ニュージーランド産　カスタードケーキ

DENHEATH カスタードスクエア
購入時価格　2,298円（ストアークーポンにて998円）

年始に購入したニュージーランド産のカスタードケーキです。この商品は冷凍マカロンやチーズケーキファクトリーのケーキと同じ並びで販売されていた冷凍の商品です。

たしか店頭に並びだしたのは昨年の夏頃だったと思うんですよね〜。メルマガの紹介で新商品として取り上げられていたのを覚えています。この商品、色んな意味ですごい気になっていたんですよ。

発売当初は1箱3,000円台とかで販売されていたものでして、21個入りとのことですが箱はそれほど大きくなく、パッケージにもプチサイズと書かれていまして、このサイズ感この内容量でこの価格〜！？とビックリしてしまいました。

コストコなのできっと通常よりも安い価格で販売されているのだとは思うのですが、それでいてこの価格だなんて・・・定価で買ったらいったいいくらするんだろう？でも、お値段が高いということはそれだけ美味しいんだろうな。ココナッツ流行ってるしなーなんて思っていたんですね。

気にはなりつつも、とても気軽に購入できる価格ではなかったので、いつもチラチラ確認しつつスルーしていたのですが・・・いつの頃からかプライスタグに割引の表示が付くようになったんです。

初めの頃は数100円の割引だったので、少しくらい割引になってもやっぱり高いよねーなんて思っていたのですが、割引額が500円を超えるようになってからは目が離せなくなってしまいまして・・・^^;

もしかするともっと下がるんじゃない？もうちょっと待つ？でも今買わなきゃ売り切れちゃう？といった感じで、購入するタイミングを見計らっておりました。

たしか年末の最後に見た時で1,000円OFFくらいだったと思います。そんな折、年始にコストコへ行った際にいつものように確認すると、なんと、ストアークーポンで1,300円OFF！販売価格998円ですってよ〜(*°∀°)=3

おぉ〜ついに1,000円切ってるやん！これはもう〜買うしか！！

ここまで、ほとんど価格の話しかしてないですね・・・^^;　でも多分、どんなに評判が良かったとしても、きっと定価じゃ買えないと思いましたから。。

（冷凍食品）
名称：カスタードケーキ
原材料名：牛乳、クリーム、カスタードパウダー（砂糖、全粉乳、脱脂粉乳、ホエイパウダー、とうもろこしでん粉、食塩）、小麦粉、粉糖、マーガリン、クリームチーズ、乾燥ココナッツ、脱脂粉乳、糊粉（加工でん粉、アルギン酸Na）pH調整剤、香料、乳化剤、着色料（V，B2）、酸化防止剤（V，C）
内容量：1050g（50g×21個）
賞味期限：購入日より2ヶ月先まで
保存方法：-18℃以下で保存してください。
加熱調理の必要性：解凍してそのままお召し上がり頂けます。
原産国名：ニュージーランド
※お召し上がりの分だけ取り出し、冷蔵庫で解凍してください。解凍後は冷蔵庫で保管し、お早めにお召し上がりください。一度解凍したものを再冷凍しないでください。

開封〜！！

おぉ〜可愛い！(ﾟ∀ﾟ)　キューブ型の一口サイズ！綺麗にカットされたものがお行儀よく整列されています。

しかしこちら、特に袋などで包まれているわけではなく、直に箱詰めされているんですよねぇ。。このままニュージーランドから運ばれてきたということなのでしょうか。日本メーカーさんの商品ではありえないパッケージだななんて思ったりもするのですが、こういうのって海外商品にはよくありますよね。

こちら、商品名は「カスタードケーキ」と書かれていましたが、本場ニュージーランドでは「カスタードスクエア」と呼ばれており、カフェでは必ず取り扱われているというニュージーランドを代表する定番スイーツらしいんですよ。

中でも、今回のDenheath（デンヒース）というメーカーはニュージーランドでは有名な高級カスタードスクエアの専門店なのだそうです。

Denheath Dessertsの公式ホームページを見てみるとチョコレート味、エスプレッソ味、パッションフルーツ味といった色んな種類のカスタードスクエアが販売されておりまして、ニュージーランドのお土産としても人気なのだとか。

