オキシクリーン

オキシクリーン　4.99kg
購入時価格：1,598円
参考価格：2,268円（2015年11月）
参考価格：2,178円（2018年10月）
参考価格：2,778円（2023年5月）
ITEM# 564551 / ITEM# 28137

万能クリーナーということで名の知れた酸素系漂白剤オキシクリーン。コストコでも大人気の商品ですよね。私がオキシクリーンを知ったのはコストコに通いだしてすぐの頃、それこそまだコストコで何を買えばいいのか分からなくて、コス友にお勧めを聞いた時に一番初めに教えてもらった商品がこのオキシクリーンでした。

漂白剤だからシミ汚れに使うの？と思ったのですが、どうも住宅汚れ全般に使えるクリーナーとして使用するとのこと。

とにかくどんな汚れでも魔法のように綺麗に落ちて、掃除・洗濯には欠かせない商品。以前はテレビショッピングなどでも紹介されていたらしいので、認知度も高い商品だと思います。

こんなに安く購入できるなんて、コストコでしかありえないから！！とコス友にめちゃくちゃプッシュされたのを覚えています。が、実際に私が購入したのは去年の・・・今頃だったかな？！その時はストアークーポン対象商品だったので、330円引きの1,268円でした。

随分前に購入していたのですが、なかなか上手く使いこなすことができずに若干持て余し気味だったんですよね。魔法のように汚れが落ちる！！というほどの効果を感じなかったし、逆に落ちすぎて色落ちさせてしまったりと、何だか思い通りに使えなかったんです。

コス友はキッチン汚れにめっちゃ効く！と言ってましたが、キッチン掃除はアームアンドハンマーベーキングソーダ（重曹）とハウスホールドワイプでそれなりに満足していたんですよ。

しかしコストコでも人気がある商品だし、ちゃんとした効果的な使い方があるに違いない。せっかく約５kgもあるのでより効果的に使用できるように勉強することにしました。

それで、ようやく最近になって使い方が定まってきて、少しずつですがオキシクリーンを活かせるようになりまして、同時に他の洗浄剤や重曹などとの使い分けが出来てきたところなのでこちらで紹介することにしました。

実はこの商品、多くの読者様に最も記事の依頼が多かった商品なんですよね・・・本当、遅くなってゴメンナサイです。以下は私が当時購入したオキシクリーンの製品なので、一番最近だと多少容量や価格などが違うかも知れませんがどうかご了承下さい。

まず基本情報から

＜原材料名＞
品名：衣類、布製品、台所まわり、水まわり、食器、家具用漂白剤
成分：過炭酸ナトリウム（酸素系）、炭酸ナトリウム（洗浄補助剤）、界面活性剤（エトキシレート・アルコール）、柔軟剤
液性：弱アルカリ性
用途：衣類などについた頑固な汚れやシミを落とす

基本的な使い方は、水に溶かした溶液を汚れに直接付けることによって多種の汚れ・臭いを落とすと共に除菌を行うという用途になります。

粉洗剤のような粒状で4.99kg入っていました。外箱はダンボール箱なのですが、中を開くとビニール袋に入れられた粒剤が入っています。ベースは白の顆粒で青色のツブツブが混じっています。

見ての通りスプーン入りです。スプーンには４オンスまで目盛が付いていたので、スプーン１杯は約113gということになりますね。一般的な粉洗剤用のスプーンと比べたら大きさが全然違うからちょっとビックリします。

日本語で水との希釈配合などが書かれているのですが、スプーン１杯のスプーンは備付の巨大なスプーンってことになりますので注意。

界面活性剤で汚れを浮かし、炭酸ナトリウムで油脂・タンパク汚れを落とし、過炭酸ナトリウムで漂白するという感じですかね。塩素系漂白剤だとツーンとした臭いがあって使い心地が悪かったり、肌への刺激が強かったりと使い心地があまりよくないですもんね。オキシクリーンは無臭ってわけではないですが一般的な粉洗剤と同程度の香りで特別不快ではないです。

漂白力も特に白物以外に使えないということもなく、柔軟剤入りなので塩素系漂白剤のように生地がボロボロになるということもないですし、色柄物の色落ちもそこまで気を配る必要が無いというのも酸素系漂白剤の利点です。

