USAビーフ　肩ロースカタマリ

USAビーフ肩ロース　カタマリ
購入時価格　117円/100g
ITEM# 98202

コストコの生鮮食品売り場で、旦那氏が肉をがっつきたいと・・・ギャートルズみたいに・・っていっても最近の若い人は分かんないですよね。ワンピースでよく出てくるような感じのカタマリ肉にかぶりつきたいと目を輝かせていました。

というのも、コストコで販売されている食肉は、さすがコストコと言わんばかりで他の商品と同様かなりの大容量です。

デカイ肉の塊がズラーッと並べられているのを見るのは圧巻というか、なんだか非現実的な感じというか。なぜか血がさわぐ気持ちになります。旦那氏がわくわくするのもわかる気がする。

気軽に購入できるような、ちょっとやそっとじゃ食べきれるような量ではありませんが、グラム単価だと確かに安いです。

購入したお肉も、ケース内じゃ一番小さかったのですが、これで898g。切り出したら何枚のステーキが食べられるんだろうって感じ。1パック1,051円。100g117円。激安です。

でもやはり、部位によって味の違いがあるのではないかというのは当然の疑問。いつもは、カレー用とか、すき焼き用とかばかり普段買うものですから、日常的に肉の部位で牛肉を購入したことってあまりないので、リブとか肩とか言われても、なんだかピンとこなくて。

試食の肉を焼いていたおばちゃんに声をかけて尋ねてみると、ステーキで食べるなら圧倒的にリブがおすすめ、肩の肉はが筋が多いから煮込みにおすすめだよと言われました。

同じ肉なのにステーキ肉とか、焼肉用などに切り分けたものは少し割高になります。かたまりの中にもステーキに向いてる部位、煮込みに向いている部位などがあり、わざわざ手間をかけて分別しているための人件費だ、ということでした。

今回はとりあえず一番値段が安いという理由で肩ロースのカタマリ肉をゲット。

とりあえず、まずステーキ用に切ってみますが、カタマリ肉は非常ーに切りにくい。肩ロースのかたまりが切りにくいのか、我が家の包丁がなまくらなのか定かではないですが、とてもお店屋さんに並んでいるような綺麗なカットはできない。肉切り包丁でもあれば、このような苦労も無いのかもしれませんが。

結局、キッチンハサミでカットしました。切り面は美しくないけど、肉を叩けば多少はごまかしになると。厚さはバラバラですがスリッパのようなサイズで切り分けても5枚取れました。旦那氏大喜び！！

感想

肉食ってやったーって感じ。よく焼いて、塩コショウでいただきました。たしかにギャートルズ気分は味わえます。美味しいとか不味いとかの前に、とにかく肉々しい。お肉そのものの味を楽しめる。

肉が硬いところと柔らかいところがあり、柔らかいところは美味ですが、ハズレをひくと非常に顎が疲れる。ナイフでも切れない。結局最終的にはもう一度包丁を入れ、サイコロステーキにして頂きました。満足感はたっぷりです。

まぁ本当はもっと硬いと思っていたので私的には許容範囲内だけど、ステーキ用にただ焼いて食べようと思ってカタマリ肉を購入された方にとっては、期待はずれになるかもです。柔らかい所と筋張ったところが混在しすぎてますので。。

おばちゃんのいいつけを守って、ステーキで食べたいならステーキで切り分けられたタイプを買っておけばよかったとちょっと後悔します。カットする手間と、断面の美しさ、焼いて柔らかいところだけを集めてパックされているものは、やはりそれだけ割高な価値がある気がする。

筋のところとかの切り分けが上手な人は良いかもしれませんが、私には無理な所業でした・・・。

でも、色々な調理ができるというのがカタマリ肉の良さです。うちは、2日間、大人2人でステーキにしても食べきれなかったので、残りはカレー用に煮こんでみました。

ンマー　ｄ(ﾟ∇ﾟ)　うまいよコレ、すごく柔らかい。

カレーのくせに肉がめっちゃ口の中で主張してるー！！

筋も綺麗ーに柔らかくなって、とっても良いよ。安い肉とはとても思えません。カレー自体の味もパワーアップした感じー

やっぱりおばちゃんの言葉は正解でした。煮込み最強！

お肉自体が激安なので、これならどんだけ食べてもらっても家計が痛まなくて主婦は助かりますよね。家族も大喜びだし、なにより肉自体が美味しい。

肩ロースのカタマリ肉を購入する時は、なるべく脂がのったやつを選んで買うと、焼いて食べても柔らかくて美味しいと、試食コーナーのおばちゃん店員さんが言ってたので、次は精肉コーナーに張り付いて、慎重にお肉を選ぼうと思います。

※追記
コストコの精肉売り場の方に、上手にかたまり肉を切り分ける方法を伝授してもらいました！！

⇒コストコ肩ロースかたまり肉を上手に切り分ける方法

おすすめ度：★★★★