アップルシュトルーデル

アップルシュトルーデル　1034g
購入時価格　1,298円（クーポン割引で1,098円）
参考価格　1,180円（2019年4月）
参考価格　899円（2021年4月）
ITEM# 93142

ベーカリーのアップルシュトルーデルを購入しました！この商品は4月に発売されてからコストコ掲示板の中でもたびたび話題になっており、とても気になっていた商品です。

今回、たまたまストアークーポンにて200円オフで購入できたので購入時価格は1,098円でした。8個入りだったので1個137円です。

パンの値段と思えばめちゃめちゃ安い！というわけではありませんが、このサイズのデニッシュ系パンを普通のパン屋さんで買おうと思っても、なかなかこの価格じゃ買えませんよねぇ。。

アップルシュトルーデルという名前がなんだかヨーロッパ的だなぁと思って調べてみたところ、ウィキペディアによるとアプフェルシュトゥルーデル（ドイツ語: Apfelstrudel）として説明されていました。オーストリアを代表する菓子として知られているそうです。

シュトルーデル（Strudel）は、中世ドイツ語で「渦」や「渦巻き」を意味する語から派生したもので、アップルシュトルーデルは薄ーく伸ばした生地にりんごのフィリングを包み、それを幾層にもグルグル巻いたものを焼いて仕上げるんですって。

そういう意味ではコストコのアップルシュトルーデルは、生地でフィリングを包むというよりは、パイ生地を編み込むような形で上からかぶせてあるので、本来の意味とはちょっと違い、若干アメリカンテイストというかアップルパイ寄りな雰囲気があります。

大きさは8cm×15cmの横長のパンです。近くで見ると尚大きいー！！安定のコストコサイズだー。売り場付近は常時、生地の香ばしい香りとシナモンの香りでいっぱいでした。

商品詳細

名称：パン
原材料名：アップルフィリング（りんご、砂糖、シナモン、食塩）、小麦粉、マーガリン、砂糖、イースト、食塩、大豆油、増粘剤（加工デンプン）、酸化防止剤（V.C、亜硫酸塩）、香料、保存料（ソルビン酸K）、pH調整剤、着色料（カロチン）
まれに果実の種や皮の一部が残っていることがあります。
保存方法：直射日光、高温多湿を避けて保存して下さい。
消費期限：購入日含め3日
内容量：1034g

縦に4つ並べられたものが2列になっていました。下から上へパカッと押し上げるタイプの透明プラスチック製の容器に入っています。そういえばこの容器は初めて見る気がするなぁ。バラエティクッキーの容器に似た感じの入れ物です。

開封したら、甘酸っぱいりんごとシナモンが入り混じった甘香ばしい香りがさらに開放～！！

カットしたら中身はこんな感じ。アップルフィリングは完全にペースト状になっているわけではなく、角切りの果肉がところどころ残っています。中身が隙間なくたっぷり詰まっている！というわけではなく空洞があります。パイ生地の表面はパリっとしているので、表面サクサク、中はしっとりという感じですね。

味について

アメリカンテイストのアップルパイって、なんだかすんごく甘みが強いという先入観があり、実際アップルフィリングがコッテリ甘めのように見えましたが、思っていたほど甘みが強い！というわけではありませんでした。

甘いと言えば甘いんですけど、果肉のシャッキリした食感が残っており、そこにすっきりした酸味があるのでミックスされてほどよい甘さ、という感じです。シナモンは結構しっかり効いています。

自分の好みで言えば、フィリングのジャムの部分？りんごの果肉以外の所がプルンプルンのジュレみたいな食感だったのがあまり得意じゃないなぁと。食べた後もいつまでもほっぺたの裏側とか、歯の内側とかにベッタリとしたジュレが残っている感覚がどうも好きになれず。。

個人的には、以前販売されていたミニアップルターンオーバーの方が私の好みでした。パイ生地がメインな感じで、そこに甘酸っぱいフィリングがアクセントとなっていて、すっごく美味しくて大好きだったんですよねー！それに対しこちらは、私にとってはフィリングが少し多い印象です。

ちなみに、焼いた当日だとデニッシュ生地がサクサクしているのですが、翌日以降になると時間の経過と共にだんだんしっとりした感じになってきて、全体的に油っぽいベタッとした手触りになるんです。

これは他のデニッシュ系のベーカリーにも同じ現象がおこるわけですが、こちらを2分ほどトースターで焼き、粗熱を取って食べると、焼く前よりも何倍も美味しく食べることができます。

生地のサクサク感は尚アップし、ジュレ状のフィリングがほどよく溶け、私の苦手とする食感が無くなるんです。熱を入れたことで不思議なのですが、果肉感がより際立ち、シナモンは風味が突出することなくフィリングにしっかり馴染み、そのままの状態よりもずっとずっと美味しく感じましたー！

それからというもの、アップルシュトルーデルを食べる時は100％トースターで焼きなおして食べています。これはきっと焼きなおして食べるべきものだと私の中で勝手に解釈しているほどです。

こちら期限内で全部食べることはできませんでしたので、1つずつラップに包みジップロックに入れて冷凍保存をしています。冷凍庫から出したものは20秒ほどレンチンしたのち、トースターで3分焼けば、表面がサクサクっとした状態で食べることができました。

実は私よりも旦那氏の方がこの商品を気に入っているんですよね。今までこういった感じのものは食べない人だったので、ちょっと意外なんですけれども。。最近では朝食として、焼いたものをカットして半分こしながら食べています。

ただ、どちらかと言えば食事用というよりはスイーツよりのベーカリーですね。ちなみにオーストリアでは、皿に盛りつけられたアプフェルシュトゥルーデルに、粉砂糖やホイップクリーム、バニラソース、バニラアイスクリームが添えられる、とのことでした。

こ～れ～は～～笑　試すべきか～？？どうしよう～絶対美味しそうだけど危険な予感。。。

おすすめ度：★★★