ただ、私が思うような「とりあえず水に溶かせばどんな汚れもスッキリ綺麗！」って訳じゃなかったんですよねー初めはさっぱり良さが分からず、全然使いこなすことができませんでした。

オキシクリーンは酸素の力で汚れを分解する、ということなので、成分が反応しやすくなる条件を色々調べてみました。多分私は、何かマズいことをしていて、オキシクリーンの力を十分に引き出すことが出来ていないと思ったんですよね。

以下、使用上の注意として項目を並べましたがこれはオキシクリーンに関してというわけではなく、酸素系漂白剤（過炭酸ナトリウム）や炭酸ナトリウムの使用方法について調べたことなので、もしかしたら多少見当違いな部分があるかもしれません。

使用上の注意

１．お湯で溶かす。ただし熱湯では使用しない！
水ではなかなか溶けにくいし漂白効果が薄れるようです。・・・うちのおちびのう●こオムツが浸け置きで落ちなかったのはおそらくこれが主な原因のようです。

過炭酸ナトリウムは過酸化水素から発生した活性酸素によって漂白を行うのですが、その作用が効果を現すには約40度以上の水温と20分以上という時間が必要とのことです。

温度に関しては50度前後（熱いけど触れる程度）が効果的で、熱湯のように温度が高すぎると漂白効果が出る前に成分が早く分解しきってしまい、漂白効果が落ちるそうです。

熱湯の方が汚れが落ちるに決まってる！と思っている私にとって、この辺の理解が難しかったのですが、温度が高い方が汚れを溶かす（落とす）能力は上がるけど、漂白の能力が落ちる、ということですかね。

漂白の為には漂白効果が出やすい温度とある程度の時間が必要ということですね。

２．作りおきができない
オキシクリーンは水に溶かして6時間後には溶剤の有効性が無くなってしまうので、例えば他の洗剤のようにスプレー容器などに作りおきすることができず、使う時に毎回溶液を溶かして作らなきゃいけません。慣れたらなんてことは無いのですが、知らないうちは結構手間ですね。

３．肌が荒れる
塩素系漂白剤ほどではないのですが、手に付くと結構ぬるっと感が残ります。名目上では肌にやさしい成分ということらしいので、素手で使えている方もいらっしゃるようですが、私は特に手荒れ持ちなので使用する時は手袋必須！！

４・色落ちの注意
これも塩素系漂白剤ほどではないのですが、染色が不十分な生地に使用した時に、色落ちすることがあるそうです。私は一度、靴を漂白しようとして浸け置きしていたのですが、生地が色落ちして靴紐にその色が移って染まってしまったという失敗をしたことがあります。

説明書にも使用前に目立たない場所で試し、乾燥させた後に、色落ちがないかをご確認の上ご使用くださいと書かれてありました。

また成分的に使用不可のものもあります。ウール、シルク、革、ドライクリーニング衣料、宝石、ラテックス塗料、かご製品、塗装のない木細工品、ジュート、チーク材、仕上げ加工された木工品には使用しないでくださいと書かれています。

金属も物によっては変色したりするので使用は推奨しないようですが、鍋の焦げ付きを落とすのに使っている方は多いようです。この辺りは説明文を読みつつ自己判断でお願いします。

５．密閉容器で保存しない
密閉した容器に保管すると、自然に分解されたことによるガスで容器が加圧され、容器が破裂する恐れがあるとのことです。

が、私はこのままダンボールに入れておくと粉洗剤みたいに吸湿してカチカチになりそうな気がして、コストコで購入したジュースの空き容器に移し替えて使用しています。

カークランドのアップルジュースの容器を使用してます。このまま密閉して長時間放置するのは良くないので、ちょこちょこ開けるようにしています。

容器が膨らんでる！と感じたことは無いので、普通に使用する分には大丈夫かなと。でもこれは本来推奨されない方法なので、この辺りも自己判断でお願いしますね。

えーと、記事が長くなってしまいそうなので一旦切ります。次回はオキシクリーンの使い方について！！

おすすめ度：★★★★★