プルコギピザを作ってみる

コストコのフードコートでお馴染みの人気商品である、みんな大好きプルコギベイクですが、以前コストコ通の読者様から、プルコギベイクの生地はピザの生地と同じらしい、ということを教えて頂きまして

あれ、プルコギベイクの味ってもしかしてピザで再現できるんじゃない？ってことで作ってみたのがこのプルコギピザです。

いや、面倒くさがりな私は当然ピザ生地から作るなんてことはしません。コストコのピザを使います。何度かコストコ通でも紹介させていただいたのですが、私は何か集まりがある度によく四角ピザ（チーズ）を利用しています。

コストコの巨大ピザは人数が多い時には本当に便利です。焼くだけですぐに食べられるし、食事にもなるしおやつにもなるし、お酒のおつまみにもなります。

四角ピザ（チーズ）を家庭のオーブンサイズに合わせて4等分し、様々なトッピングを施して焼くだけで、幾通りものピザを味わうことができますので、最後まで飽きずに食べることができる点も気に入っています。

そしてやはりコストコのピザは上に乗せられているチーズがとても美味しくて好きです。

というわけで、コストコの四角ピザとプルコギビーフで作るプルコギベイク風プルコギピザにチャレンジ！

まずは、四角ピザ（チーズ）を1/4サイズにカットし、表面に振りかけてあるチーズを小皿1杯分くらい取っておきます。ちなみに、コストコのピザは具の乗せ方がかなりアバウトでして、中心部分にはこんもり乗せられているのに、端っこがスカスカということもよくありますので、この時になるべく均一にならしておくようにします。

そして、このピザ生地の上にプルコギビーフをのせていくわけですが、プルコギビーフは少しフライパンで火を通しました。焼いた時に出た油を少し取った後、ピザ生地にオンします。量は適当ですが、コストコのプルコギベイクに近づける為には、もっとドッサリのせるべきだったかも？？

プルコギビーフは焼く前に細切りにカットした方が食べる時に食べやすいです。プルコギベイクを乗せた後は、取り置いていたチーズを上から振りかけます。

あとはオーブンを200℃に温めておき、いざ加熱！

わくわくしながらオーブンの回転を眺めて待ちます。チーズがだんだん膨らんできて、クラフトが黄金色になることおよそ10分。

完成ー！！（どーん！）

と、ホントは写真をお見せしたいところなのですが。。

み、見た目がび・・・微妙・・・

正直、見た目が美しくない・・・トッピングがプルコギだけだと色合いが寂しいんですよね。また、プルコギビーフに入っていた青ネギはオーブンで完全に焦げてしまいますので、ピザとして調理する場合は事前に抜いておいて、焼き上がりに小ネギを散らす方が良いかも。。

しかし見た目はともかく、香りはかなり美味しそうですよ。流れるチーズもプルコギとよく絡んでいます。

実食！

ううううウマーーーーー！！(ﾉﾟωﾟ)ﾉ*　めっちゃ美味ーーーい！！

見た目はアレですが、ちゃんと味はプルコギベイク風の味になっとる！やったぞ！万歳！肉のおかげですごいボリューム感が出たので満足感もあるし、やっぱりチーズとプルコギビーフの組み合わせ最高！

濃い味付けがピザの具としてピッタリです。これはピザメニューとしてぜひ今後も活躍して頂きたい。

しかし、いくつか問題はあります。肉自体が結構油を含んでいますので、かぶりつく度に肉汁が流れてきて手が汚れて食べにくい。

この美味しい汁が横に流れるのではなく、下のピザ生地にうまく浸透してくれれば良いのですが・・生地の上に敷かれているチーズに肉汁をブロックされている感じもあるので、もっとチーズを取ってから肉を乗せた方がよかったのかもな。もしくはフライパンで炒めた後にもっとしっかり油を取っておく必要があるのか。

この点を考えると、コストコで販売されているコッペパン型のプルコギベイクは本当に良くできている。完全に生地で肉を覆い隠すことで、火を入れた後も肉汁が外に流れでることもなく、むしろ中の生地にガッツリ浸透して良い塩梅に仕上がる仕組み。当然、一緒に入っているネギやら玉ねぎやらも焦げることもないし、美味しい部分が全て凝縮されている感じがします。

プルコギピザを作ろう！という目的からすれば、なかなか合格点なんじゃないかと！あとはもうちょっと食欲をそそるようなビジュアルの工夫と食べやすさへの追求が必要だな。ピザの上に乗せる具材としてはかなりイケてます。

４種類作ったピザの中ではダントツで一番人気だったので、やっぱりこの組み合わせは正解なんだと思います。私も、今まで色んなピザを作った中で一番好きでした。今度作る時は、もう少し食欲をそそるようなビジュアルで完成できるように頑張ります。