エスカルゴ　イン　ガーリックバター

エスカルゴ　ガーリックバター
購入時価格　1,338円

以前から気になっていた、冷凍食品のエスカルゴガーリックバターを購入しましたー！初購入です！ワインのお供として旦那氏が買ってみたい！と手にとった商品です。

エスカルゴと言えばフランス料理として広く認知されているものですが、初めて知った時はどうしても、かたつむりというイメージが強くてですね・・・

小さな頃、学校帰りにブロック塀にはびこるかたつむりを見る度、フランスの人ってこんなの食べるんだー！なんてチャレンジャーなんだろう(´ж｀;)と考えていたものです。

でも、興味はあったんですよ。エスカルゴはフランス料理でもわりとメジャーな料理みたいなのできっと美味しいんだろうなぁと。

しかし、エスカルゴってなかなか食べる機会もないですよね。なんだか高級なフランス料理店とかでしか食べられないイメージがありますし。

もし仮にメニューの中で発見できたとしても、どんな味かを知らないのできっと注文する勇気もないだろうなぁ・・・なので、コストコで販売されていたこちらの商品も気にはなりつつも手に取ろうとはせず・・・という感じでした。

そんなわけで今回初めて手にとったエスカルゴだったのですが、よく考えたらエスカルゴって素材だけの認識で、実際にどんな食べ方をするものなのかよく知らなかったんですよね。

この商品はすでに味付け済みの商品で、冷凍された状態のままオーブンで焼くだけで食べられるというお手軽なものだったので、初めて挑戦するものとしては丁度良かったのかもー？と後で思ったりしました。

（冷凍食品）
名称：エスカルゴ
原材料名：エスカルゴ、バター、ガーリック、パセリ、食塩、赤とうがらし
内容量：24個（殻抜き250g）
賞味期限：購入時より1年半
保存方法：-18℃以下で保存して下さい。
凍結前加熱の有無：加熱してありません。
加熱調理の必要性：加熱してお召し上がりください。
原産国名：フランス

はい、こちらが開封した状態。アルミのケースに直径3～4cmほどのエスカルゴがゴロッと12匹いらっしゃいまして、2ケース重ねて入れられていますので、計24個。1個55.7円です。

殻の感じを見ていると確かに、ちょっと大きめのかたつむりって雰囲気なんですよね。余計な先入観のおかげで今のところは全然美味しそう！とは思えない( ﾟдﾟ)

エスカルゴの食べ方としては、加熱した身にパセリとニンニクのみじん切りを練り込んだバターソースに絡めて食べる「エスカルゴバター」という料理が最も一般的らしく、今回の商品はまさにその食べ方のようです。

殻の口の部分がたっぷりと香味バターで覆われている為中身がどういう状態になっているのかはわかりません。

ただ、一般的なエスカルゴバターは、殻から取り出し内蔵等を除去して、可食部のみを殻に戻して作るらしいので、本当にこのケースのまま加熱するだけで良いみたいです。これならばエスカルゴの食べ方を知らない私でも失敗のしようがないので助かる！

調理方法は、このまま解凍せず、アルミのトレイを取り出してバターの部分を上に向け、オーブントースターで焼くだけ。210℃に設定し、8～10分温めた後、小さなフォークやつまようじ等でエスカルゴを殻から取り出し、フランスパン等といっしょにいただく、という流れになります。簡単ですね。

冷凍フランスパンもありましたので、一緒にトースターで焼いて調理することにしました。

焼けたー完成！殻の中に入っていたバターがしっかり溶けて液状となり、トースターから出したての状態だとブクブクしており、若干貝の縁の部分に焦げ目が見えます。

ガーリックとバターの香ばしい香りがキッチンを包み、いよいよ実食！乱暴に扱うと殻のなかからスープが出てしまうのでこのままそーっとテーブルへ。

なんでしょうね、エスカルゴの殻の模様が見えていないこの状態だと、見ようによってはサザエとかつぶ貝みたいな、貝類の雰囲気ありますよね。こうやって調理しているとなんとなくサザエの壺焼っぽく見えなくもないし。

ちなみにカタツムリ（蝸牛）をウィキペディアで調べた所、「陸に棲む巻貝の通称」って出るんですよ。ホラ、貝じゃん。私、貝類のお刺身とか、バター炒めとか大好きじゃん。かたつむりっていうと色々想像してちょっとアレなのですが、エスカルゴという名の貝と思えばなかなかに美味しそうにも思える不思議。。

中身を爪楊枝でほじくり出したらこんな感じです・・・と言っても、パセリの色でよくわかんないですよね。全体的に黒っぽい身をしていて、サザエやつぶ貝等と比べると、殻の大きさに対する可食部分がすごく小さい感じがします。

実際に食べてみた感想は・・・ガーリックバターの味！！（どーん！）

いやスミマセン、しっかり味わって食べたはずなのですが、ガーリックバターのこってりとした風味が強く、肝心のエスカルゴそのものの味はよくわからず、といった感じです。

ただ食感はやはりサザエ等と同じようなプリッコリッとした食感です。海に生息する貝ではないので、磯臭さみたいなものは一切ありませんが、後口にわずかな苦味があるような気がします。

時々、少しジャリッとした食感のものもあるんですよ。海で育たないエスカルゴなので砂が入っているとは思いませんが、殻が焦げて入ったりしたのかなぁ？何なんだろ。

身を食べ終わった後の殻の中には、ガーリックバターが残っていたので、こちらをカリッと焼いたフランスパンに染み込ませながらいただきました。

これがまぁ美味しかったのですー！味はやはりガーリックバターなのですが、殻の縁に付いている部分のちょっとコゲてるところがまた香ばしくて良い感じ！

このソースが染み込んだパンだけでワイン1本位は存分に楽しめそうな勢いでした。個人的にはエスカルゴの身そのものより、むしろこっちがメインなんじゃ？と思わせるほど。。

総評として

初めて食べたエスカルゴだったのですが、未だエスカルゴ自体がどんな味のものなのかハッキリ分からず、といった感じでした。決して美味しくないわけではないのですが、どんな味なのかを思い出そうとするとやはりガーリックバターの味です。

私の中ではエスカルゴの要素はほとんど「食感」だけで、その「食感」と「ガーリックバターの風味」を味わう料理といった印象でした・・・どうなんだろ？

エスカルゴって一般的にこんな感じなんですかね？なんせ他にエスカルゴの味を知らないので、比較ができず、なんだかもやっとした感想になってしまいます。。

ただ初めて食べてみて特別苦手、という感じではないということがわかっただけでも良かったなぁと思いました。カタツムリというか、やっぱり貝類ですよ。まるっと貝の食感でしたもん。

次はどこかのお店で注文して食べてみたいですね。

おすすめ度：★★★