カークランド　オーガニックトマトペースト

カークランドシグネチャー　オーガニックトマトペースト　170g×12缶
購入時価格　1,148円

コストコプライベートブランドのトマト缶シリーズの一つ、トマトペーストです。同じシリーズでオーガニックシチュードトマトや、オーガニックダイストマトも販売されていますよね。

これらはすべて缶詰なのですが、箱詰めの状態でまとめ売りされているため一見分かりづらいかもしれません。トマトペーストはその中でも一際小さな箱で販売されている商品になります。

トマト缶は何かと利用するので何度か買い足しておりまして、ブログでもすでに紹介済みなのですが、こちらのトマトペーストはまだ紹介したことがありませんでした。というのも、買ってみたは良いもののなかなか有効な使い方を見い出せずにおりまして・・・正直、持て余し気味だったんです。

でも、私なりにこうやって使えばいいんだ！というのがようやくわかってきまして、今やリピートするほどの商品として私の中で格上げとなりました！そんなわけで今回、満を持して紹介することにしました。

そもそもトマトペーストとは何かといいますと、トマトピューレといわれている「煮詰めたトマトを裏漉しして濃縮したもの」をさらに煮詰めて水分を飛ばしペースト状にしたものです。

カークランドのトマトペーストは有機栽培されたカリフォルニアのローマトマトを一番おいしい時期に収穫し、ゆっくり時間をかけて煮詰めて作ったものなのだそうです。USDA（米国農務省）に認定されたオーガニック商品ということで、外装の箱にはUSDA認証マークが付いています。

名称：有機トマトペースト
原材料名：有機トマト
内容量：2.04kg（170g×12缶）
賞味期限：購入日より1年半先まで
使用上の注意：この缶は内面塗装缶ではありませんので、開缶後はガラス製または陶磁製の容器に移してからふたをし、冷蔵庫に保管して下さい。
原産国名：アメリカ

こちらが1缶を取り出したもの。内容量170g入りということでかなり小さな缶です。ショート丈の缶コーヒーよりもさらに小さい！見た目はなんとも外国っぽいパッケージだなぁという感じですよね。

開けてみました。ちなみにこちら、プルトップ的なものは付いていないため、開封には缶切りが必要です。

中身を出してみると名前通り完全にペースト状になっています。ほとんど水っけが無く、スプーン等でほじくりながら中身を取り出します。

缶の縁ギリギリまでペーストが詰まっているため、手や缶切り、フタの裏などにトマトペーストがべっとり付いてしまい若干取り出しにくいです。中身は本当に濃く、色合いも深〜い濃い赤、という感じの色味でした。

まずはそのまま味見してみました。

まったり濃い！濃厚〜なトマトの味！

そのまんまですが、これ以上例えようのないトマトの味です。原材料は有機トマトのみで他には何も使われていないのですが、甘味が強く普通のトマト缶と比べると酸味が少ない印象でした。

同じシリーズであるダイストマトも同じカリフォルニア産のローマトマト使用とのことだったのですが、あちらは若干酸味が強い感じに思えたんですよね〜。本当に同じ品種のトマト？ってくらい味の違いを感じました。同じ原料でもこんなに印象が変わるんだなぁ。

トマトペーストを使うレシピを調べてみると、基本的にはパスタソースやピザソースにしたり、煮込み料理に入れたり、ハンバーグ等のソースにしたり、という感じみたいなんですよね。

そんなわけでハンバーグのソースを作ったり、シチューやカレーにちょい足しする感じで使っていたのですが、トマトが濃縮されているため、大さじ1杯使うだけでかなりトマトな味付けになっちゃうんですよ。おかげで、ちょっとした味付けやコク出し・かくし味等で利用するのであれば少量で十分なのです。

そのため少量パッケージにも関わらずなかなか1缶まるごと使い切るのが難しく、余りがちだったんですよね。開封後、余った分は別容器にうつして冷蔵保存していたのですが、さすがに毎日トマト味の料理を食べ続けるわけではありませんので、冷蔵庫の隅っこに追いやられていたのが現状でした。

ここで転機！

我が家がずっとリピし続けているクラシコパスタソーストマトアンドバジルがストック切れしたときに、試しにこちらのトマトペーストとマスコットの炒めたまねぎを使ってトマトソースを手作りしてみたんですよ！

そしたら、まーこれが超短時間で作れてしまった上にビックリするほど美味しかったんです！

もともとガッツリ時間をかけて水分を飛ばしてある濃厚なペーストと丁寧に炒めてある炒め玉ねぎのセットなので、あらためて時間をかけて煮たり炒めたりする必要もなく、大変シンプルですがなんとも味わい深いトマトソースを作ることができました！しかもめっちゃ短時間で！

この味を知ってからは、このトマトソースを作るためにトマトペーストをストックしておいてもいいかも？と思うほど気に入っちゃいました。

ペーストのままでは中途半端に残ったものをなかなか上手に活用できませんでしたが、トマトソースに加工してしまえば、一気に活躍の場が多くなりましてね。今は残った分はすぐにトマトソースに加工し、ホーローの容器に入れて保存するようにしています。

そんなわけで今では炒めたまねぎとセットでリピートする商品となっております。私がもっと料理上手だったらペーストならではな色んな活用法を見出すことができるのかもしれませんが・・・とりあえず今のところはこんな感じの使い方で落ち着いています。

シンプルですがしっかり時間をかけて作られたものなので、上手く活用できれば料理のコクをアップさせるだけでなく、調理時間の短縮にも繋がります。他にもこんな料理で便利に使えるよ〜という方がいましたら是非教えていただけると嬉しいです！

おすすめ度：★★★