ゲイン 液体洗濯洗剤

ゲインリキッド　液体洗濯洗剤　5.02L　1,948円

前回、コストコで購入したタイドウィズダウニーで痛い目にあったのに、また懲りずに買ってきてしまったよ海外洗剤・・・今回購入したのは、アメリカP&G社製の洗濯洗剤ゲインリキッドです。アメリカではタイドかゲインかってくらいお馴染みの洗濯洗剤です。

たまたまコストコに行った時がP&Gキャンペーン中で400円オフで安かったんですよ。すごい鮮やかなグリーンのパッケージと、蛍光色で書かれたGAINの文字がいかにも海外製品な感じですね。1,948円だったのが1,548円でした。以前から気になっていた商品だったので割引を機に購入。

えーと、まずは価格の検証からします。

私が普段使っている日本の洗濯洗剤はボールドなので、今日スーパーで見てきた価格（ハードボトル1000ml345円）で比較してみます。

ボールドの1回の使用量は30Lの水量で24mlと書かれているので、1000mlだと約42回分。洗濯1回分が約8.2円

ゲインは内容量5020ml。68Lの水量で46mlと書かれているので、仮に日本の洗剤にあわせて30Lの水量を洗濯１回分として計算すると1回分に必要な洗剤は20ml。つまり5020mlでは251回分。洗濯１回分が約7.7円ということになります。私が手に入れたクーポンの割引価格で計算したら約6.1円。

つまり単純に価格だけで考えれば、日本の洗剤よりも少ーしだけゲインが安いのですが、そこにはほとんど差は生まれなかったということだと思います。この計算だとクーポン価格ならば洗濯１回につき２円ほどの差でゲイン安いじゃん！とも思えるかもしれませんが日本の洗剤の場合は毎回ハードボトルを買うわけではなく、安い詰替用に移行する場合が多いですからね。そこを考えてもトータル的にはやはりあまり変わらないかと。

調べながらちょっと思ったのですが、日本と海外の洗濯機の規格の違いにギャップを感じてちょっと面白いと思いました。日本の洗濯機では、水量30Lがベースとなっているのですが

ゲインの説明書では、とりあえず一番少ない洗濯水量で68Lからですもんね・・・。これで海外の洗濯機では１回分。洗剤の量はカップの目盛半分になります。いや、もちろんカップも日本の洗剤より全然大きいわけです。海外ではどれだけ洗濯物が大量にあるのよ・・っていうか洗濯機デカすぎ。

日本の洗剤と価格を比較してもそこまで変わらないので、ゲインに関してはとにかく内容量が多いのでわざわざ何回も特売を探しまわって買うのが面倒！という人にはまとめ買いという意味で良いかもです。海外洗剤の割にはお手頃価格なので、ちょっと高めな柔軟剤ダウニーのように、日本の製品と比べて割高という印象もありませんし。

次に商品の内容について。

用途は綿・麻・合成繊維用の弱アルカリ性洗剤。

成分：界面活性剤（23％、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキルアミンオキシド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ペンテト酸5ナトリウム）安定化剤、緩衡剤、除去剤、再付着防止剤、酵素、泡調整剤、蛍光増白剤、香料、着色料。

すごい沢山色々入ってますので、成分を気にされる方は購入前にチェックしておいて下さい。特に洗濯洗剤の成分で蛍光増白剤を避ける方も多いかと思います。洗剤なのに着色料が入ってるっていう発想がもう何か凄いよね・・・まぁこの理由はあとから解明していくこととして。

界面活性剤は日本の洗剤と比べると低めだと思います・・・ちなみに今手元にあるボールドは30%、アリエールは32%と書かれていました。ゲインは、合成洗剤でありながら、アメリカでは手肌に優しい洗剤として認知されている様子でした。

タイドの時もそうでしたが、海外製品の洗剤って液の出し方が独特で面白いです。

5kg以上ある重たい洗剤を毎回ひっくり返して出すわけではなく、横に倒した状態で洗剤を置き、コックとなる赤いボタンをポチッとな！で洗剤をデローンと出すことになります。

