マン　ヴィントナーズ　Boxワイン

マン　ヴィントナーズ　bin307　5リットル
購入時価格　1,998円

コストコで販売されていた南アメリカ産のボックスワインです。箱入りのワインで中には銀色の袋にたっぷりと赤ワインが詰められています。

箱の側面から注ぎ口を出し、樽からワインを出すような感じでコックを捻ってグラスに注ぎます。

このボックスワイン1箱でなんと5リットル入り。ボトルで言うと6.6本分の量が入っているそうです。一般的なワインのボトルは750ミリリットル入りが主流なので、なるほど6.6本分ですね。

我が家のアルコール消費量と言えば、350ミリリットル缶ビールをグラスで分けあって丁度いいという程度。ワインに至っては最近コストコで安いワインを手にとって少しずつ試している位ですので、まさか5リットルもあるワインなんかお世話になることは無いだろうなと思っていたのですが

たまたま試飲販売されていたところに遭遇し、試飲した時の印象がすごく飲みやすい！まるでジュースみたいとまでは言いませんが、一言で言えば毎日でも飲める赤ワイン。

その日は12月の中旬だったので、今からなら年末年始も控えているし活躍の場も多かろう。人が多くてもこれがあったらお酒が足りない！という事にはまずならないでしょうし、何より安い。安すぎる。

ボトル1本分だとおよそ300円ってことですよー。普通にこの値段でボトル売りされていても、間違いなく地雷だろーって逆に手に取りづらい、ちょっと怖い位のコスパですよね。

購入の決め手となったのは試飲販売していた店員さんの言葉で「冷蔵で保存すれば、開封後も1ヶ月半位は酸化することなく、新鮮なままの状態で飲めますよー」とのこと。

苦手なタイプの赤ワインなどは、ぜっかくボトルを開けても全部飲みきれないということがちょこちょこありまして、1日2日程度ならば風味が変わる程度でまた違った味わいで楽しめたりもしますが、完全に酸化してしまって酸っぱいというか、果実の味が何かも分からなくなってしまい、残念ながら途中でサヨナラしてしまうことも少なくありません。

このボックスワイン（バッグインボックス）という形式は、一度開栓したボトルワインがどんどん酸化していくのとは異なり、コックをひねって注いだワインのみが空気に触れる仕組みになっている為、残ったワインの酸化を限りなく抑えることにより鮮度を維持しているとのこと。

少しずつ頂く我々夫婦にとっては、むしろボトルよりもこちらの方が好都合。1ヶ月半も鮮度が保てるなんて素晴らしいなと購入することにしました。

このワインは、購入後に箱の一部を開封し、注ぎ口を引き出してセットするタイプで初めから注ぎ口が箱にくっついてるというわけではないです。箱の底側に、注ぎ口の出し方の図説がありますのでそれを読みながら正しく取り付けましょう。

注ぎ口の形状的に、先っぽが栓の役割で、蓋を回して栓を抜くのかと思いきや、ワインの注ぎ口はコックの根元辺りでして、ひねったら結構な勢いで出てきましたので、初めて注ぐ方はどうぞお気をつけて。

アルコール分は14%の南アフリカ産の赤ワイン。ぶどうの品種は、比率は書かれていませんでしたが、カベルネソーヴィニヨンとメルローとのことです。タイプはミディアムボディ。

ワインのタイプで言えば、比較的辛口で重めということだったのですが、実際飲んで見たところそんなに重たいって感じではないです。甘いという感じでもないので色んな料理に合いそう。フルーティーな風味があり、赤ワイン独特の渋みが少ないので、赤ワインが苦手な方でも飲みやすいと思いました。

年末、箱ごと実家に持っていき大人たちで少しずつ頂いたのですが、普段赤ワインは苦手でめったに飲まないという義理姉も飲みやすい！とグビグビ飲んでいました。

めっちゃ美味しい！！というわけではないですが、そこそこ美味しい。値段を考えたら全くもって合格点です。一緒に飲んだ旦那氏は、色々コストコで試した赤ワインの中では、ボタルクラ　カベルネソーヴィニヨン　レゼルヴァの次に好きだと言っておりました。

結論としては、買ってよかったです。年末年始を乗り越えてあと半分位は残っていますが残り1ヶ月もあれば問題なく飲みきれると思います。

これだけあったら料理にもガンガン使えますし、飲み終わったら箱を潰して捨てられるので、ボトルのように飲み終わった後の処理も手間じゃなくて良いですね。5リットル入りという量は考えますが、試飲で味が気に入ればかなりお得かなと思います。

コストコの店員さんは、「このワイン、レストランを経営されている方がよく買われていきます。」と言っていました。グラスワインの赤としてよく提供されるワインとのこと。

グラスワインがおよそ1杯100ミリリットルだと考えると、およそ1杯40円って事になるじゃんー。えーそれってなんだかずるいー( ﾟдﾟ )

でも、逆に言うとクオリティ的にはお店でお客さんに提供しても問題ない赤ワイン、ということだと思うとお得感がありますね。少なくとも気取らずに家で楽しむデイリーワインとしては全く問題ありませんし、とにかく量を飲むという方にとっても満足できる商品だと思います。

おすすめ度：★★★