牛豚合挽き肉　赤身80%

牛豚合挽７：３　赤身80%　
購入時価格　69円/100g
ITEM# 90055

豚肉、牛肉に引き続き３つめの巨大ひき肉の塊、牛豚合挽き肉です。めちゃくちゃ大きな塊なので購入するのに躊躇されている方は多いと思います・・・しかし安い！なんと100グラム69円ですよー！

ひき肉ってスーパーでも特売で安くなったりしますが、それでもせいぜいグラム100円少し切るくらいで、なかなかこの価格はありません。お肉をよく食べるご家庭にとっては、とってもありがたい存在なのではないでしょうか。

しかし大きい・・・大きいというか厚みがスゴイ！

そして持ち上げたら見た目通りズッシリです。今回購入したのは正味量1908グラムで価格は1,317円。パッケージによって微妙に重量と価格が異なりますが、おおよそ2キロ前後というところだと思います。

牛豚の合挽きなのですが、表示通り牛肉が70％、豚肉が30％です。また牛肉はオーストラリア、米産、国産のミックスで、豚肉は米産、国産のミックスとのことでした。

ちなみに、コストコで販売されていた牛肉100％のひき肉は赤身率88％だったのに対し、合挽きは赤身率が80％と若干脂もあります。

それでもスーパーで売られているひき肉は、大体赤身率が70％位なので、例えばこのひき肉だけでハンバーグなどを作ったりすると、比較的硬めになってしまいますし、肉汁ジュワ～って感じにはならないので、あっさりした味わいというか、ジューシーという印象では無いと思います。

私は肉々しい味わいが好きなので赤身が強いコストコのひき肉は大好きだし、料理によって刻んだ豚バラやベーコンを練り込んだりと調整しながら使っているので問題ありませんが、もしも肉汁ジュワ～で柔らかいハンバーグが良い方はご注意下さい。

お肉がみっちり詰まって、しっかりとした歯ごたえが出るひき肉もなかなか美味しいですよ。

ただ、他のひき肉もそうですがコストコで販売されているひき肉は解凍品なんですよねー。これがやはり購入を思いとどまらせる要因になると思うんです。他の精肉と違って、コストコのひき肉はすごいドリップの量でいつも驚きます。

一応ひき肉の下にドリップ吸収シートみたいなものが敷いてあるんですけど、家に持ち帰った時点で、もうこれ以上吸いきれないよってほどドリップを吸って重たくなっていて、あまり意味が無いんですよね・・・。

ひき肉を買う時はナイロン袋を持参してひき肉だけしっかり包んでおかないと、クーラーバッグの中で同包した他の商品まで血まみれーなんてこともしばしばです。

いずれにしても、ひき肉は空気に触れる面が多く傷みやすいので、冷凍保存する為にはやはり火を通してから小分けして冷凍するべきです。って言っても、こんな量のひき肉だと大変ですよね。火を通した後しっかり冷まし、小分けして冷凍・・・必要だとわかっていても面倒です。

というわけで、私は解凍品であることを理解しつつも、やはり使い勝手の良さを考慮し生のまま冷凍しています。割合で言えば、2キログラム中の500グラム位は生の状態で冷凍します。

ひき肉はお肉の間に空気が多く含まれているので、保存には気を使います。基本的には持ち帰ってすぐに500グラム分を使いやすいように小分けし、フードシーラーを使って脱気保存です。それでも何日も保管しておくのは心配なので、比較的早く使いきってしまいます。

フードシーラーをお持ちで無い方は、ジップロックなどで薄く馴らし、袋の中に入っている空気をなるべく抜いて保管するようにしたらいいかもしれませんね。この方法で何度かコストコのひき肉を使用していますが、今まで傷ませてしまったことはありません。何れにせよ再冷凍になりますので、この辺りは自己判断でお願いします。

残りのうちの500グラムはその日の料理に使う分と、調理して保管する分です。脂身が多い豚肉やみじん切りした野菜などを練り込んだり、ハンバーグやミートボール、そぼろ状などに調理します。

熱が取れたらすぐには食べない分を小分けして冷凍保存です。特にそぼろにしておくと意外と便利ですよ。炒飯やグラタン、キーマカレーや麻婆系の料理、お野菜の炒め物など、結構色々使えます。ミートボール系はお弁当にも便利ですよね。

そして最後の1キログラム。私はこれでいつもミートソースを大量に作り冷凍しています。というか、コストコのひき肉はミートソースを作るために買っていると言っても過言ではありません。

赤味が多いコストコのひき肉は手作りのミートソースに本当にピッタリなんですよ〜！これはみなさんにも是非試していただきたいです。

カリッカリに炒めた状態でワインやトマトソースを合わせて水分が飛ぶまで長時間煮詰めたミートソースは、もう他所でミートソースなんて食べれん！！ってほどめっちゃくちゃ美味しい！！

大量にあったひき肉も、濃厚なミートソースにしてしまえばフリーザーガロンのジップロックに収まるほどコンパクトになりますからね。保管も簡単ですよ。（レシピにしました！⇒自家製ミートソースの作り方）

ちなみに使用する時は凍った状態でポキポキ折ったものをお湯やパスタの茹で汁などで伸ばして使います。パスタ以外にもグラタンやラザニア、ピタポケットパンの具材にしたり、卵で巻いたり、パンに塗ってチーズを乗せて焼いたりと色んな食べ方ができます。

なので我が家では、この冷凍庫に入ったミートソースが無くなったタイミングで、新たにひき肉を購入するといった感じですね。コストコのひき肉以外では、なかなか一気にひき肉を購入したりしませんので本当に助かっています。

総評として

使いこなすことができれば絶対にお得です。小分けして冷凍とはいえ、2キロ弱のお肉なので結構保管に場所を取りますので、比較的早めに消費してしまえるメニューを考えた方がよいかと思います。（そして個人的にはミートソースが熱烈オススメです。）

消費期限の表示は加工日の翌日までになっていましたが、家庭用として小分けする場合は、持ち帰ったその日、すぐにトレーから取り出して、なるべく早く一気に作業をした方が良いと思われます。

この手間さえ面倒でなければとてもお買い得なのでおすすめです。うちでは無くてはならない食材の１つです。

おすすめ度：★★★★