キャンベル　ヌードルチキン

キャンベル　ヌードルチキン　12パック　998円

スープでお馴染みのメーカーキャンベルから新しくカップ麺が発売されていまして、キャンベルがカップヌードルを出したというそれだけですごく興味を惹かれたので、試しに購入してみることにしました。

キャンベルといえばコストコでも、コーンポタージュスープや、クラムチャウダーなどの商品が人気ですよね。

聞けばキャンベルのカップ麺は国内でもコストコでしか販売されていないとのこと。キャンベルのスープ好きとしてはどんな味なのか気になりますし、かなり期待大です。

その日もコストコでは食品売り場の通路沿いの目立つ所に陳列されていました。見覚えのあるキャンベルのロゴマーク。そしてキャンベルの濃縮スープ缶と同じような赤と白の柄なので、１発で分かります。

コストコなので当然１個売りではなく、12パックのセット販売です。初めて手に取る商品だし、味見するつもりで買うにはちょっと多いなぁ。。

もともとあまり即席ヌードル系は私はほとんど食べませんし、大体は保存食用のストックとなります。後は旦那氏のおやつ。保存食となれば、できるだけ馴染みのある味の方が安心なんだけどね。。

スタッフさんは「キャンベルが日本人の為に、日本人の舌に合わせたカップ麺として作ったものです！」と、紹介されていました。日本人向けの味とか、日本人の為に作ったとか、特別パッケージなどに記載されていたわけじゃなかったので、そのスタッフさんに、どこからの情報なのかを聞いてみたのですが。。

コストコでデモをする際、商品ごとにスタッフ用の紹介メモみたいなものがあるらしく、そこに書かれていたんだって。スタッフさんしか知りえない情報ですね。

でも、即席ヌードル大国である日本に向けて、日本人に合わせた新しいカップヌードルを発表した、というくらいですからね。どうしても期待してしまうわけですよ。

原材料：油揚げ麺（小麦粉、でん粉、植物油脂、食塩）チキンシーズニング、キャベツ、味付小麦蛋白、たまねぎ、ジャガイモ粉末、香辛料、加工粉乳（水あめ、植物油脂、全粉乳、乳糖、食塩）、バター粉末、砂糖、食塩、調味醤油粉末、でん粉、唐辛子フレーク、加工デンプン、調味料（アミノ酸等）、卵殻カルシウム、かんすい、増粘剤（グァーガム）、乳化剤、香辛料抽出物、酸味料、香料、着色料（ビタミンB2）、酸化防止剤（緑茶抽出物）、カゼインNa

12パック入りで998円なので、1食83円ということですね。まー安いっちゃ安いけど日本のカップヌードルも、特売だとそれくらいの価格で販売していることはありますよね。

内容量は65g（麺49g）とのこと。ちなみに日清のカップヌードルは1食77gですので、キャンベルヌードルチキンは若干量が少ないということになります。実際パッケージも一回り小さい気がする。

しかし量が少ない分カロリーも低めです。日清のカップヌードルは1食343kcalに対し、キャンベルヌードルチキンは1食281kcalになります。カップ麺としてはかなり低カロリーの部類なので、夜食用とかに丁度よいかも。

封を開けると、油揚げ麺の上にかやくが振られています。その上に粉末スープの赤い袋が入っています。カップヌードルのイメージが強いから、お湯をいきなり入れたくなっちゃいますが、粉末スープを振りかけてからお湯を入れる必要があります。

粉末スープは白く細かい粉です。開封したらフワっと、なんとなくクリーミーと言うかミルキーな香りが漂います。

作り方は日本のカップヌードルと同様、お湯を内側の線まで注いで蓋をし、3分待ったら出来上がりです。。

開封！おぉー具が少ない！見る限りチキンっぽいのと赤いのと、キャベツと玉ねぎがちょろっと入っている感じで後は麺です。なるほどそこはキャンベル、かやくよりもスープの味で勝負ってことか？でも、もう少しキャベツとかだけでもいいから具が多い方が嬉しかったりするけどな。もともと量が少ない商品ですし、仕方がないことなのかな？

薄く白濁したスープです。ミルキーな香りと香辛料の香りといい、なんとなく以前頂いたコストコのコムタン麺を彷彿とさせるものがあるなぁ。とりあえず頂きます。

ふーん、美味しいかも。

通常のカップ麺のスープにしては薄味で胡椒辛さがあるけど、どこか懐かしい味がする。日本のカップ麺に比べるとクリーミーな感じで、どことなく粉を溶かして作るタイプのコーンスープのような風味があります。

時々すごいピリッとする感覚があって、何これ？と思って確かめたものは、唐辛子の欠片でした。サイズ的にてっきり赤ピーマンかと思っていたのに、ちょっとびっくり。

私にとっては一般的なカップヌードルは味が濃すぎて元々全部飲み干すことができないので、個人的にはこれくらい薄くても別に嫌じゃない。でも、胡椒辛さと唐辛子だけはちょっと違和感を感じました。薄い割には飲み干せないという不思議な感じです。。まぁカップ麺のスープを飲むのが身体に良いわけないので、飲み干すこと前提で話をするのはちょっとアレな感じもしますが・・・

これが何味か？と聞かれても正直チキン味とは答えにくい。むしろシーフードもどきな雰囲気があります。海のものは一切入ってないけど。

麺は若干太麺でモチモチ感があります。麺は好きです。THE油揚げ麺って感じ。

総評して言えば、まぁ美味しいけど、飽きやすい味です。1個食べたらもうしばらくいいやって感じですね。意外と旦那氏は気に入ってる様子ですが。。

確かに、日本人でも受け入れられるインスタントヌードルかもしれませんが・・・多少先入観も入り交じっているかもしれませんが、やっぱり日本で販売されている従来のインスタントヌードルの方が断然美味しいです。同じお金を払うならば、日本メーカーの商品を選ぶと思います。

日本メーカーのインスタントヌードル商品とは、よくわかりませんが・・・やっぱり何かが違うように感じます。

食べ終わったあとに気がついたこと。この商品の原産国名は韓国、そして輸入者は株式会社農心ジャパン。

農心？何か聞いたことある。

あ、そうだ、以前レポした辛ラーメンの販売元が確か農心だったな。なるほど、そう言われれば何となく麺の太さとかモチモチ加減とかが辛ラーメンと近い気がしないでもない。キャンベルだから普通にアメリカで作っている商品だと思っていたけどそうじゃなかったのね。そう考えればなんとなく香辛料（唐辛子）が際立っている味もなんとなく納得してしまう。

個人的な感想といえば、キャンベルというメーカーなだけで、ヌードルでもやっぱりスープに期待をしてしまっていたところがあったのですが、実際は特別に美味しいというものでもなかったように感じました。

キャンベルという名前なだけの、まぁ普通のカップ麺ですね。できればもっとスープにこだわって欲しかったなーというのが正直なところ。決して美味しくないわけではないので気になる方は試してみるのもいいと思います。

おすすめ度：★★