ケトルチップス　ディルピクルス味

ケトルブランド　KRINKLE CUT POTATO CHIPS DILL PICKLE 794g
購入時価格　788円（2017年2月）

コストコの定番ポテトチップスと言えばケトルチップス シーソルト味がお馴染みですが、最近は色んなフレーバーのケトルチップスが並ぶようになりましたよねー。

シーソルト味はアメリカのポテトチップスブランドであるケトルフーズとコストコのプライベートブランド、カークランドシグネチャーとのコラボ商品なので、価格が安く、内容量も1袋907gと大きいのですが、他のフレーバーのケトルチップスはプライベートブランドのものと比べるとやや価格が高く、それでいて内容量が少なめなのが特徴です。

といっても1袋の内容量は794gなので、間違いなくこちらも大容量なんですけどね・・・(゜o゜)このときは今回購入したディルピクルス味の他にレッドカレー味とペペロンチーノ味がありました。

ちなみにケトルブランドのポテトチップスは品揃えの良いスーパーなどでも購入できるのですが、輸入菓子ということもあり結構お高いんですよ。内容量56g入りのケトルチップスが170円位で販売されているのを見たときは、あらためてコストコで販売されているケトルチップスのお得さを実感しました。

今回購入したのは、そんなケトルチップスのディルピクルス味。ピクルスはもちろん、料理の付けあわせやハンバーガー、ホットドッグ等のトッピングでお馴染みのあのピクルスです。

どうなんだろ・・・ピクルス味って海外ではポテトチップスのフレーバーとして割と定番だったりするのかな？すごいアメリカっぽいというかとても日本人の感覚では思いつかないフレーバーですよねぇ。。

お馴染みケトルチップスの茶色いパッケージに緑色の帯。そして真ん中には瓶詰のピクルスのイラストが描かれています。これを見てアメリカの人は「あ、ピクルス味だ！美味しそう〜！」ってなるのかなぁ・・・謎だ。。

実は今回、ピクルス味のポテトチップスを選んだのは完全に私の独断なんです。というのも、ピクルスはいわゆる「酢漬け」なわけでして、そう考えるとなんちゃらビネガー味、と言われているポテトチップスって美味しいものが多いですし、サワークリーム系のフレーバーも大好きだし、湖池屋のすっぱムーチョが大好物な私にとっては、すっぱい味のポテチは絶対好みだと思ったんですよね。

塩派の旦那氏はエェェ〜(-_-;)と引き気味だったのですが、一緒に未知との遭遇を楽しもう！ということでしぶしぶ了承してもらいました。

というわけで、さっそくレポしていきたいと思います！

商品詳細

名称：ポテトチップス
原材料名：じゃがいも、植物油、マルトデキストリン、食塩、粉末にんにく、酢、砂糖、酵母抽出物、粉末玉ねぎ、香辛料、パセリ、香料、酸味料
内容量：794ｇ
賞味期限：購入日より半年先まで
保存方法：直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所で保存してください。
原産国名：アメリカ
※開封後はお早めにお召し上がりください。

取り出してみるとクリンクルカットという波状に成型されたポテトチップスでした。この形はシーソルト味と同じですね。この手のポテトチップスはザクザクっとした食感が強いのと、溝の部分にフレーバーがたまりやすく、ちょっと濃い目の味になっちゃう、というところが結構好きなのです。

もちろん「Kettle（釜）チップス」なので釜揚げ製法で作られており、通常より弱い温度でじっくり時間をかけて揚げることで、一般的なポテトチップスよりも厚切りで固めの食感となっています。日本で言う「堅揚げポテト」に似た感じの硬さと食べ応えですね。

ポテトチップス自体は薄い揚げ色で、見た目はそんなにフレーバーガッツリ！って感じでもありません。全体にパセリが振られているのがまるで日本メーカーの「のり塩」みたいにも見えます。ディルピクルス味なのに、ディルじゃないんだなーなんて思ったりもしました。

