チョッピーノスープ

チョッピーノスープ
購入時価格：1,498円
参考価格：1,980円（2022年11月）
ITEM# 96735

沢山の声援を頂き、今日も元気にコストコ商品の紹介です！読者の皆様本当にありがとうございます！！

どうでもいいことですが、チョッピーノスープを変換すると「チョッピーのスープ」になる・・・チョッピーって誰？　笑

チョッピーノスープって名前を聞いたことないので調べてみたところ、要するにブイヤベースのトマトバージョンみたいなもののようでした。

ブイヤベースといえば、フランスのいわゆる魚介スープなのですが、あれ？ブイヤベースってもっと黄色っぽいスープじゃなかったっけ？調べてみたら、ブイヤベースの黄色はサフランの色みたいです。（自分で作らないから知らんかった）チョッピーノスープはイタリアの魚介スープになります。

我が家では食卓でメインになることが少ないスープという料理に1,498円もかけるのは正直どうか？という気がしていたのですが、この商品はずーっと旦那氏が目をつけていた商品でして

前回のチキンエンチラーダ以降、やたら味の予想がつかない異国料理にハマってしまったようで、今回は何も相談することなくカートに入れられていました・・・バケツか？ってくらいのすごい存在感。

原材料はチョッピーノソース（トマトペースト、オリーブ油、クラムストック、その他）チキンブロス（チキンストック、その他）、真たら、あさり、ムール貝、エビ、ヤリイカ、トマト、セロリ、玉ねぎ、マッシュルーム、糖類（砂糖、ぶどう糖）、食塩、レモン、パセリ、香辛料、香料、リン酸Ca、酵母エキス、調味料（無機塩）、乳化剤（大豆由来）、酸味料、酸化防止剤（メタ重亜硫酸Na、エリソルビン酸Na、ポリリン酸Na、ショ糖）

調理方法は、レモン、イタリアンパセリを除く具材を鍋に移し替えて加熱し、エビに火が通れば出来上がりです。つまり煮こむだけです。簡単！

容器は2段式になってまして、上の段に生食材、下の段にスープが入ってます。

上の段の具材も豪華ですよ。大きな海老4匹でしょ、イタリアンパセリ、レモン、スライスカットされたマッシュルームや玉ねぎ、ミニトマトや大量にみじん切りされたセロリ。

ところでこの容器、初めて見る方は開け方が非常にわかりにくいと思います。無理矢理開けると中のスープが飛び散って大変なことになりますので注意です。

この取手の一部をカットして、下にぐいっと下ろし、上の蓋と一緒になっている四角い出っ張りを引き上げると、上の部分がパカッと取れる寸法になります。うーん、上手く説明できないですね・・・とにかく、真ん中の仕切りが上部のフタの状態になっているということです。

まず、スープを鍋に移してはじめて気がついたのですが、すごい大きな魚介がスープの中にゴロゴロ沈殿しておりましたよ。知らなかったからドキッとしちゃった。

すーごーいー豪華－！！厚みとサイズがすごい！真ダラの切り身でしょ、あさりでしょ、ムール貝でしょ、ヤリイカでしょ。もうゴロゴロです。どーもこの辺はすでに火が通っているものみたいですので、温めるだけですぐに食べられます。

我が家のシチューやカレー用の鍋に移したのですが、大量の魚介と、上の段の具材を新たに投入することで、もう縁ぎりぎりで溢れそうになってしまって失敗でした。

おかしいな、コストコの容器を見るだけじゃ、そこまで大量！ってわけでもなさそうな気がするのに、家に持ち帰って別容器に変えただけで巨大化してしまうコストコマジック・・・。

そうだよね、よく見りゃ内容量1810gって書いてあるよね。すこし煮たぎったら一気に鍋の外に流れでてしまいそうなので、こんなことならばパスタ鍋のような大っきな鍋で温めればよかったよう、など、今更ちょっと後悔します。

エビは火を通しすぎると身が固くなってしまいますので、他材料を入れてグツグツしてきた時に投入する位でちょうど良いと思います。いい感じでエビが色付いたらお皿に盛りつけて頂きます。

