北海じゃがバター

丸和油脂　北海じゃがバター
購入時価格　598円

コストコではホテルマーガリンや和風たまねぎドレッシングでおなじみの丸和油脂さんの商品、北海じゃがバターを購入しました！

北海道産の男爵いもに北海道産バターを入れたものが真空パックされている商品です。

こちらのメーカーは主に油脂加工品を取り扱っている会社なのですが、「北海道物産品」というカテゴリーの商品もあるんですよね。製造工場が北海道だからかな？以前、もちもちじゃがまんという冷凍食品を購入したのですが、そちらも同じ丸和油脂さんの北海道物産品シリーズでした。

この商品は、常温で置かれている野菜売り場で、キロ売りのたまねぎやらじゃがいもやらが山積みになっている側に同じように山積みで置かれている商品なんですよ。

生の野菜の中にこのような加工品が一緒に並んでいるのはなんだかシュールだなと以前から気になっていたんです。

野菜類はよく季節ごとに取り扱いの商品が変わって、コストコの売り場も雰囲気が変わったりするのですが、この商品は通年取り扱われている印象で、置かれている場所もいつも同じ場所だったりするのでかえって目立っていまして(^^)

とはいえ、じゃがバターは普通にじゃがいもとバターで作れるものなので、わざわざ加工品を購入するほど食べるのに手間な料理じゃないなーと思い、今まではスルーしていたのですが、たまたま見かけた時の価格が598円で、特にストアークーポンなどというわけではなかったみたいなのですが、いつもより安い？と思い、試しに購入することにしました。

4個入りが一袋になっていて、そちらが3袋セットになっています。1袋199円ですね。

名称：バター入りゆでじゃがいも
原材料名：男爵いも（北海道産・遺伝子組換えでない）、バター（北海道産）、食塩
内容量：4個入り×3袋
賞味期限：購入時より2週間後
保存方法：直射日光、高温多湿を避けて保存してください。
※本品はうす塩で味付けをしてありますので、料理の付け合わせにも最適です。また、フライドポテトやポテトドッグ風にしても、北海道の味覚をそのまま味わっていただけます。お好みに合わせてお召し上がりください。

中身を1袋取り出したらこんな感じです。4個のじゃがいもが1袋に入れられ真空パックになっていました。1袋の重量はおおよそ350gでじゃがいもそのものは直径4～5cmほどの丸っとした普通サイズの男爵いもです。計算上ではじゃがいも1個50円くらい。

じゃがいもの皮は剥かれずそのままになっており、特に表面に切れ目等がいれられているような様子はありません。中心部分にバターが入っていて、一緒にパッキングされることでじゃがいも全体がバターでコーティングされている感じですね。

しかし、こういう商品にしては思っていたより賞味期限が短かったなぁ・・・もしかして安かったのはそれが理由かも？

食べ方についてはパッケージに調理方法が書かれていたのですが、なんとこの商品、袋から取り出してそのままでも食べることができるみたいなんですよ。ただ、温めた方が一層おいしいとのことだったので、今回は書かれている通りに調理します。

調理方法は2種類。袋の一部に穴をあけて電子レンジで2分温める方法と、袋のまま熱湯に入れて湯煎で温める方法です。じゃがバターと言えばやっぱり熱々ホッカホカをハフハフ食べたいと思ったので、今回は湯煎でグツグツ温めました。

完成ー！

私にとってじゃがバターは、自分で作って食べるというよりはお祭り屋台とかで食べるものでして、なんとなくホクホク系のものを想像していたのですが、これはなんだか私が知っているじゃがバターとは違うなぁ。真ん中を割ってみると切り口が全体的に茶色っぽいです。

袋から出してみてもやっぱり切れ込み等が入っているわけではないのですが、しっかりとバターが中の方まで浸透しているということでしょうか？

実際に食べてみたところ、やはり見た目通りホクホクといった感じではないです。全体的にしっとりしていて皮まで柔らかく、茹でたじゃがいもという感じですね。

味の方は自然で素朴な、原材料そのものといった味でした。砂糖などが使われているわけではないのですが、どこか甘味を感じるじゃがいもです。

しかし、バターの味や風味は弱く、普通の茹でたジャガイモをそのまま食べているみたいです。注意書きにも書いてあったように味も極々うすい塩味でしたね。

油分塩分のとり過ぎはよくありませんが、じゃがバターとして食べるには塩もバターも足して食べたい感じですね。このまま食べるには、いろいろと物足りない気分になります。

ただ、原材料は極々シンプルなもので安心だし、小さな子供にはこのまま薄味でちょうど良いのかも？と思って食べさせてみたのですが、おちびにとってはどーも食感があまりお気に召さなったようで、好んでは食べてくれなかったんですよねー。

なのでこのまま軽く潰して細かく切ったキュウリとハムを混ぜ込んで、マヨネーズで和えたポテトサラダにしてみたところ、こちらは喜んで食べてくれました。

なのでうちでは、じゃがバターよりこうやって料理で活用した方が良いかも？柔らかく火を通してあるから調理もしやすいし・・・と思ったりもしたのですが、せっかくじゃがバターとして作られているものをそうやって使うのってなんだか勿体ないような。。

総評として

北海道男爵いもそのものは美味しかった！でも、じゃがバターとしては色々物足りない感じです。まぁ塩もバターも家に必ずあるものなので、足して食べれば良いだけなんですけれども。。

用途としては、料理の付け合わせや、あと一品なにか欲しい！という時のおかずだったり、小腹がすいた時のおやつ代わりというところかな。賞味期限の問題がクリアできれば、温めなくても食べられるという点で非常食にもなりそうなのですが。。

じゃがバターとしての利点ではないのですが、火が通った状態で真空パックされているという点で、普通にじゃがいもを使う料理に活用すると便利そうです。1パック使えば、家族3人で食べるポテトサラダとしてもかなりの量になりますしね。

でも、やっぱり普通にじゃがいもとして使うのはちょっと勿体ない気がするな。。私の中ではじゃがバターと言えばホクホクじゃがいもという認識だからちょっと違う感じでした。

塩気はともかく、もう少しバターの風味があれば良かったのになーというのが正直な感想です。

おすすめ度：★★