しかしですね・・・・見た目がどうだとかそういうのはあまり問題ではないんですよ。なぜかと言うと、開封した時の匂いがとにかく凄まじいのです！！

強烈なにんにくの臭いと、それに負けないくらいのお酢の香りが一気に大放出！！( ﾟдﾟ)開封しただけなのに、おもわず「うわっ」と声が上がってしまいました。

こ、これ、大丈夫だろうか。。。

味について

うわぁ〜ピクルスだ！！(゜o゜)　これ、めっちゃピクルスです！

ツンとくるお酢特有の酸味と、うちの冷蔵庫にはないおしゃれなハーブっぽい香り。そして、きゅうりらしき青臭さも感じます。味が濃く、謎の爽やかさもあり。。もはやピクルスがチップスになりました！ってくらいに容赦なくピクルスの味でした！

ピクルスにも色々な味があるのでなかなか説明が難しいのですが・・・とにかく、海外のピクルスの味なのです。

ポテトチップスのフレーバーだし、どうにかポテトに合う味に整えようとか、万人受けする味に調整しようとかそういうのは一切無視で、これこそがピクルス味だ！みたいな、メーカーさんのマジ度が伺えるような衝撃的な味でした。

いや、決して美味しくないわけじゃないんですよ。そもそも私、ピクルス好きですしね。でも、食べる前に想像していたよりもかなり本気すぎたピクルス味に思わず思考停止してしまいました。

これ、794gもどうすればいいのだろうか・・・自分から懇願して購入した手前、食べきれないなんて言えない・・・( ﾟдﾟ)食べた後、口の中が猛烈にピクルス臭くなるのも気になるし。。

と、開封したときはどうしよう・・・食べきれないかも・・・と思いながら食べていたのですが・・・これがなぜかヤミツキになっちゃうんですよ。

といっても、食べ始めると手がとまらない〜といったヤミツキ感ではなく、しばらく間が開くとつい思い出して食べたくなる味といいますか、なんだか無性に恋しくなるような、そんな味なんですよね。。

突然思い出したかのように手を伸ばしてはついつ食べてしまい、気がつけばなかなか良いペースで食べ進めていました。

驚いたのは、新しい食べ物は異常なまでに警戒する、ポテトチップスは断然塩派のおちびがこのピクルス味を猛烈に気に入っていた点です。一口目はうわぁぁ・・・とか言っていたクセに、気づけば制止するまで食べ続けていましたからね。もしかしたら私より食べてたかも・・・。

通常のポテトチップスは開封後、時間が経つと湿気てシナシナになってくるので、なるべく早く食べなければならないのですが、他のケトルシリーズと同様、こちらもある程度時間が経ってもパリパリのまま美味しく食べることができます。日本のポテチじゃこうはいきませんが、これはやはり製法に秘密があるのだと思います。

今回に関しても特に密閉保存していたわけではなかったのですが、最後まで食感の変化もなく美味しく食べることができました。さすがに内容量794gとなると、パーティーでもなければ1日で食べきるのは難しいので、長くパリパリが保てるというのはありがたいですね。

まとめ

想像以上にピクルス味だった！のひとことです。正直、購入した時に想像していた味とは大分違ったなーというのが本音なのですが、美味しいとか美味しくないとかそういうことより、よくここまでピクルス味を再現できたよね、というメーカーさんの技術の素晴らしさに驚愕でした。

ピクルスはそのままポリポリかじるのが好き！というくらいピクルスが好きな方はきっと気に入るんじゃないかなー。ただ、生半可なピクルス好きでは撃沈してしまいそうな気もします。

そういう意味ではかなり人を選ぶフレーバーかもしれませんねぇ。それくらいポテトチップスのフレーバーとしては異端な存在だと思います。

でもその分、ハマる人はめっちゃハマりそう！事実私も、初めて食べた時はどうしよう・・・( ﾟдﾟ)となってしまいましたが、結果的には美味しく食べきることができましたし、食べ終えてしまった今では、なぜかあの独特なピクルス味がちょっぴり恋しくなっていたりもするんですよね(^_^;)

なんというか・・・鼻の奥にあの強烈なフレーバーの記憶が残っている感じとでも言いますか。。決してずっと食べ続けられる味ではないのですが、何かの折に一口二口食べたいなぁと思える、そんな不思議な魅力のあるフレーバーでした。

積極的にオススメするわけではありませんが、興味がある方は是非チャレンジしてみてくださいね♪

おすすめ度：★★★