USAポーク　肩ロース焼肉用

USAポーク　肩ロース焼肉用
購入時価格　88円/100g

コストコの精肉売り場を見ていればわかりますが、やっぱりアメリカでお肉といえば牛肉！というイメージが強いですよね。実際にアメリカでは牛肉が豚肉よりも安いと聞きますし、アメリカの豚肉ってソーセージ位なもので、そういえばあまりアメリカ人が豚肉を食べるイメージは無い気がする。（先入観です）

そんなわけで、コストコでUSAポークが売られていても正直あまり魅力的に感じなかったのですが、初めてコストコでUSAポークを購入したのはUSAポークロースカルビ。これが思っていたよりかなり美味しいものでして、それ以来アメリカ産ポークに対する印象が一気に変わりました。

今回購入したのはUSAポーク　肩ロース焼肉用。あまり見かけない商品だったのですが、いつから販売されるようになったのかしら？使いやすそうなお肉なので、陳列されているのに気がついていれば、もっと早く購入していたと思うのですが。。

広ーい面積のお肉です。真ん中に流れる白い筋が、いかにも肩ロースって感じですね。焼肉用としての販売なので、そこまで厚みがあるお肉ではないのですが、ペラペラというわけではなく、とんかつ用の厚みを半分に切った位の厚さです。

生姜焼きとか、ポークソテー、ピカタなどにちょうど良い感じ。食べやすいサイズにカットして煮込んだりなど、結構色んな用途で使える気がします。

そんなサイズのお肉がぎっしりと詰められており、内容量1,636グラムでした。これで1,440円。

安っ！めっちゃ安っ！ある程度形が整った切り落としでも無いお肉がグラム88円とあまりに安くて心配になり、店員さんに尋ねてみたのですがこの豚肉も製造過程から1度も冷凍されていないお肉とのことでした。

自宅で小分けして冷凍すれば、それがそのお肉にとって初めての冷凍になるとのこと。これだけの量、当然新鮮なうちに食べきれるとは思っていないので、はじめから冷凍保存前提で購入です。

1枚でおよそ120～150グラム位の量です。1人前としては充分だなー。男の人にとっては1枚じゃちょっと足りないかもしれないですが。

お肉の味は、特別に美味しい！というわけではないけど普通に美味しいです。お肉のきめはやや粗い感じはありますが、赤身の中に脂肪がほどよく入っていて旨味があります。比較的脂身が少ないので油を気にする方には良いかも。

火をいれる前は赤身の間にある筋をしっかり切っておく必要があります。また、ちょっと火を入れすぎると硬くなってしまいがちなので、お肉を柔らかくする為の下処理を面倒くさがらず行っておくことをおすすめします。

一般的によく言われているのが玉ねぎや果物のすりおろした液に漬けておくことですが、私は国産さくらどりむね肉でもお話したように、アームアンドハンマーのベーキングソーダを利用し重曹水に漬けたり、重曹を直接刷り込んだりしていることが多いです。

冷凍するお肉は1枚ずつ塩糀を刷り込み、小分けしました。

ブームはすでに過ぎ去っている感じでかなり今更ですが、塩糀いいですよねー。味は美味しいし、めっちゃお肉柔らかくなるんだもの便利だわー。そのまま調味料として使っても良いし、洗い流して他の味を付けても良いですしね。

そんな感じで、使い勝手が良いお肉だったので、思っていたよりも早い時期にあっさり無くなってしまいました。特別に美味しいお肉を期待しなければ、お値段以上の満足感はあると思います。

おすすめ度：★★★