ごぼうチップス

YOKOYAMA CORPOPRATION　ごぼうチップス　320g　828円

スナック菓子のコーナーを歩いていたところ、3人組の女性グループが連携プレイで10箱位カートに入れていたのに圧倒され、思わず手にとった商品が、このごぼうチップスというお菓子でした。

えー？そんなに美味しいのかしら？なんて眺めていたところ、「サラダにかけるのよ～」「うどんの具にするのよ～」なんて会話をされていたので、なるほどただのお菓子じゃないんだなと思って試しに１箱購入ー。

ごぼうチップスと言えば、私の感覚じゃ温泉宿のおみやげ品ってイメージなんですよねぇ。美味しいけど、積極的に買うという印象は無いなぁ・・・。でも確かに、クルトンとかフライドオニオンの感覚でサラダなどのアクセントとして使えるというのは何となくわかる気がします。

しかし、うどんの具ってのは思いつかなかったなぁ。福岡ではごぼう天うどんという、うどんの上に笹がきごぼうをかき揚げにした天ぷらをのせて食べるうどんが有名なのですが、そういうイメージでうどんのトッピングとして食べるのでしょうか。

箱を開けたらこんな感じ。1袋80gに小分けされたアルミっぽい袋が４つ入ってました。これで320g。1袋207円ですね。80gと言えば、カルビーのポテトチップスの普通サイズと同じ量ということになるので、これで1袋207円というのはちょっと高いよなぁ。しかもポテトチップスより袋はずっと小さいですしね。

原材料：ごぼう、食用なたね油、デキストリン、醤油パウダー

原産国名は台湾でした。台湾産のごぼうってことかな？賞味期限は半年先までOK。100gあたり13.5gの食物繊維とのことです（レタス4個分らしいです）。味はこんがり醤油味。

バキュームフライ（真空フライ）という特殊製法で作られているそうです。この調理法は、釜内を減圧することで温度が低い状態でもフライ調理を可能とし、変色を防ぎ、素材本来の風味や香り、旨みを損なうことなくパリパリ食感を実現したとのことでした。

封を開けてみると粗めの笹がきにカットされたごぼうそのものがカリカリに素揚げされている感じ。ごぼうの断面がくっきり残っていて、自然な感じがあります。形も大きさもバラバラで割れたものも多いです。

味はね・・・ゴボウです（どーん！）うん、めっちゃゴボウ。

表面にまぶされた醤油パウダーが結構濃い目で塩辛いのですが、ゴボウ自体はザクッ！ザクッ！という食感で結構噛みごたえがあり、噛む度にゴボウの甘みが出てくる感じで、トータル甘じょっぱい味付けです。

砂糖が使われているわけではないのに、揚げられたことによる香ばしさと凝縮したごぼうそのものの甘みで、きんぴらごぼうに近い味が思い出されます。うーん美味しい。手が止まらない。。

1袋の量は少なめだと思っていたのですが、食べているとすげぇお腹の中で膨らんでる感があって結構満足感がありますね。胃の中の水分を吸収して膨らんでる感じ。あと味が濃いので結構喉が渇く。

初めの一口目は塩辛い感覚でしたがすぐに慣れました（危）。食べ始めたら結構クセになっちゃいます。そのままオヤツでも良いですが、トッピングや大人用のおつまみの方が良いですねぇ。。子供に食べさせるにはお値段的にもちょっと勿体無いです。

博多うどんの甘めの出汁にもよく合いそうなので、ごぼうチップスを使って、今度なんちゃってごぼう天うどんも作ってみるとしよう。

単純にお菓子の価格と思えばちょっと割高な感じがしますが、そういえばマコーミックのフライドオニオンが250g入りで688円だったことを考えると、トッピングに使える食材と思えば妥当な価格なのかな？

まぁ食材も調理法もメーカーも違う商品を比較対象にするのはちょっと微妙な感じはしますが、フライドオニオンと同様いろいろ汎用性がありそうなので、色んな用途で使ってみたいと思います。

しかしこの商品、100gで535kcal・・・１袋428kcalもあるんですってよ！( ﾟдﾟ )怖っ！

美味しいからって食べ過ぎるとすごいカロリー過多になりそうなので注意ですね。。

おすすめ度：★★★