カリフォルニアマンゴー　アメリカ産

CCH citrus　カリフォルニアマンゴー　4個入り
購入時価格　1,280円

緑色のマンゴーを買ってみました。マンゴー大好きなのですが、そういえば今年の夏はまったく食べなかったなーなんて思いまして。代わりにマンゴーネクターにはよくお世話になりましたけどねー。

マンゴーはアップルマンゴーのように果皮が真っ赤なものや、赤と黄色と緑が混じったカラフルなものという印象が強いです。もしくはスーパーで販売されているちょっと安価なペリカンマンゴー？だっけ？黄色くて長細いやつ。

私の認識ではこんな感じなのですが、マンゴーといってもタイ、フィリピン、オーストラリア、メキシコなど産地は様々。日本では沖縄や宮崎が有名ですよね。

贈答品などで使われるような国産はともかく、輸入物のマンゴーはわりと安い価格で販売されていたりもします。ただ・・・アメリカ産のマンゴーというのは個人的には初めてかもしれません。

カリフォルニアマンゴーは、別名グリーンマンゴーともよばれており、主にカリフォルニアで栽培される「キーツ種（ケイト種）」のマンゴーらしいです。日本では、少量ですが沖縄でも生産されているとか。

特徴はなんといってもマンゴーには似つかわしくない果皮のグリーン色。果実はこの色のまま完熟を迎えるとのこと。他のマンゴーよりも旬の時期が遅く、夏の終わりに収穫され、9～11月の秋頃に店頭に並ぶそうです。

4つが1つの箱で販売されていたので、1個320円。果物の価格と思うと決して安い値段ではないですが、輸入物のマンゴーの価格としてみればそこそこ普通かな。

でもこのマンゴー、写真じゃわかりにくいかもしれませんが、1個がめっちゃ大きい！これはスーパーで320円じゃ買えないでしょー！！

片手じゃ全然おさまりきれないほどのサイズでしてね、これは食べごたえがあって良さそう！と思ったのと、このマンゴーが販売されている周辺がとっても甘くて良い香りだったんです。食べたことがないものだったのですが、素直に美味しそう！と思いました。

確かにマンゴーはハズレが怖いですが・・・この大きさなので最悪マンゴープリンを作ったり、凍らせてスムージーにしたりと加工にも使えそうですしね。というわけで購入！

製造元のCCHcitrusというところは、もともとはレモンやオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘系の果物を専門に栽培していたそうです。

以下、マンゴーと一緒に入っていたフライヤーより抜粋

世界的に有名な避寒地カリフォルニア・パームスプリングス。そこに隣接するコチュラバレーがカリフォルニアマンゴーの故郷です。明るい太陽と乾燥した気候。フルーツを育てるのに最適な風土から生まれるマンゴーは、美味しさも格別。とろけるような舌触りと口に広がるリッチな甘さが特徴です。

なんとも美味しそうじゃないですか！家に持ち帰って1個の重さを量ってみると、大きいものでなんと580グラムもあるんですよー！

マンゴーは収穫後も追熟する果物なのですが、カリフォルニアマンゴーは色が変わったりするわけではないので、食べる時期を見極めるのが難しかったです。

説明文には、「手の平で軽く握り、かすかな柔らかさを感じたら食べ頃」と書かれているのですが、軽く握る力加減は人それぞれですよね・・・私の感覚だと購入した時点で「かすかな柔らかさ」は全然あるんですよ。

というわけで試しに一個だけカットしてみたのですが、ちょっと表面が柔らかい程度でまだまだという感じでした。食べられないことはないけど味が薄くてちょっと繊維っぽい。

お値段がお値段だし、まぁこんなものかなーと思いつつもとりあえず追熟させてみることにしました。

常温で放置しておおよそ7日ほど立つと、香りがさらに強くなり、マンゴーの表面が桃を触っているかのような柔らかさになりました。これはもう食べ頃じゃない？ってことで、冷蔵庫へ移し、よーく冷やしてカット。

外のグリーン色からは考えられないほどあざやかな黄色。私の知っているマンゴーはもう少しオレンジ色っぽい気がするのですが、想像していたよりもかなり黄色いです。カットしただけで果汁があふれ出るみずみずしさです。

種の周りは繊維が張り巡らされているのですが、メインの可食部分は本当に繊維が少なく、果実の色味も均一で、いい意味で加工されたマンゴープリンみたいでした。

美味しい！甘くて少し酸味もあって、食感はトロッとしていて、繊維が少ないことで口の中に入れたらやさしくホロホロと身が崩れていき、果汁が口いっぱいに広がります。これはいい！

アップルマンゴーのようにこってり濃厚な甘みっていう感じではないのですが、価格を考えたらこのマンゴーも充分美味しい！何より可食部が多いのでかなり食べ応えがあります。うまくカットできなかった種の周りまでかぶりついてしまいました。

ただ、旦那氏は「好きなマンゴーの味じゃない」と言ってあまり口にはしませんでした。確かにアップルマンゴーの濃い味となめらかな舌触りをベースに考えると、敏感な人には少し物足りないかも？お値段の割には充分なような気がしますけれども。。

しっかり完熟したマンゴーは私とおちびで美味しく頂きましたよ！イガイガする感じも無かったし良かったです。

うちのおちびも大変気に入って食べていたのですが、マンゴーはウルシ科の果実で人によってはアレルギーが出たりする人もいるみたいなので、初めて食べる人は注意してください。

余談ですが・・・マンゴーの種は取り出してお世話してあげたら、芽を出して栽培することができるらしいということを聞きまして、現在おもしろ半分で水栽培をしております。

夏限定のバジルがそろそろ終わりを迎えており、何か新しいものを育ててみたいなーと思っていたので丁度良かった。

繊維質に包まれた種の中身を割って取り出すと、まるで大きくてビジュアルが汚いそら豆のようなマンゴーの種子が入っているんです。現在、薄皮を剥がして水没しない程度に水に付けて観察しています。

さすがに収穫して食べてやるー！とは思っていませんが・・・芽が出てくれるといいなー。

おすすめ度：★★★