種子島安納いも（あんのういも）

鹿児島県産経済連　種子島安納いも　1.5キロ
購入時価格　798円
ITEM# 559015

安納芋（あんのういも）という種子島の特産品として発売されているさつまいもを購入しましたー！これだよこれー！

冬季限定の商品で、今までなんとなくタイミングが悪く買えなかったので今年こそは欲しい！と思っていたんですよね～！！ようやく買えました！嬉しい！

しかし、この芋・・・スーパーとかで販売されているさつま芋と比べるとなかなかいいお値段です。何年か前からかテレビなどで紹介されて人気となり、安納芋という名前は一気に全国に知れ渡りました。

コストコでも昨年初冬に安納芋のカップケーキという商品が期間限定で発売されていましたし、どこかで一度は耳にしたことがある品種だと思います。

でも実際の所、「安納芋」という名称で製造販売して良いものには条件がありまして、産地が種子島でかつ、登録品種苗を使用して栽培された商品のみらしく、なかなか希少な商品らしいんですよ。

うちの近くの青空市場で大ぶりのものが1つ100円で売られていた「あんのう芋」と書かれた商品を見て、えー安納芋って安いのもあるじゃん！と思ったりもしたのですが、きっとそれは種子島産じゃなかったんだな・・・。

種子島産の安納芋は、一般的なさつまいもと同じように表皮が赤い「安納紅」と白い表皮の「安納こがね」の2種類があるらしく、コストコで販売されているものは泥付きでわかり辛いですが表皮が赤い「安納紅」のようでした。

実は先日、近くのスーパーでJA主催の鹿児島物産展が行われていまして、コストコのこちらの商品と同じラベルが貼られた種子島安納芋が販売されているのを見かけていたんですよね。

安納芋は種子島の温かい気候で栽培されることで、一般的なさつまいもよりも水分を多く含んでいるそうです。時間をかけてじっくり焼くことで、まるでクリームのようにねっとりとした食感の焼き芋ができるとのことでした。

その甘さは一般的なさつまいもの2倍の糖度40度を超えるとのこと。完熟マンゴーでさえも糖度20度前後と言われているので、その甘みの強さは相当ですよねー。そのお話を物産展で聞き、正直めっちゃ心惹かれました。。

その時は1.5キロ入りが1,200円で売られており悩んだのですが・・・安納芋はコストコで買うぞ！と前から決めていたのでグッとガマン・・・結果、コストコの方が断然安く購入できて大正解でした！

その時はまさか、全く同じ商品がコストコで売っているとは思っていませんでしたけれども。。

手の平に乗せられるくらいのサイズのものが8個入っていました。こちら、全体的に丸みを帯びた形状で、軽く土がついています。特別大きくもなく小さくもない感じですねー。おやつならば1人1個かなー？

安納芋の甘みを引き出すには、皮を剥かずにまるごと調理し、じっくりじっくり加熱するのがポイントなんだとか。電子レンジの急速加熱は中身がパサパサになってしまうので絶対厳禁で、また焼きすぎても安納芋本来のクリーミーさが損なわれるので焼き加減は注意した方が良いとのこと。

物産展の売り子さんに教えてもらった焼き方は、水で洗った安納芋をアルミホイルで包み、低～中温のトースターで時々くるくる回しながら1時間位焼くのが一番簡単で美味しい！と言われていました。

時々ホイルを開いて中を確認し、外皮がシワっとなり、蜜がじんわりと浮き出てくる頃が食べ頃なので、サイズによって焼き加減を調整すれば間違いないとのこと（買わなかったのにめっちゃ親切に教えてくれた売り子さん・・・すごい優しかった(TдT)なんかすみません）

というわけで言われた通り、オーブントースターで焼いてみた！確かに全体的に外皮が中身から剥がれて浮いているような感じで、よく見ると、表面から蜜のようなものがじんわりと溢れとるー！これだよね！？これでいいはず！これは完全に食べ頃なはず！！

650W設定のオーブントースターでちょうど1時間。うちのトースターは最大燃焼時間が15分だったので、チーン！が鳴る度にお芋をひっくり返し、再度燃焼を繰り返したらこんな感じになりました。1時間は長かった・・・辛抱たまらんで何度途中で取り出そうとしたことか。

すごい！何かもう色が濃い！いわゆる金色の焼き芋というよりは、カボチャみたいに黄色が濃いです。確かにホクホクという感じではないですね、しっとりねっとりで柔らかく、スプーンですくいながら食べたい感じです。皮の表面は溢れた蜜だらけで、そのまま触ったらベトベトするほどでした。

一般的な焼芋によくある繊維っぽさも少なめなので、パカっと開いた時の感じはなんとなく、よ〜く丁寧に表面を焼いた焼き茄子のような雰囲気もあります。表面シワシワ、中身トロトロです。

食べてみた！　甘い！激甘！(*´艸｀*)　でも決して甘ったるくはない、天然の甘さ！これが安納芋！！美味しいですー！！

お芋の食感とは思えないほどみずみずしく、とろ～りクリーミーな舌触りでビックリだ！焼き芋って、食べていて口の中の水分をめっちゃ持っていかれる～お茶欲しい～！ってなるようなイメージが拭えませんが、安納芋は全然そんな感じじゃなく、とってもしっとりです。お芋というかもはやスイーツですね。天然のスイーツ。

中身は焼き上がりからすでに外皮から剥がれている状態なので、皮離れ？身離れ？がとても良く、無駄なく食べることができました！おちびはもちろん大好きな味なのでスプーン止まらずですし、普段芋系が苦手な旦那氏（ぱさつく感じが嫌いなんですって）も、これは美味しい！と絶賛しておりました。

というわけで1.5キロ全て焼き芋で頂きました！あまりに美味しかったから3日でペロッと食べてしまいましたよーまた欲しいです！

スイーツ作りをされる方はきっとこういった食材であれこれ作ってみたい～とか思ったりするんでしょうねー。私はスイーツ作りが苦手なのでそういう思考はありませんが、今思えば、天ぷらにしても美味しかっただろうなーなんて思ったりもしています。でも勿体無いかな？もう一回買ってもきっと焼き芋で食べちゃいそうな気がする。。

安納芋はコストコでも冬季に販売される印象ですが、その糖度の高さ故に一般的なさつま芋と比べると少々傷みやすいらしいんですよね。特に低温（寒さ）に弱い穀物ということらしいので、外気7度以下の冬場はできるだけ気温の変化が少ない室内で、新聞紙などにくるんで保管しておけば1ヶ月位は持つらしいです。

あと、焼芋の状態だと冷凍保存ができるらしいので、一度にまとめて焼芋を作って冷凍しておくのも良さそうですね。解凍はレンジで1分チンするだけで美味しく食べられるらしいです。さすがに焼き芋を1個だけ食べたいが故に1時間トースターで焼くのは少しもどかしいので、焼いた状態で冷凍しておけば、食べたい時にすぐに食べられて良いかも。

というわけで、とっても美味しかったので満足でした！この焼き芋を食べてしまうと他のお芋じゃ物足りなくなってしまいそうですねー。販売期間が限られている商品ですので、興味がある方はぜひチェックしてみてください！

おすすめ度：★★★★