おぉ・・・　なんだか妖怪人間な感じ・・・。早く人間になりたい。。

なるほどこの色が着色料か。まぁ洗剤の色が衣服に付くわけではないので別にいいんだけどさ。。

というわけなので、この洗剤を使うためにはそれなりにしっかりした設置場所が必要になります。そしてできればメモリが見やすいように目線くらいの高い位置に設置したほうが良いです。まぁ詰替用として使うのであれば、このコックを使うことも無いかもしれませんが

常にコックが下向きの状態になっていますので、使用してない時に勝手に垂れてくるんじゃないか？と心配になりましたが、このコックの性能がすばらしいせいか、かなりキレが良く垂れてくるということはありませんでした。

ただし、洗剤液自体がかなり濃厚でネットリしていますので、投入口に洗剤を移し入れても全然流れていかないんですよね。コップもきれいに空かずに洗剤がネットリ付いた状態になるので、いつも洗濯前のタオルとかで拭きとって綺麗にした後に元に戻しています。

香りは結構強いです。ダウニーと同じような感じで、直接洗濯溶液をクンクンしたらかなり強烈系。手についたりするとなかなか消えないので注意してくださいね。

オリジナルフレッシュという香りですが、特に嫌な感じじゃないです。さわやか系でダウニーが好きな人は好きな香りだと思います。この香りを嗅いだら柔軟剤入り？と勘違いしそうな気になりますが柔軟剤は入ってないです。洗剤なのにここまで香りが豊かな洗剤というのもなかなか珍しい気がします。

洗い上がりもすごいゲインの香り！脱衣所からベランダに持っていく間だけでも部屋に香りが残るくらいです。外干しして乾いた後は、香りは少なくなっていますが、丁度良くふんわり良い香りが残っている感じで畳みながらイイ気分になれます。

私が現在使っている柔軟剤は日本の製品で、それでも香りをウリにしているものを使っているのですが、ゲインの香りに完全に染まってまして柔軟剤本来の香りは１ミリも感じられませんでしたね。香りが強いダウニーとかと一緒に使ったらどうなるんだろうとかちょっと考えてしまう。

汚れ落ちは、可もなく不可もなくって感じです。すごい綺麗スッキリ落ちる！ってわけでは無いですが、それなりに落ちます。私は汚れが目立つ場所にはスプレインウォッシュで先に染み抜きをしたり、オキシクリーンで浸け置いて洗濯したりしますので、今のところはゲインを使って汚れが取れない！と感じた事は無いですね。・・・あまり参考にならないかもしれませんが。

ただ、部屋干しとかすると、衣服の種類にもよるかもしれませんが時々とてつもなく雑巾臭い香りを発することがあります。どのような状況でそうなるのかは今のところまだ解明はできていませんが・・・とりあえず外干しだと今の所は大丈夫みたいです。

こういうことがあると、日本の製品って本当に日本の風土に合わせて作られたものなんだな、と思うんですよ。部屋干し用の洗剤とか、やっぱり除菌成分が優れていたりするのかもしれませんね。日本の洗剤で、よっぽど生乾きになってた以外では洗濯物が臭いと感じたことなんて今まで1回も無いですし。。

特にアメリカの洗濯って、お湯洗濯で乾燥機使用が日常らしいですから、洗いあがった後も一気に乾かせることで良い効果がでるんでしょうね。日本のように湿度の高い気候で外干しがメインだと、どうしても渇くのに時間がかかってしまい、洗濯物の生地が外気の水分とかを吸ったりして違うにおいになったりするのかも。。

まぁ、でも洗い方や干し方さえちょっと気を配れば問題ないし、香りも気に入りましたので、しばらく使ってみます。ゲインに洗剤を変えてから香りが良いので、家族にも好評です。

おすすめ度：★★★