Jones Dairy Farm ① ジョーンズデイリーファームの工場見学に行ってきたよ!
突然ですが・・・
Jones Dairy Farmの工場見学のため、アメリカへ行ってまいりました〜!!(どーん!!)
コス子 in Americaです!
U・S・A!!( ゚∀゚)o彡° U・S・A!!( ゚∀゚)o彡°
毎日ブログを見てくださっている読者様にとっては、いつの間にー!( ゚д゚)って感じですよね・・・。実は先日、1週間ほど私一人で日本を離れておりました。
上記のロゴマーク、皆さん見覚えはありますか?
こちらは「Jones Dairy Farm(ジョーンズデイリーファーム)」という、主にハム、ソーセージ、ベーコンといった加工肉製品を専門として製造販売しているアメリカのメーカーさんです。
コストコでもカナディアンベーコンやドライエイジベーコンといった商品が取り扱われているので、見たことがある!という方も多いと思います。
私も、これらの商品はコストコで購入し、以前ブログでも紹介記事を書かせて頂きました。中でもカナディアンベーコンはお気に入りの一つなので何度かリピートしているのですが・・・
なんと!私の書いたブログ記事がJonesの方の目に留まったようで、突然「Jones Dairy Farmでどのように商品が作られているのかを見に来てほしい!」というお話を頂いたのですよ!
最初にこのお話を頂いたときは、嬉しさよりも驚きと不安でいっぱいで・・・英語は話せないし、場所を聞いたらアメリカのウィスコンシン州という所らしく・・・それどこ?な感じだし( ゚д゚)
そもそも、私なんかが行ったところで何か意味があるのか?という思いもありまして、すごく悩んだのですが・・・
コストコで販売されている商品が加工されている所を見る機会なんてそうそうありませんし、わざわざご招待頂けるなんて機会は滅多にあることではありません。願ってもない幸運です(゚∀゚)
しかも、ついでに本場アメリカのCostcoにも行けるかもしれない!!(←行ってきました。それはまた後日談として。。)
よく考えれば断る理由なんてどこにも無い!というか断ったら勿体無い!!
家族とも相談した結果、ありがたくお誘いをお受けすることにしまして、急遽アメリカへ行くことになりました。ε≡≡ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
いざアメリカ、ウィスコンシン州へ
Jones Dairy Farmはアメリカ中央部のウィスコンシン州フォートアトキンソンという所にあります。日本からだと東京から12時間かけてイリノイ州のシカゴへ。その後は車で北上し2時間の距離でした。
片道14時間!!・・・思〜えば〜遠くへ来た〜もんだ〜〜(by武田鉄矢)
ウィスコンシン州はもともと乳牛の牧畜が大変有名で、酪農祭り的な催しがとても多い土地なのだそうです。確かにお土産屋さんを見るとめっちゃチーズ関連の商品が多かったんですよね。謎なチーズの被り物とか・・・笑
ちなみに、Jones Dairy Farmは日本語訳すると「Jones酪農農場」ということで、昔はチーズを専門に製造販売されていたそうです。
今はもう乳製品は作られていませんが「Dairy」は昔の名残をそのまま残した名前、ということなんですね〜。
Jones Dairy Farmとは
チーズの製造販売をしていた最中、もともとは自分達の消費用としてお母さんが作っていた自家製の無添加ソーセージをミロ・C・ジョーンズ氏(Milo C Jones:創業者の息子さん)が本格的に売り出そうと製造販売を開始したのが1889年。
つまり、Jones Dairy Farmは今年で創業130周年になる老舗メーカーさんなのです。1889年といえば、日本では明治22年で大日本帝国憲法が発布された年ですよ( ゚д゚)
今や「Jones Dairy Farm=無添加の加工肉メーカー」として全米で認知されている有名なブランドとなっていますが、当時の「伝統的な母のレシピ」は現在も変わることなく大事に保ち続けられています。
130年の間で世の中の食品業界では開発がどんどん進み、安全と言われている人工添加物や、より早く、大量に効率よく生産するための方法がたくさん生み出されているのですが、Jonesはあくまでも伝統的な「無添加」レシピにこだわり、余計な添加物を使わず、今日まで製品を作り続けているのだそうです。
130年に渡り受け継がれているソーセージのオリジナルレシピは「肉+水+塩+スパイス」以上!めっちゃシンプル!
