フィンランディア ミュンスター スライスチーズ 907g

FINLANDIA SLICED MUENSTER CHEESE　907グラム
購入時価格 998円

輸入チーズのコーナーで発見したフィンランディアというチーズです。

同じメーカーで他にもいくつかチーズがありましたが、どれも知らないチーズばかりでよくわかりませんでしたので、とりあえず一番価格が安いものを購入することにしてみました。オレンジ色のパッケージのMUENSTER　CHEESEです。

これ何て読むんですかね？家に帰って調べてみたのですが、ムンステールとかムエンスターとかミュンスターとか色々呼び名があるみたいでよくわかりませんでした。

フランスのチーズで、名前は似てるけどスペルが一つ少ないmunster（ミュンスター）という臭いけど美味しいというウォッシュタイプのチーズがあるらしいのですが、これとはまた違うんだろうか？

ビジュアルがめっちゃ派手で、トーストしたパンにこんがり焼いたベーコンと大量のとろけたチーズの写真がすごいインパクトあります。美味しそう！美味しそう！

種類別：ナチュラルチーズ
原材料名：生乳、食塩、アナトー色素
内容量：907グラム
原産国：アメリカ
賞味期限：側面に記載と書いてありましたが、どこに書いてあるかがわかりませんでした。

パッケージはハバティスライスチーズと同じような感じで、1枚ずつスライスされたチーズが2列になってパッキングされていました。

オールナチュラル、グルテンフリー、乳糖フリーとのこと。フィンランドの牧草地で放牧されている乳牛から採れる輸入ミルクを使用したアメリカ産のフィンランドチーズということらしい。

ちなみにフィンランディアというメーカーはValioというフィンランドで最大の酪農事業の子会社とのことでした。

袋はジップ式になっているので、開封後も密閉保存が可能になります。が、カビが生えることがあるらしいので開封後はお早めにお召し上がり下さいと書かれていました。

開けてみた。側面がなんかすごく赤い。そしてシマシマの模様になっています。いかにも色素、って感じの色合いです。植物由来の色素とのことですが、初めて見た時はちょっとビックリしちゃった。

サイズは9.5センチ×10センチと、国内メーカーのスライスチーズとあまり変わらず、またハバティスライスチーズのように、チーズとチーズの間にクッキングシートのような紙が挟まっていました。15枚×2の30枚入り。

なんというか全体的に作りがすごく大雑把な印象ですね。まるで手作業でカットしたんじゃない？ってくらい、チーズの厚みが1枚1枚微妙に違うんですよ。

日本で売られているスライスチーズよりも分厚く、1枚の重さが30グラムほどあります。ちなみに国内スライスチーズは一般的に1枚18グラムなので、フィンランディアチーズは国内チーズの1.5倍ほどのボリュームということになりますね。

また、チーズの間に挟まっているペーパーのサイズが微妙に違ったり、明らかに紙の位置が他と違っていたり、紙が挟まっていない箇所もあったりなんかして。。国産では考えられないほどアバウトな作りがなんとも輸入物って感じです。

パンに乗せてトーストしてみると、黄白色のチーズの焼き色が微妙に赤っぽくなりました。チーズの臭みはほとんどなく、温めるとすぐにトロトロになります。

味について。見た目に反してかなりあっさりとした味です。パッケージの写真からは濃厚でコッテリなイメージだったのですが意外にあっさりしていてビックリ。

塩分はかなり少なめでチーズ独特のクセも少なく食べやすいです。厚みのあるチーズなので焼いた後のモチっとした弾力のある食感とびろびろーんと伸びる感じが楽しいです。

チーズ好きの私にとっては、チーズの食感はしっかり感じられるけど、チーズの味はそんなにしないなぁという印象でした。チーズを食べた時に期待するチーズらしさをあまり感じることがなく、パッケージやチーズそのものの見た目とはかなりギャップがありますね。

私はプロボローンチーズみたいな、くっさー！でも美味しいー！というチーズの方が好みなので、このチーズだけだとちょっと物足りないかも。。

ただ、逆に言えばクセの強いプロボローンチーズやコッテリ濃厚なハバティスライスチーズが苦手という方にはしっくりくる商品なのかもしれません。

臭みもクセも少ないチーズなので、チーズの匂いが苦手な人や子供にはぴったりかも。また、他の素材の邪魔をしないので、料理にチーズの食感やミルキーさをプラスしたい時にちょうど良いチーズだと思いました。

フィンランディアのチーズは他にも種類がありましたので、順番に試してみたいと思います。

おすすめ度：★★★