今回コストコで売られていた商品は、オリジナルカスタードスクエアという最もシンプルでポピュラーなテイストになります。

1つのサイズは、縦横高さ全て4cmのキューブ型。一口サイズ・・・というにはちょっとサイズが大きいかな？二口サイズ、というところでしょうか。

メーカー名が書かれたグラシン紙が仕切りになっており、1個1個くっつかないようになっていました。オシャレなパッケージだなぁ。

食べたい分量だけを冷蔵庫で自然解凍し、食べる時はこのグラシン紙を取り外してからいただきます。

二層のパイ生地の間にカスタードクリームが挟まれていて、上には細長くカットされたココナッツフレークがふりかけられていました。

カスタードクリームの層がめっちゃ厚い！というかこのケーキ、半分以上はカスタードクリームで構成されているんじゃ？名前通りのスイーツって感じ！

ただですね、こちらのカスタードクリームは私が認識しているようなシュークリームの中に入っているモッタリ重めのカスタードとはちょっと違う感じなんですよ。

スフレよりももっと柔らかく、フォークで突いてみるとまるで泡のようにシュワっとしているんです。上下をパイ生地で挟み、グラシン紙でサイドをカバーすることで綺麗なキューブ状を保てているといった感じでした。

それでは、いただきま〜す！

おー！なんか初めての味！めっちゃ海外っぽい！( ﾟдﾟ)

クリームがとにかく柔らかく、口に入れたらシュッと溶けていきます。いわゆる日本で言うカスタードクリームとは全然違う味と食感で、甘さは控えめなんだけど、どこかフルーティーさを感じられるクリームです。

パイ生地はサクサクではなく油分が含まれたしっとり系で噛みごたえがある感じ。クリームもパイも甘さは控えめでココナッツフレーク香る全体的に優しい甘さでした。

あと、香料っぽい、独特な香りが強く感じられます。甘くないのになんだかとっても甘いスイーツを食べているかのような錯覚に。。おそらくこの香りが海外っぽく感じるのかなーと。

シュワっとしたクリームは食べやすく、あっさりとした口当たりなのに1個食べ終わると口の中がコッテリ濃厚、というなんとも不思議な食感です。

なんだろうな・・・決して美味しくないわけではないんだけど、わかりやすく美味しい！って感じではないんですよねー。いわゆるケーキと思いながら食べると、初めて食べる時は拍子抜けしちゃいそう・・・それ位、今まで遭遇したことがない新しいスイーツという感じでした。

そして何よりの特徴が・・・めっちゃ食べにくい！！

これ、一口で食べるには大きいから、大体ナイフやフォークを使ってカットしたいと思いますよね？

ところが、パイ生地が固めで、その上カスタードクリームが柔らかすぎるので、実際にナイフでカットしようとすると・・・パイ生地はうまく切れず、カスタード部分がブチュ〜っと潰れ、パイ生地はボロボロ、ココナッツフレークもポロポロ取れてしまい、めちゃくちゃ悲惨な見た目になってしまうんです。(;_;)　

これ、ニュージーランドのカフェだとみなさんどのように食べているのかなー？綺麗に食べたいのであれば、大口開けて一口でパクっと食べてしまうくらいしか方法が思いつきません。

お皿の上でぐちゃぐちゃになってしまったカスタードケーキを突つきながら、本当にこの食べ方で正解なのか、激しく疑わしいほどに食べにくいなぁと思いました。

そこで、パッケージを改めてよく見てみると【how to cut】と、カットの方法がちゃんと書いてありましてね、それによると、一度ケーキを横に倒し、ギザギザナイフを使って2〜4等分にカットしてください的なことが書いてあったんです。

なるほど！この方法ならカスタードが潰れないんだなぁ〜と何度か試しているのですが・・・やっぱり思い通りにいかず。。最近では冷凍庫から取り出したままの凍った状態で4等分に切り分けるという方法で落ち着いております。

ちなみにこちら、凍ったままの状態で食べるとまた違う味わいとなりまして、ひんやりした口当たりと、口内の温度でジワジワ溶けていくカスタードクリームの優しい甘さがクセになります。邪道かもしれませんが、私は凍ったままの状態で食べる方が好きです(´艸｀*)

正直、初めて食べたときは全くピンとこず、失敗したかなぁ〜と思ったほどだったのですが、何度か食べているうちに少しずつ美味しさがわかるようになってきました。なんだかちょっとクセになっちゃう味です。

2〜3個食べられるあっさりしたスイーツかと思いきや、意外と重たいので1日1個が限界なんですけどね・・・ただ、はじめからミニサイズに成型されていると食べ過ぎの心配が無いから良いですよね♪

日本人が食べ慣れない味のスイーツなので、好き嫌いがはっきりとわかれると思います。きっと定価だったら確実に購入しなかっただろうな。。^^;　でも、ずっと気になっていた商品だったので試すことができて良かったです。

本来なら時間をかけてゆっくり食べたいところですが、ストアークーポンで割引だったということもあり今回購入したものは冷凍スイーツにしては賞味期限が短めでした。コーヒータイムにボチボチと食べたいと思います。

おすすめ度：★★