フードコート　オージービーフパイ（ミートパイ）

フードコート　オージービーフパイ　
購入時価格：480円（2021年11月）
ITEM# 30235

11月上旬のメルマガで新商品として紹介されていたオージービーフパイです。おぉぉ〜！！オーストラリアの定番「ミートパイ」がコストコで販売されるなんて！(ﾟ∀ﾟ)

ミートパイは名前の通りパイの中にたっぷりのお肉が詰められたもので、オーストラリアやニュージーランドではテイクアウトやファーストフードの食事としてよく食べられており、オーストラリアでは国民食として位置づけられている食べ物です。

日本でパイといえば、フルーツのフィリングや甘いクリームが入ったスイーツのイメージの方が強く、ミートパイってありそうで意外と無いですし、あまり馴染みがない料理ですよね。

こういった「日本ではあまり馴染みがないけど海外では定番」みたいなメニューを、気軽に注文して食べられるのはコストコの楽しい所の一つだと思っているので、そういう意味では今回のビーフパイはフードコートのメニューにピッタリだと思います。

下記はメールマガジンに記載されていた説明文です。

あらびきの牛肉とグレービーソースの入った本場オーストラリアのビーフパイです。

グレービーソース×牛肉という組み合わせはミートパイではオーソドックスですし、メルマガの写真もまぁ、割と普通な感じかなぁ〜と思ったりしたのですが・・・実際に注文して受け取ったらビックリ！( ﾟдﾟ)

というのも、想像していたサイズの倍以上の大きさだったんです。

うわ〜めっちゃ大きいよ！！

ミートパイって手で持ってパクッ！と食べる感じを想像するんですけどね・・・。でもこちらは12cm×12cmくらいの大きさで、正方形のアルミ容器に詰まったタイプのパイなんですよ。

手で持って食べるどころか1人前のグラタンみたいなサイズ感・・・(；´∀｀)なるほど、これがコストコのビーフパイかぁ。。

コストコの冷凍コーナーにはオーストラリアで最も知名度が高いミートパイブランドと言われているFOUR’NTWENTYのアンガスビーフパイが販売されているのですが、私の中ではあのアンガスビーフパイが基準となっているので、そのつもりで見たらコストコのビーフパイは本当に巨大サイズです。

食べ方も微妙に分からず・・・謎に渡されたスプーンを見て、さらに困惑。

スプーンってどういうこと・・・？すくって食べるの？？

ますます不思議！！( ﾟдﾟ)

ちなみにこちら、出来たてなのかヒーターの下に置かれていたのかはわかりませんが、アルミ皿の影響もあって受け取った時はアッツアツです。

パイの表面には程よく焼き色がついていて、アルミ皿のフチの部分は割とパリッとしていますが、中央部分は不思議と少し柔らかめな雰囲気があります。

そうそう！最近のコストコのフードコートってアルミ製の紙が一切使われなくなったんですよね〜。

サスティナビリティの一環でしょうか、最近はホットドッグやチーズバーガーなどもこのような油紙っぽい紙にくるっと包んでくれます。

それどころか紙皿やナプキンなども再生紙っぽい素材に変わりましたよね〜。私はこっちの方がおしゃれな雰囲気で好きです(´艸｀*)

中身がわかりやすいように上のパイを外してみました。

こ・・・これは( ﾟдﾟ)　私が知ってるビーフパイとは全然違う！なんかシャバシャバしてるぞ！！

なるほど・・・周りはサクサクしているけど真ん中の方はソースの水分でしっとりしていたんですね〜。ビーフパイを食べるのにどうしてスプーンが渡されたんだろ？と思いましたが、これを見て謎が解けました。中身たっぷり、タプタプです！！

ちなみに、冷凍のアンガスビーフパイは中に入っているお肉が繊維質でちょっとプルドポークっぽい形状をしているんですよ。

一方こちらは挽肉が使われており、それでいてシャバシャバのグレービーソースの方が多くて、見た目はビーフパイというよりもパイシチューみたいな感じです。

味について

表面のパリパリを崩し、中のグレービーソースと一緒にいただきました。

あ、美味しい！(ﾟ∀ﾟ)

そんなに濃くない味付けです。挽肉たっぷりだけど粒はそこまで大きくなく主張は少なめ。お肉を食べるというよりは「ソースで食べるパイ」という感じでしょうか。

うっすら甘めでトロッとしていて、後口に胡椒がピリピリ。おそらく日本の一般的なキッチンには無いであろう不思議なスパイスの風味もあり、海外っぽい味つけです。

底や側面のパイは水分を含んで柔らかく剥がれ、まるでラザニアシートのようなパスタっぽいモチモチした食感となり、それがまたグレービーソースに絡んでソースを美味しく食べる為の具材となります。

ただ・・・はじめの5口くらいまではいいやん！しっかり外国感もあって美味しい！(ﾟ∀ﾟ)なんて、喜んで食べていたのですが・・・

味付けがあまりガツンと来ないというか、インパクトがないというか、あとはやっぱり量が多すぎて、中盤あたりからモーレツに飽きてきました。

美味しいんですけどね。。

なので、やっぱりサイズは半分くらいでちょうど良いというか・・・アンガスビーフパイのサイズがビーフパイのサイズとして最も適正な感じがします。量はもちろん味のバランス的にも。。

とはいえ、このサイズ感こそコストコらしい気がしますし、この大きなビーフパイを見てわーわー言いながら、2人くらいで突きながら食べる！というのが正解なのかもしれません。実際、食べてて楽しかったですし、珍しいものを食べている感じで新鮮でした。

まとめ

コストコフードコートの新メニュー、オージービーフパイはコストコオリジナルの巨大サイズのビーフパイでした。スプーンですくいながら食べるビーフパイは初めてでめっちゃ斬新！

日本にはない海外らしい味付けなので、好き嫌いは分かれそうな気がしますが、いかにも外国っぽい攻めたメニューで個人的にはこういった新商品は大歓迎です！これぞコストコ！な感じがしました。

味も普段からミートパイを食べているせいか、決して嫌いな味ではなかったし、このサイズもインパクト抜群でした！こういうタイプの商品、もっともっと増えてほしいなぁ〜。。海外になかなか遊びにいけないからこそ食の異文化を身近なコストコで楽しみたいです。

おすすめ度：★★★