TVQ「ぐっ！ジョブ」コストコ特集に出演しました。

毎週土曜日のお昼にTVQ九州放送（テレビ東京系列）で放送されている「ぐっ！ジョブ」という番組に出演させていただきましたー！！はっはー事後報告です！

放送日は昨日（2013年6月8日）。「知れば10倍楽しくなる！コストコのデッカいけれど 超！細かい舞台裏」というテーマの30分番組で丸々コストコ特集でした。

放送エリアは福岡県を中心に、北は山口県、南は熊本と四国の一部まで、という地方の番組ではあるのですが、恥ずかしいので「見てねー♪」なんて放送前にはとてもお伝えすることができませんでした。（すみません・・・）

しかし九州の方では放送前にこの番組のテレビCMが結構頻繁に流れていまして、そちらにちらっと赤メガネが映っていた事にお気づきくださった読者様が掲示板に書き込んでくださいましたね。どうもありがとうございます！

正直に言いますと、この番組に出演させて頂いた事そのものも特別記事にする予定は無く、個人的に私のひそかな思い出にしてしまおうなんて思っていたのですが・・・

実際の放送を見てみると、番組の内容が思っていた以上に素晴らしく、私も知らなかった情報が満載で面白かったんです！（イヤ、私が出演したからどーこーというわけではなくてですね^^;）

そこで、この番組を見ることができなかった九州外の方や番組を見逃した方にも、番組の内容を少しだけ紹介させて頂こうと思ったわけです。

「ぐっ！ジョブ」という番組は企業の裏側エピソードだったり、企業努力だったりと普段なかなか明るみにならない所に焦点を当て、九州の企業はこんなに頑張っているんだよー！という事をわかりやすく紹介する経済情報番組になります。

テレビでコストコの特集があると、大抵「安い！」「大きい！」「試食が多い！」みたいな話が中心で、どちらかと言えばユーザー目線の特集が多いのですが、今回は「なぜ安いのか」「どのようにして売上を伸ばしているのか」「どういった商品がお得なのか」という裏側を知ることができて、大変興味深かったです。

閉店した後の深夜、コストコの中の人がどのような作業をしているか、なんて今回の番組を見て初めて知りました。

コストコの商品数は常時4000種類、40万点が置いてあるそうです。商品を大量一括仕入れし、また現金決済していることでメーカー側とも価格交渉がしやすいのだとか。

中でも驚いたのが、コストコの商品は各ジャンルの中で一番の売れ筋商品を厳選して販売しているらしいんですよね。

沢山の種類がある商品にもかかわらず、その中のたった一種類だけしか販売しないというのは、安く仕入れる為に意図的に行なっているコストコの手法らしいです。

例として出ていたのがトロピカーナのパックジュース。コストコでは250ミリリットル入りの紙パックが24本セットで販売してあるのですが、コストコではアップルしか売られていないんですよ。トロピカーナは他にもオレンジやパイナップルなどのフルーツジュースが有名なのですが、アップルジュースが一番売れ筋の商品らしいんですよね。

色んな味を各種陳列するのではなく、一番の売れ筋であるアップルだけを一括仕入れし販売することでコストを下げることができる、ということらしいです。

そう言われると昨日紹介したブルサンのチーズも、色々な種類があるのにコストコで購入できるのはガーリック＆ハーブだけですしね。もしも他の味のものが沢山置かれるのであったら、今よりも高い価格で販売しなければならなくなるのかもしれませんね。

また、コストコのPB商品であるカークランドシグネチャーの商品は、一般市場で販売されている同商品よりもクオリティーが高く、なおかつ同ランクの商品と比較すると40%の割安感があるのだそうです。これは確かにユーザーとしても実感があります。私もKS商品は大好きですし、信頼しています。

その中でも最も割安感がある商品は意外なことにカークランドシグネチャーの補聴器！同クラスの商品だと通常40万円位のものが、コストコでは17万5千円で販売しているらしいです。これはおおよそ60%の割引率ということになります。もともと価格が大きいものだと引かれるお値段も大きいのでお得感がより強いですね。

その他、九州のコストコから全国のコストコで売られるようになった商品も多いらしいです。ピエトロドレッシングとか、八女茶とか、有明海苔とか。・・・しかし、お馴染みのピエトロドレッシングが福岡出身の商品だなんて、この番組を見て初めて知ったなぁ。600ミリリットル入りという特大サイズを購入できるのはコストコだけみたいですので、今度買ってみようかなぁ。

店内に売り場表示が無いコストコならではの販売の工夫もありまして、売れ筋の商品をなるべくメイン通路側へ寄せて販売する為に、毎朝店長さんや各売り場のチーフさんが店内を練り歩き、商品の陳列を考える「フロアウォーク」という作業を行なっているそうです。

前日売れた商品の個数を細かくチェックし、より売れている商品をピックアップして通路側へ並べることで、売れる商品がお客さんの目に入りやすくなるように工夫がされていました。陳列はコストコの生命線！らしいです。

確かに、いつも同じお買い物ルートで歩いているにもかかわらず、細かく商品の陳列が変わっていますもんねー。見ていて飽きなくて楽しいなーとは思っていたのですが、商品の陳列がちょこちょこ変わるのにもちゃんと理由があるんですね。

コストコの仕組みや価格の安さなど、会員に還元できるようにというコストコの企業哲学が根本にあって成り立っているんだなーと改めて思いました。

微力ではありましたが、番組制作にご協力することができて大変光栄でした。テレＱさんどうもありがとうございましたー！

余談ですが、今回の番組には私がいつもお世話になっている精肉担当のおじさんがフィーチャーされていてなんとなく嬉しかったです・・・笑顔が眩しかったなぁ。。