近年、Clean label(クリーンラベル)という言葉が、世界の食トレンドの中で重要視されていると聞きます。コストコでもたまーにクリーンラベルという文字がメルマガに書かれていますし、日本でも流行りつつある概念です。
これは、シンプルな原材料、わかりやすい生産工程を商品に表示する。つまり「体に悪いものは使わない」という言い換えでもあります。
でも、Jones社にとってこれは流行というわけではなく、もともとそういう理念のもとに生産されているもの、ということなんですよね。
昔から変わらないJonesの理念が、今や時代の最先端を突き進んでいる!ということなのでしょう。
この写真はJones Dairy Farmの敷地内にある家です。
昔は作業場としてこの家で作っていたそうなのですが、今はJones家族がお住まいの住居となっています。
ちなみにこのお家はジョーンズ社のロゴマークにもなっておりまして、Jones Dairy Farmの象徴となっています。
Jones Dairy Farmの6代目社長であるPhilip Jones(フィリップ・ジョーンズ)氏です。お会いして早々にサインを頂きました。ミーハーですね。笑
Jonesがどうしてそこまで昔ながらの伝統的なレシピにこだわっているのかというのは、ひとえにJonesが130年間全て家族経営で行っていた、という点につきると思います。
歴代社長は全て創業者の子孫で、昔から今も変わらず、ずっと家族経営であるということは創業者の思いを色濃く引き継いでいる証であり、伝統的なレシピを守り続けることができている理由の一つなんだろうな〜と感じました。
英語力0の私なんかにも、とってもおおらかに、そして優しく丁寧に接してくれた素敵な社長さんでしたよ〜。
副社長のRick Lowry(リック・ローリー)氏です。にこやかに手に持ってるのは豚の頭です。閲覧注意なので一応ボカシを入れてみましたが・・・なんかそのせいですごくヤバイ物を手にしている感が否めませんね。
かえって逆効果だったかもしれん・・・( ゚д゚)
この方は盛り上げ隊長です。Jonesへの信頼と愛を感じさせるお方で、とてもわかりやすい説明を沢山してくださりました。いつも超元気!
工場で働く皆さんは、きっとこの方の元気に励まされているんだろうな〜と思いました。
Jones社のアジアエリアのセールスマネージャー、ジョージさんです。今回、私に声をかけてくれたのがこの方。日本語もペラペラだし今回一番お世話になった人です。
ちなみに乗ってるバイクはJones社とは全く関係ありません。笑
ウィスコンシン州は世界的に有名なオートバイメーカー「ハーレーダビットソン」の本社がある地でもあるということで、このようなイカした写真となりました。これしか写真がなくて・・・ジョージさんごめん( ゚д゚)
ジョージさん曰く、日本でJones Dairy Farmの商品を小売販売しているのは実はコストコホールセールだけらしいんですよ。つまり、ジョーンズの商品は日本の他の有名な輸入食品店とか、品揃えが良いスーパーでも取り扱っていないのだそうです。
というのも、Jones Dairy Farmのハム・ベーコン・ソーセージ類は、製品へのこだわりが強いあまりに、どうしてもお値段が他メーカーの同類製品と比べると高く、またそれは日本だけの評価ではなく、現地アメリカでも同様で、アメリカにおける「Jones Dairy Farm」というメーカーは、ちょっとお値段高めの高級ブランド的な感じみたいなんですよね。
だからこそ、どこでも手広く販売するのではなく、販売するお店を厳選し展開しているのだそうです。
ジョージさんによると、健康意識が高く、食へのこだわりがあり、少しお値段が高くても確かなものを選びたいという方が、コストコユーザーには多いらしく、それでいて、コストコユーザーなら海外メーカーの商品もそこまで抵抗なく試そうと思ってくれるはず。
「Jonesのこだわりを本当に理解してくれる人に食べてもらいたい!」
そういう思いがあり、現状日本ではコストコのみでしか展開していないのだと仰っていました。
長くなったので一度区切ります。続きはのちほど!!
コメント
スゴいです\(^o^)/
続き気になりますが、時間ないのでまた夜読ませて頂きます?楽しみ~
さすが!!コス子さん(*≧∀≦*)
お誘いを受けるなんて本当にこんなチャンスなかなか無いですもんね〜^_^
日本ではコストコでしか販売してないんですね。
ブレックファーストポークパティが好きです!
レポート続き楽しみにしてます!
コス子さん、遂にグローバルになってしまいましたね!
そして日本ではコストコでしか扱っていないなら、コス子さんを工場見学にご招待するというジョージさんのアイデアは日本での販促効果バツグンではないでしょうか。
もともと工場見学って楽しくて大好きなんですが、コス子さんのレポートは自分が行ったような臨場感があって、ますます商品に興味が湧きます!
ひゃー、コス子さんアメリカの工場見学にご招待なんて凄いです❗️❗️
ウィスコンシン州ってアメリカのどの辺りだっけ!?と大好きなGoogle Mapで検索。
[ウィスコンシン州 jones]と入力したらすぐ候補にJones Dairy Farmが出ました。すぐ航空写真に切り替えて見ましたー(*・∀・*)ノ
Jones Marketは直売所かな。ファミリーがお住まいの建物はどれかしら?
北にはロック川が流れているのね。ジョーンズ・アベニューやジョーンズ・レーンはこの会社の創業者の名前を付けているのかしら?などなどアメリカの豊かな街らしい様子をとひとしきり楽しみました。
コス子さんに目を付けられたセールスマネージャーのジョージさんが跨ってらっしゃるトライク、ハーレーダビットソンらしく凄い存在感ですね!
コスコさん、すごぉ〜〜い!!
コスコさんの名は世界まで轟いてますね〜〜
外国の地へ行くのをあっさり?かどうかわかりませんが、送り出してくれる旦那様も素敵ですね〜〜。いいな〜〜。
面白かったああああー!!!!
面白かった!すごい!コス子さんの文章は長くても重くないし読みやすいし、多くの読者に親しみを覚えさせますからね!JDFの方だってコスちゃんなら!となるのは当然のことと思います!
すごい、すごい!
我らがコス子さん、アメリカデビューですか!
すごい!!
さて、2を読んでこよう!