96円です。

原材料：鶏肉、乾燥マンゴー、濃縮果汁（りんご、パイナップル、洋なし、桃）、さとうきびシロップ、コリアンダー、ハラペーニョとうがらし、食塩、たまねぎ、香辛料、香料、発色剤（セロリパウダー）

記載されていた賞味期限は、購入日よりおよそ2ヶ月間まで。アイデルのホームページには開封後は3日以内に調理するように書かれていました。冷凍保存だと最大4ヶ月間は保管が可能とのこと。

包装後、加熱調理されているとのことなので調理の方法は8～10分程度焼くだけでＯＫらしいです。オーブン使用の場合は190℃が目安になります。簡単にフライパンでコロコロ焼いて頂きます。

焼いている時の香りが、お肉を焼いてるって感じではなく、なんとなく甘く香ばしい、パンケーキでも焼いているような・・・不思議な感覚です。

チキンソーセージって勝手な印象で、あっさりした味わいでどちらかと言えばパサパサしてるのかな？なんて思っていたのですが、カットしたらジュ～っと肉汁が溢れてきまして、かなり予想外な展開。材料に鶏肉の他、色んな野菜やフルーツ、香辛料が使われているのが皮の外から透けて見えます。

断面をみると、５ミリ角位の結構大きめの具材も。黄色のがマンゴーで薄い緑色っぽいのがハラペーニョ？そして濃い緑がコリアンダー（香草）かな。

というか今さらですが、マンゴーにスパイシーって不思議な組み合わせですよね。見た目は鮮やかですが、なかなか日本人の感性では生み出せないような気がする・・まぁこれを選んだ私もなかなかチャレンジャーな感じではありますが。

食感。プリプリの歯ごたえで思っていたより全然ジューシーでいい感じ。

味。うーん一言ではとても言い表せないとても複雑な味。口に入れた時は甘いマンゴーの味を全面に感じられ、後からハラペーニョの辛味が追いかけてくるような感じ。喉元を過ぎれば口の中に残った刺激でシーシーハーハー言うほど。

甘くもあり、塩辛さもあり、香辛料のスパイシーさもありと口の中が大変忙しいです。一体感というよりは、どれもこれもが「私！私！」「オレ！オレ！」と我先に主張しているようなイメージです。どこか、パイナップル入り酢豚とか、生ハムメロンなどと同じような不思議な感覚。

結構しっかり目に味が付いているので殆ど味付けは不要だと思います。チキンの味は・・・味付けの方が印象強めでほとんどわかりませんでしたね。むしろ豚肉のような肉々しさが無い方が、味付けを際立たせるので合うのかもしれませんね。

決して美味しくないわけではなく、慣れない味なので評価がかなり難しいです。お肉！って感じのソーセージを好む人はジョンソンヴィルの方が良いかも。多分、お肉を食べたい人が選ぶソーセージでは無いと思います。従来のソーセージとは全然別物の独特の味です。

ただ、アリかナシかで言えば、私的には全然アリ。口内パラダイスが面白くて結構ハマります。かなりピリ辛が強い大人味なのでお子様には難しいですね。個性的で飽きないし、すごく美味しい！ってわけじゃないけど何だかまた食べたくなる味というか、逆に今まで食べていたソーセージがなんとなく単調で物足りなく感じてしまいます。

ちなみに旦那氏はソーセージなのにフルーティーな甘さがあるというのがどーも受け付けないらしく、苦手だと言ってましたので、やっぱり好き嫌いは激しく分かれる商品なのかも。

また、ご飯のおかずや、工夫して料理に使うって感じではないですね。我が家にとってはビールのおつまみ一択です。ワインとかには合いそうにないなぁ・・・どうでしょう。

個人的には、いずれ他の味も試してみたいと思っているのですが、コストコではジョンソンヴィルと同じ価格帯なので、ジョンソンヴィル派の旦那氏と一緒に選ぶ時には一悶着ありそうです。同じフランクフルトソーセージですが別物と言えば全然別物なので、その時の食べ方などで選んでも良いかもですね。

ちなみにアメリカではアップルが一番人気とのことでした。この４種類の中で唯一辛くないものがアップルらしいので、お子様が一緒に食べられることを考えるとアップルも良いですね。

そして九州男児にはハバネロが一番人気とのことでした。試食でちょっと頂いたんですが、これがかなりスパイシーだったんですよねぇ。

旦那氏的には次にアイデルソーセージを選ぶならば絶対ハバネロ味！と言っておりますけどね。イタリアンはこれもこれで香辛料がかなり利いてるとのことです。

というわけで、誰しもにはオススメ！というわけではないのですがあまり日本では頂けない独特な味付けなので、興味がある方は一度試してみてください。試食販売されていたらまずは味見からオススメします。

おすすめ度：★★★