えーっと、いちおうこれで私的には1人前なのですが、2人分注ぎわけて残った鍋を見れば、多分あと夫婦で2,3回位は楽しめる位の量が入っています・・・多い・・・。

大きなエビが４匹入っていることを考えると一応、4人前という計算なのでしょうね。1,498円なので1人前が約375円ですね。今日はこのスープに野菜サラダとフランスパン＋クリームスプレッドで手抜き夕食です。

すごい、異国情緒漂う香り。。さっぱりとしたトマトベースに魚介のエキスがめちゃくちゃ濃厚にスープに流れ出ており、ハーブやセロリなどの香味野菜の相性もベスト。これは美味しい！！

はじめはね、食べ慣れない味だったので正直なにコレ感が否めないというか、恐る恐るな感じだったのですが、食べれば食べるほどその味わい深さを感じることができる、一朝一夕では到底作り得ないような複雑な味です。

鱈の身は柔らかく、大きな切り身なのに骨なんて一切入ってないので食べやすいです。ムール貝その他はおそらくデリで売られているパエリアと同じ具材だと思います。エビも大きく、身もプリップリで食べごたえ満点！

少しピリ辛かな？と思いきや、激辛というわけではなく辛ラーメンでひどい目にあった私でもスイスイ食べれます。しいて言えば魚介から出てる出汁のおかげで若干塩辛いかも。スープをおかずにしてパンが食べれる位。

そのまま食べてももちろん良いし、レモンを絞るとまた味わいが変わってまた良し。色んな楽しみ方ができました。

私はともかく、旦那氏がまた激ハマりでしてね、小さな声で美味い美味いとつぶやきながら黙々と食べつつ、おかわりしてましたね。。ほぼスープだけでお腹いっぱいになったのですが、それでも鍋の中にはまだ残ってますよ。勿体無いので残りは大事に食べたいと思います。

翌日、このスープを牛乳で少し伸ばして、ご飯を投入してリゾットを作り、上からハバティスライスチーズを乗せて溶かしながら食べてみました。

美味ー！！く(“0”)＞　何コレめっちゃ美味しー！！

濃厚な魚介スープとご飯をチーズがマイルドに包んでくれてさらに食べやすくなったし、トマトソースと牛乳の相性も良いし、私的には本当にこのリゾットの為にまた買ってもいいなと思えるほど感動的でしたね。もしかすると普通にスープにして食べるより私はリゾットの方が好きかもしれないな。チョッピーノスープ単体だとパンチが効き過ぎると感じたら、ぜひリゾットにして食べてみてください。

濃い味なので、スープパスタとかにしてもイケそうですよね。個性的な料理ではあるのですがアイデア次第でひと味もふた味も変えながら食べることができますので、最後まで全然飽きることがありませんでしたね。

スープに1,500円なんて高いよなぁ・・とか思っていたのですが、実際にこれだけの具材を自分で買い集めて作ると思うと絶対に1,500円じゃ無理。というか絶対に自分じゃ作れないスープだと思うので、これが家庭で食べられるということにまずメリットがあると思われます。

コストコのデリカって美味しいけどやっぱりどこか大味というか、多少大雑把なところがあると思うのですが（まーそれもコストコの魅力でしょうけど）、チョッピーノスープに関しては完全にお店屋さんの味でした。クオリティ高いです。材料揃えてカットして時間掛けて煮込んで・・という手間をも考えると、具材もゴロゴロ入っていて豪華だし量も多いし、温めただけでこれだけ美味しいスープが食べられて、それでいて1,498円って、やっぱりどう考えても絶対にお買い得！

日本人の舌に馴染むような味ではないので、常に冷蔵庫に入れておきたいとか、無くなったらまた買いたい！とか、そういう感じではありません。ハーブやセロリが苦手な方はもしかするとダメかもしれませんし、結構個性的な味なので好き嫌いはありそうです。でも、この味を美味しく感じる人は比較的多いんじゃないかな？

かなり迫力がある商品ですし、おそらく気軽に手に取れるようなものではないとは思うのですが機会があれば一度試してみてください。おすすめです！

おすすめ度：★★★★